カタカムナ80首

カタカムナ37首を読み解く #2 太陽の躰より派生する用(はたら)き

カタカムナ37首を読み解く

 

中心図象ヤタノカカミ

カム ナカラ   アメノ クヒサ モチ カタ カムナ

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

モ・・・火中の水の靈也。潤水也 、舫(もやう)也、塊也、亦(また)也、者也、累(かさなる)也、与也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

 

カム ナカラ ・・・日が昇り 日が地上に沈めば夜となり 日と地球は和み 日の用(はたら)きの影響は世界に様々な現象を引き起こす。

アメノ・・・天之御中主の、めぐりの輪の穴から回る水は動き

クヒサ・・・陽(ヒ)の用(はたら)は必ず地上の水に與み、形態を変容させ 水昇り進みてさきわかれ

モチ・・・地上の隅々まで潤う水は 生命の種となり、今百千に及ぶ。

カタ カムナ ・・・陽(ひ)が昇り 水火連なり、水は変容しながら循環し 一滴の灵(タマ)、さきわかれて天地万物と広がり 地上が潤い 日水の和したる形となる。

 

クニノ クヒサ モチ オキ ミツコ サキ

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

モ・・・火中の水の靈也。潤水也 、舫(もやう)也、塊也、亦(また)也、者也、累(かさなる)也、与也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

クニノ・・天の日、地球の水に與み水火の凝ることで、雲霧霜露雨海と変容し

クヒサ・・・陽(ヒ)の用(はたら)は必ず地上の水に與み、形態を変容させ 水昇り進みてさきわかれ

モチ・・・地上の隅々まで潤う水は 生命の種となり、今百千に及ぶ。

オキ ミツコ サキ ・・・水と日すでに凝りて、浮かび出るいき 発生し 水には連なり、つづきて秀でるの用(はたら)きあり 渦巻きひそまりより出る 草木の躰(タイ)に火水のいき二つこるがゆえに、香(にお)い放つ水火凝りて、浮かび出る天地の氣(イキ)。

カセ シナツ ヒコ  キノ クク ノチ

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

セ・・・水中の火の靈也。与(くむ)也 、助也、瀬也、背也、偽也、甲也。

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

カセ シナツ ヒコ・・・天地の氣(イキ)、搦み回りて、うき動く風も 動くものは水にして、動かしむるものは火なり。 陽により水がうき動き風となり、風の水が切れずに、與み搦みて列なり続ける

キノ クク ノチ ・・・水火の凝りの氣(イキ)がめぐり 陽の氣、大気に降り與み 万物を動かし出し 回る水は動きて離れずに 一より百千に天地の氣(イキ)、搦み回りて、うき動く。

 

イヤ ミソキ ミチ  オホ ヤマ ツミ

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

ソ・・・火水の靈也。形の無也、遅也、揃也、塩也、白也、底也、背也、始也、山也、磯也、所也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。

ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

イヤ ミソキ ミチ・・・空中の水の風は 日の為に動かされて吹き出たかと思えば止み、止んだかと思えば吹きだす 真の火(日光)に動かされて、水用(はたら)きなして風となり 火(日光)の為に水昇りて、地に有ては水火(塩シホ)となり 天に有ては星(ホシ)と云う。時に、水の為に火、光をなす。故に、天に有ては、又シホと云う。時に、火の為に水形をなす。故に、地に有りて、シホと云う。この地中に生する物は、海水に限らず、皆シホ也。 火水二つ與み塊されば、天地の氣(イキ)形顕す 天地の父母より氣(イキ)生するもの 一より百千に天地の氣(イキ)搦み回りて、うき動く。

オホ ヤマ ツミ・・・地上に起こる あらゆる現象を産出し 文(あや)なし 搦み與み回り 列なり続く

カヤヌ ヒメ ツチ イヤ ミソキ

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

ヌ・・・火水の靈也。黒也、暗也、終也、潤也、緯(ぬき)也、出入の息の間に位する◯也。 

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

ソ・・・火水の靈也。形の無也、遅也、揃也、塩也、白也、底也、背也、始也、山也、磯也、所也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

カヤヌ ヒメ・・・太陽の躰より派生する用(はたら)きの作用は 火かと思えば水、水と思えば 火と定めて火でもなく、水にも定まらず、ひらひらとするゆえに くみ舫て文(あや)分からぬようになり 天は空躰の穴なるが故に、万物を生み、よく物を動かす活用があり いよいよ舫い回る

ツチ イヤ ミソキ・・・ 万物を生する 空中の水の風は 日の為に動かされて吹き出たかと思えば止み、止んだかと思えば吹きだす 真の火(日光)に動かされて、水用(はたら)きなして風となり 火(日光)の為に水昇りて、地に有ては水火(塩シホ)となり 天に有ては星(ホシ)と云う。時に、水の為に火、光をなす。故に、天に有ては、又シホと云う。時に、火の為に水形をなす。故に、地に有りて、シホと云う。この地中に生する物は、海水に限らず、皆シホ也。 火水二つ與み塊されば、天地の氣(イキ)形顕す。

 

37首の解説

カム ナカラ ・・・日が昇り 日が地上に沈めば夜となり 日と地球は和み 日の用(はたら)きの影響は世界に様々な現象を引き起こす。

アメノ・・・天之御中主の、めぐりの輪の穴から回る水は動き

クヒサ・・・陽(ヒ)の用(はたら)は必ず地上の水に與み、形態を変容させ 水昇り進みてさきわかれ

モチ・・・地上の隅々まで潤う水は 生命の種となり、今百千に及ぶ。

カタ カムナ ・・・陽(ひ)が昇り 水火連なり、水は変容しながら循環し 一滴の灵(タマ)、さきわかれて天地万物と広がり 地上が潤い 日水の和したる形となる。

クニノ・・天の日、地球の水に與み水火の凝ることで、雲霧霜露雨海と変容し

クヒサ・・・陽(ヒ)の用(はたら)は必ず地上の水に與み、形態を変容させ 水昇り進みてさきわかれ

モチ・・・地上の隅々まで潤う水は 生命の種となり、今百千に及ぶ。

オキ ミツコ サキ ・・・水と日すでに凝りて、浮かび出るいき 発生し 水には連なり、つづきて秀でるの用(はたら)きあり 渦巻きひそまりより出る 草木の躰(タイ)に火水のいき二つこるがゆえに、香(にお)い放つ水火凝りて、浮かび出る天地の氣(イキ)。

カセ シナツ ヒコ・・・天地の氣(イキ)、搦み回りて、うき動く風も 動くものは水にして、動かしむるものは火なり。 陽により水がうき動き風となり、風の水が切れずに、與み搦みて列なり続ける

キノ クク ノチ ・・・水火の凝りの氣(イキ)がめぐり 陽の氣、大気に降り與み 万物を動かし出し 回る水は動きて離れずに 一より百千に天地の氣(イキ)、搦み回りて、うき動く。

イヤ ミソキ ミチ・・・空中の水の風は 日の為に動かされて吹き出たかと思えば止み、止んだかと思えば吹きだす 真の火(日光)に動かされて、水用(はたら)きなして風となり 火(日光)の為に水昇りて、地に有ては水火(塩シホ)となり 天に有ては星(ホシ)と云う。時に、水の為に火、光をなす。故に、天に有ては、又シホと云う。時に、火の為に水形をなす。故に、地に有りて、シホと云う。この地中に生する物は、海水に限らず、皆シホ也。 火水二つ與み塊されば、天地の氣(イキ)形顕す 天地の父母より氣(イキ)生するもの 一より百千に天地の氣(イキ)搦み回りて、うき動く。

オホ ヤマ ツミ・・・地上に起こる あらゆる現象を産出し 文(あや)なし 搦み與み回り 列なり続く

カヤヌ ヒメ・・・太陽の躰より派生する用(はたら)きの作用は 火かと思えば水、水と思えば 火と定めて火でもなく、水にも定まらず、ひらひらとするゆえに くみ舫て文(あや)分からぬようになり 天は空躰の穴なるが故に、万物を生み、よく物を動かす活用があり いよいよ舫い回る

ツチ イヤ ミソキ・・・ 万物を生する 空中の水の風は 日の為に動かされて吹き出たかと思えば止み、止んだかと思えば吹きだす 真の火(日光)に動かされて、水用(はたら)きなして風となり 火(日光)の為に水昇りて、地に有ては水火(塩シホ)となり 天に有ては星(ホシ)と云う。時に、水の為に火、光をなす。故に、天に有ては、又シホと云う。時に、火の為に水形をなす。故に、地に有りて、シホと云う。この地中に生する物は、海水に限らず、皆シホ也。 火水二つ與み塊されば、天地の氣(イキ)形顕す。

解説

日が昇り 日が地上に沈めば夜となり 日と地球は和み 日の用(はたら)きの影響は世界に様々な現象を引き起こす。

天之御中主の、めぐりの輪の穴から回る水は動き

陽(ヒ)の用(はたら)は必ず地上の水に與み、形態を変容させ 水昇り進みてさきわかれ

地上の隅々まで潤う水は 生命の種となり、今百千に及ぶ。

陽(ひ)が昇り 水火連なり、水は変容しながら循環し 一滴の灵(タマ)、さきわかれて天地万物と広がり 地上が潤い 日水の和したる形となる。

天の日、地球の水に與み水火の凝ることで、雲霧霜露雨海と変容し

陽(ヒ)の用(はたら)は必ず地上の水に與み、形態を変容させ 水昇り進みてさきわかれ地上の隅々まで潤う水は 生命の種となり、今百千に及ぶ。

水と日すでに凝りて、浮かび出るいき 発生し 水には連なり、つづきて秀でるの用(はたら)きあり 渦巻きひそまりより出る 草木の躰(タイ)に火水のいき二つこるがゆえに、香(にお)い放つ水火凝りて、浮かび出る天地の氣(イキ)。

天地の氣(イキ)、搦み回りて、うき動く風も 動くものは水にして、動かしむるものは火なり。 陽により水がうき動き風となり、風の水が切れずに、與み搦みて列なり続ける

水火の凝りの氣(イキ)がめぐり 陽の氣、大気に降り與み 万物を動かし出し 回る水は動きて離れずに 一より百千に天地の氣(イキ)、搦み回りて、うき動く。

空中の水の風は 日の為に動かされて吹き出たかと思えば止み、止んだかと思えば吹きだす 真の火(日光)に動かされて、水用(はたら)きなして風となり 火(日光)の為に水昇りて、地に有ては水火(塩シホ)となり 天に有ては星(ホシ)と云う。時に、水の為に火、光をなす。故に、天に有ては、又シホと云う。時に、火の為に水形をなす。故に、地に有りて、シホと云う。この地中に生する物は、海水に限らず、皆シホ也。 火水二つ與み塊されば、天地の氣(イキ)形顕す 天地の父母より氣(イキ)生するもの 一より百千に天地の氣(イキ)搦み回りて、うき動く。

地上に起こる あらゆる現象を産出し 文(あや)なし 搦み與み回り 列なり続く

太陽の躰より派生する用(はたら)きの作用は 火かと思えば水、水と思えば 火と定めて火でもなく、水にも定まらず、ひらひらとするゆえに くみ舫て文(あや)分からぬようになり 天は空躰の穴なるが故に、万物を生み、よく物を動かす活用があり いよいよ舫い回る

万物を生する 空中の水の風は 日の為に動かされて吹き出たかと思えば止み、止んだかと思えば吹きだす 真の火(日光)に動かされて、水用(はたら)きなして風となり 火(日光)の為に水昇りて、地に有ては水火(塩シホ)となり 天に有ては星(ホシ)と云う。時に、水の為に火、光をなす。故に、天に有ては、又シホと云う。時に、火の為に水形をなす。故に、地に有りて、シホと云う。この地中に生する物は、海水に限らず、皆シホ也。 火水二つ與み塊されば、天地の氣(イキ)形顕す。

 

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猿田彦
YouTube猿田彦TV運営 縄文カタカムナ文化塾を運営。 楢崎皐月、宇野多美恵からカタカムナを継承した天野成美のもとでカタカムナを深め、独自に言霊を研究。出口王任三郎、岡本天明も師事していた水穂伝、布斗麻邇御靈(フトマニノミタマ)、稲荷古伝を研究しカタカムナを言霊から独自の解読で読み解いている。
天岩戸神社 坤(ひつじさる)の金神 奉納会
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