カタカムナ80首

カタカムナ12首を読み解く 躰、心、魂の形が具現化し運命を定めてゆく。

カタカムナ12首を読み解く

中心図象 ヤタノカカミ 生命の発生原理

シヒ ハタ シヒ フミ カムミ アキ タマ ト アウ

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

フ・・・正火の靈也。火水の両を宰る也、経(ふる)也、含也、太也、吹也、覆也、語の下にウにひびくものはこのフに移りて書く也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

ウ・・・空中の水の靈也。浮き昇る也、動也、生也、暗也。

大意

シヒ・・・始まりの息息の原(モト)。

ハタ・・・ハとハの両のこと、タは手なり。左右の手を合わせる如くに、少しも違わぬこと。

フミ・・・火水両つ水。

カムミ・・・搦み睦み三つ巴の回るが如く渦巻く

アキ・・・天地の氣。

タマ・・・靈(たま)

ト・・・與む

アウ・・・天地を回り、浮き回り生まれる

解説

始まりの吸う息のモトと吐く息は少しも違わずに、二つ揃って搦み睦み渦巻き、天地を廻る氣の靈が與み天地を回り生まれる。

 

カムミ カタ カムナ ノ

 

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
 

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

 

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

大意

カムミ・・・搦み睦み三つ巴の回るが如く渦巻く。

カタ・・・搦む靈(タマ)火水のイキ

カムナ・・・搦み渦巻き與みあう

ノ・・・割分くる

 

解説

搦み睦み渦巻き、搦みあう火水のイキが搦み渦巻き與みあい割分くる

ミソテ ホト アオ ココロ

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

ソ・・・火水の靈也。形の無也、遅也、揃也、塩也、白也、底也、背也、始也、山也、磯也、所也。

テ・・・水火の靈也。右左也、掌(たなごころ)也、風也、人也、発也、児の靈也。

ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、ヽ(ほし)也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。

コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

ロ・・・濁水の靈也。大濁の塊也 、ラリルレの四音はこの一音に凝塊也。故にこの四音に代りてなすことある也。

大意

ミソテ・・・正中から出て起こる

ホト・・・陰門、男子一滴の凝りを與む所

アオ・・・物の起こる

ココロ・・・凝る火と水

 

解説

母体の陰門から出産される時、ヒトの心がはじまる。

アカ クスへ アカ ミコト

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ス・・・水中の火の靈也。澄也、洲也、直也、鳥也、穴也、差別也、黒也、文(かざり)なき也、一(すいち)也、住也。

へ・・・正火の靈也。膨也、隔也、経也、緯也。

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

大意

アカ・・・物の搦み

クスへ・・・與む飾りなく、曲らさるココロ、起こるもの息ふくるる

ミコト・・・アメノミナカヌシの如く生命

解説

生まれた時に、ヒトは飾りなく、曲りないのないココロが搦み、アメノミナカヌシの如くの靈がヒトに宿る。

ハナ クスへ コト ミチ

ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。

ナ・・・火水の靈也。
和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ス・・・水中の火の靈也。澄也、洲也、直也、鳥也、穴也、差別也、黒也、文(かざり)なき也、一(すいち)也、住也。

へ・・・正火の靈也。膨也、隔也、経也、緯也。

コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

大意

ハナ・・・息を開く穴、最初

クスへ・・・與む飾りなく、曲らさるココロ、起こるもの息ふくるる

コト・・・凝り與む

ミチ・・・鼎(かなえ)水の形をなして回り、一から百千に及ぶ

 

 

解説

最初にヒトは飾りなく、曲りないのないココロが搦み、心と躰と魂が渦巻き凝り與み、一から百千に及ぶ

トヨ クスへ

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

ヨ・・・水火の靈也。与也、女男の契也、淀也、齢也、下知也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ス・・・水中の火の靈也。澄也、洲也、直也、鳥也、穴也、差別也、黒也、文(かざり)なき也、一(すいち)也、住也。

へ・・・正火の靈也。膨也、隔也、経也、緯也。

大意

トヨ・・・與み與みて

クスへ・・・與む飾りなく、曲らさるココロ、起こるもの息ふくるる

 

解説

父母、天地、與み與みて飾りなく、曲りもしないココロ、起こるもの息吹く

ミチ ウタ シメシ

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

ウ・・・空中の水の靈也。浮き昇る也、動也、生也、暗也。

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

大意

ミチ・・・鼎(かなえ)水の形をなして回り、一から百千に及ぶ

ウタ・・・生まれる。浮回り、万物と連なり開く。

シメシ・・・形現れ明らかに定めること。

解説

躰、心、魂は渦巻きひとつになり、一から百千になり、生まれ、生命が連なり形が現れ明らかに定める

12首の解説

始まりの吸う息のモトと吐く息は少しも違わずに、二つ揃って搦み睦み渦巻き、天地を廻る氣の靈が與み天地を回り生まれる。

搦み睦み渦巻き、搦みあう火水のイキが搦み渦巻き與みあい割分くる

母体の陰門から出産される時、ヒトの心がはじまる。

生まれた時に、ヒトは飾りなく、曲りないのないココロが搦み、アメノミナカヌシの如くの靈がヒトに宿る。

最初にヒトは飾りなく、曲りないのないココロが搦み、心と躰と魂が渦巻き凝り與み、一から百千に及ぶ

父母、天地、與み與みて飾りなく、曲りもしないココロ、起こるもの息吹く

躰、心、魂は渦巻きひとつになり、一から百千になり、生まれ、生命が連なり形が現れ明らかに定める。

 

生命誕生には吐く息、吸う息が両つでひとつに搦み睦み循環し、天地をめぐる魂が宿り生まれてくる。

搦みあいひとつに循環した息が生命活動として母体から誕生する。

母胎の陰門から出産される時、ヒトの心が動きはじめる。

生まれた時には、ヒトは飾りなく、素直なココロが宿る、それはアメノミナカヌシそのものの靈がヒトに宿る。

生まれた時には、ヒトは飾りなく、素直なココロが宿り、心と躰と魂がひとつになり、人生を歩んでゆく

父母から受けた躰と、天地から受けた魂と、それをひとつにするアメノミナカヌシの心は飾りなく、素直なココロで生命は息吹を与えられる。

躰、心、魂はひとつになり、生まれ、人生になり、躰、心、魂の形が具現化し運命を定めてゆく。

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猿田彦
YouTube猿田彦TV運営 縄文カタカムナ文化塾を運営。 楢崎皐月、宇野多美恵からカタカムナを継承した天野成美のもとでカタカムナを深め、独自に言霊を研究。出口王任三郎、岡本天明も師事していた水穂伝、布斗麻邇御靈(フトマニノミタマ)、稲荷古伝を研究しカタカムナを言霊から独自の解読で読み解いている。
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