カタカムナ80首

カタカムナ40首を読み解く 神人合一  #2

カタカムナ40首を読み解く

 

 

中心図象ヤタノカカミ

カム ナカラ  トヨ ウケ ヒメヌ  イカ ツチ ヒヒキ

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

ヨ・・・水火の靈也。与也、女男の契也、淀也、齢也、下知也。

ウ・・・空中の水の靈也。浮き昇る也、動也、生也、暗也。

ケ・・・影の火の靈也。差別(けじめ)也 、正也、香也、器也、五穀也、家也、朝より暮に至る義也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ヌ・・・火水の靈也。黒也、暗也、終也、潤也、緯(ぬき)也、出入の息の間に位する◯也。 

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ヌ・・・火水の靈也。黒也、暗也、終也、潤也、緯(ぬき)也、出入の息の間に位する◯也。 

カム ナカラ ・・・日が昇り 日が地上に沈めば夜となり 日と地球は和み 日の用(はたら)きの影響は世界に様々な現象を引き起こす。

トヨ ウケ ヒメヌ・・・與み與みて 生まれ異なる 天之御中主の正火のゝ からめくりめくり吹き開いて出るメカヱは 火水與み舫い、文わからぬようになり

イカ ツチ ヒヒキ・・・日の為に動かされ別れ 列なり続け一より百千に及ぶ 天之御中主のゝと天之御中主のめぐりの輪◯の穴 の水火凝りて浮かび出るいき。

 

マノ ネ カタ カムナ イハ サク ネサク

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

ネ・・・火水の靈也。水火の根也、母の靈也、土也、鎮也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ネ・・・火水の靈也。水火の根也、母の靈也、土也、鎮也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

マノ ネ ・・・天之御中主のゝと天之御中主のめぐりの輪◯の穴は向かい合い その二つ離れずして、又一つに搦み與み 万物を産出する本となり、天之御中主の神であり森羅万象の母也。

カタ カムナ・・・現象は躰より別れたる用(はたら)きの影 種子の一より百千をなし 物を分かち 火水與み究りて、その形を本源に隠し和す。

イハ サク ネサク・・・命を地上に開き始め 種々に割き分け 万物を生むはたらきをなす 

天之御中主の神 森羅万象の母は 割き分け 万物を生むはたらきをなす

 

イハ ツツヲ  マリ ツラ ネ

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ヲ・・・水火の靈也。縦也、賤也、男也、終也、折也、居也、小也、少也、苧也、低也。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。 ※リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。

ネ・・・火水の靈也。水火の根也、母の靈也、土也、鎮也。

 

イハ ツツヲ・・・命を地上に開き始め 列なり列なり続けるうちに 小さく少なくなってゆく

マリ ツラ ネ ・・・めぐりめくる循環し 列なり降らせる 万物を生する天之御中主

 

ミカヒ ハヤ ヒヌ

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

ヌ・・・火水の靈也。黒也、暗也、終也、潤也、緯(ぬき)也、出入の息の間に位する◯也。 

ミカヒ・・・そのゝの一滴 の躰より別れたる用(はたら)きの影が天を回る魂となり

ハヤ ヒヌ・・・地をつかさどり、この世に生を開く初めとなり あやなし円かに すべて穴より生して、穴の中に住す。死してまた、穴の中に入り天之御中主の根に舫て文(あや)分からぬようになる。 

タケ イカ ツチ タケ フツ ノ ムスヒ

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

ケ・・・影の火の靈也。差別(けじめ)也 、正也、香也、器也、五穀也、家也、朝より暮に至る義也。

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

ケ・・・影の火の靈也。差別(けじめ)也 、正也、香也、器也、五穀也、家也、朝より暮に至る義也。

フ・・・正火の靈也。火水の両を宰る也、経(ふる)也、含也、太也、吹也、覆也、語の下にウにひびくものはこのフに移りて書く也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ス・・・水中の火の靈也。澄也、洲也、直也、鳥也、穴也、差別也、黒也、文(かざり)なき也、一(すいち)也、住也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

タケ イカ ツチ ・・・タマシイは異なる 命を搦み 生み出した

タケ フツ ノ ムスヒ・・・タマシイは異なる 脹れ連なる 回る水を 火に水與みて、スイチに睦む                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

 

 

 

40首の解説

カム ナカラ ・・・

この世の人は、これ正き躰に非ず。人は用(はたらき)なるが故に、輝く火の灵(神)の影であり、水(人)は、火(神)の中に凝るなり。 

神の世と人の世は表裏一体にて 神の用(はたらき)の影響は人に様々な現象を引き起こす。

 

トヨ ウケ ヒメヌ・・・神と人がみくむ世の中は 生まれは異なるが どちらとも天之御中主の正火のゝ から吹き開いて出たメカヱ也。 神と人は舫いくみ、一体となる。

イカ ツチ ヒヒキ・・・この世の動きは、神の世の為に動かされ顕現し ゆえに 天の神の火 人に降るに依りて、万物を動かし出し 神と人の水火凝りてこの世の動きに投影させる。

マノ ネ ・・・神の世と人の世は向かい合い その二つ離れずして、又一つに搦み與み 万物を産出する本(モト)となり、森羅万象の創造主となる。

カタ カムナ・・・形無きの火(形なき神)、水(肉体のある人)に搦むが故に、この世に動きを興し 万物の種子をつかさどり、一は百千の数をなし 火(神)水(人)與み究りて、輝く火の灵(神のはたらき)の影であり、水(人)は、火(神のはたらき)の中に凝り表裏一体と連動する。

イハ サク ネサク・・・この世の動きは、神の世の為に動かされ顕現し 地上に反映し 種々に割き分かれ  火(神)の用(はたらき)にして、必ず水(人)に與む。

天之御中主神の万物の創造主は 割き分かれ 万物を生むはたらきをなす

イハ ツツヲ・・・この世の動きは、神の世の為に動かされ顕現し 地上に反映し 列なり 潜まりより現れ 人の世が末期に至ると、枝葉枯れてちりじりに乱れる也。

マリ ツラ ネ ・・・神と人は仕切りしきりと向かい対し 人の行い正しからざるようになる時は、天地の理にかなわず 信義を失えば、鳥獣に同じくして、人に非る。 

神界の動きにより人の世は渦巻き 人はもと澄めるものなれども、人が地上の物質と交わるゆえに、人の澄めるを失い濁る。

根は息の根にして、物を生むがゆえに、その生まれたる万物、また本(モト)の根に入る。これを鎮まるという。

水火(イキ)の根にして、神の灵、人の灵にかつときは、うかみおこり、ついに人の魂は本(モト)に返される。

魂は天之御中主より出て、また天之御中主にかえると云う。出るも入るも、皆根なり。ゆえに、おこらしむるも根なり。又、鎮めるも根なり。

ミカヒ・・・神の火、人の水と連なり、結び、凝りて、秀でるなり。形なきの神の火、人に搦むがゆえに、この世を動かす その空躰たる真の火の神、万物を興し、動かし、はたらきの用を備えるゆえに、これ無にして有なり。

ハヤ ヒヌ・・・世開けの芽かひを開くの初め 神と人あやなし 神人合一天之御中主のゝとなり 與み塊まりて、あや分からぬ也。

タケ イカ ツチ ・・・神が人に宿り 正火(神)は躰にして、輝くものにあらず。輝く火は用(はたらき)にして、火(神)の影也。その火の影(神の働き)は、人を選び分けるはたらき有。燈火の光の、物を見分けるが如し。

人の行いは、神の為に動かされ顕現し ゆえに 天の神の火 降るに依りて、万物を動かし出す。

タケ フツ ノ ムスヒ・・・神が人に宿り 人は正き行いを知り 開くべき理を開き列なり続け 離れずに神の器となり また一つに搦み與み結ばれる。

 

 

 

ABOUT ME
猿田彦
YouTube猿田彦TV運営 縄文カタカムナ文化塾を運営。 楢崎皐月、宇野多美恵からカタカムナを継承した天野成美のもとでカタカムナを深め、独自に言霊を研究。出口王任三郎、岡本天明も師事していた水穂伝、布斗麻邇御靈(フトマニノミタマ)、稲荷古伝を研究しカタカムナを言霊から独自の解読で読み解いている。
天岩戸神社 坤(ひつじさる)の金神 奉納会
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