カタカムナ80首

カタカムナ16首を読み解く 「胎児原基」は、どちらの性にも発育できる特徴を持っている

カタカムナ16首を読み解く

中心図象 ヤタノカカミ 生命原理

アメノ サツチ  クニ ノ サツチ

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

大意

アメノ・・・水は軽く昇りて天をつかさどる。天地母胎の氣(イキ)上に

サツチ ・・・割別れ万物を生みだす

クニノ・・・火は重くて降りて地をつかさどりめぐる。母胎の氣下に

サツチ ・・・割別れ万物を生みだす

 

 

解説

水は軽く昇りて天をつかさどり割別れ万物を生みだす

火は重くて降りて地をつかさどりめぐり割別れ万物を生みだす

 

アメノ サキリ  クニ ノ サキリ

 

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。
 

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。 

リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。
 

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。 

リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450

大意

アメノ・・・水は軽く昇りて天をつかさどる。天地母胎の氣(イキ)上に

サキリ ・・・割別れる氣(イキ)逆らわずに共に循環する

クニノ・・・火は重くて降りて地をつかさどりめぐる。母胎の氣下に

サキリ ・・・割別れる氣(イキ)逆らわずに共に循環する

 

 

解説

水は軽く昇りて天をつかさどり割別れる氣(イキ)逆らわずに共に循環する

火は重くて降りて地をつかさどりめぐり、割別れる氣(イキ)逆らわずに共に循環する

アメノ クラト  クニ ノ クラト

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

 

大意

アメノ・・・水は軽く昇りて天をつかさどる。天地母胎の氣(イキ)上に

クラト ・・・物を置くトコロ

クニノ・・・火は重くて降りて地をつかさどりめぐる。母胎の氣下に

クラト ・・・物を置くトコロ

 

 

解説

水は軽く昇りて天をつかさどり、物を置くトコロ

火は重くて降りて地をつかさどりめぐり物を置くトコロ

オホト マト ヒコ  オホト マト ヒメ

オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。

ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。

ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

大意

オホト ・・・起こる矛ホコ(男根)が與まれ

マト・・・マは水なり、トは火なり。万物生々をつかさどる

ヒコ ・・・万物を與し、動かし、はたらきの用の備える処なり。

オホト ・・・起こる陰門(女根)が與るまれ

マト・・・マは水なり、トは火なり。万物生々をつかさどる

ヒメ ・・・万物を與し、動かし、群がり與むヲミナ(女)

解説

起こるホコ(男根)が與まれ、万物生々をつかさどる万物を與し、動かし、はたらきの用の備える処なり(男)

起こる陰門(女根)が與まれ、万物生々をつかさどる万物を與し、動かし、群がり與むヲミナ(女)

トリノ イハ クス フネ

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。 リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ス・・・水中の火の靈也。澄也、洲也、直也、鳥也、穴也、差別也、黒也、文(かざり)なき也、一(すいち)也、住也。

フ・・・正火の靈也。火水の両を宰る也、経(ふる)也、含也、太也、吹也、覆也、語の下にウにひびくものはこのフに移りて書く也。

ネ・・・火水の靈也。水火の根也、母の靈也、土也、鎮也。

大意

トリノ・・・一物のゝ、種々に割分け物の節の割分けるゝ、差別(ケジメ)をつける

イハ・・・命がひらけ

クス・・・万物を動かし出す差別(けじめ)を分つ

フネ・・・両(ふたつ)をつかさどる生命の基もと

解説

一物のゝ、種々に割分け物の節の割分けるゝ、差別(ケジメ)をつけ、命がひらけ万物を動かし出す差別(けじめ)を分つ両(ふたつ)をつかさどる生命の基もと

オホ ケツ ヒメ

オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。

ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、ヽ(ほし)也。

ケ・・・影の火の靈也。差別(けじめ)也 、正也、香也、器也、五穀也、家也、朝より暮に至る義也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

 

大意

オホ・・・起こる生命の初発

ケツ・・・息を子孫に伝へて、永き世経ち続く

ヒメ・・・万物を與し、動かし、芽を開く

 

解説

起こる生命のはじまり開く、息を子孫に伝へて、永き世経ち続き、万物を與し動かし芽を開く

16首の解説

カタカムナ 16首は、性分化の過程 ~男あるいは女に発育していく過程~を現しているものと読み解く

水は軽く昇りて天をつかさどり割別れ万物を生みだす

火は重くて降りて地をつかさどりめぐり割別れ万物を生みだす

水火(イキ)與々て人を産む。これを天地の働きという。

水は軽く昇りて天をつかさどり割別れる氣(イキ)逆らわずに共に循環する

火は重くて降りて地をつかさどりめぐり、割別れる氣(イキ)逆らわずに共に循環する

水は軽く昇りて天をつかさどり、物を置くトコロ

火は重くて降りて地をつかさどりめぐり物を置くトコロ

起こるホコ(男根)が與まれ、万物生々をつかさどる万物を與し、動かし、はたらきの用の備える処なり(男)

起こる陰門(女根)が與まれ、万物生々をつかさどる万物を與し、動かし、群がり與むヲミナ(女)

一物のゝ、種々に割分け物の節の割分けるゝ、差別(ケジメ)をつけ、命がひらけ万物を動かし出す差別(けじめ)を分つ両(ふたつ)をつかさどる生命の基もと

起こる生命のはじまり開く、息を子孫に伝へて、永き世経ち続き、万物を與し動かし芽を開く

 

解説

男女の決定

男女の性は、受精によって決定するわけではありません。受精によってつくられた「胎児原基」は、どちらの性にも発育できる特徴を持っています。男女の性が決定するには、性染色体の遺伝子に始まり、思春期あるいは青年期まで続く性分化の過程があります。これらすべてが、女性なら女性、男性なら男性と一致して初めて、男女が決定されます。カタカムナ16首では「胎児原基」は、どちらの性にも発育できる特徴を持っていることをまさに記していることが言靈によって読み解けました。

性は段階的に決定していく

転載:http://nature.cc.hirosaki-u.ac.jp/lab/3/animsci/text_id/Sex%20Determination.html

染色体,性腺,そしてホルモン

性決定の際の XX と XY の違いは,女性または男性の表現型が発現していく遺伝学的な出発点である。

男性と女性の生殖器官の形成は,以下の要因によって影響される。

  • 遺伝子の作用
  • 胚における遺伝子と環境の相互作用
  • 胚と胚との相互作用
  • 母胎環境との相互作用

これらの相互作用の結果,ある個体の染色体上での性 ( XX または

XY ) が表現型の性と異なることがある。

個体の性はいくつかの段階で決まっていく。

  • 染色体による性(遺伝的性)
  • 性腺による性
  • 表現型の性

多くの場合これらのすべてが一致するが,一致しない場合もある。
ここではまず,正常な性分化がどのように起こるか考えてみよう。

性の決定は胚の時期に始まる

1. 染色体による性(遺伝的性)

性決定の最初の段階は,XX または XY 染色体構成をもつ接合子を形成する受精時に起こる。

しかし,発育中の胚は最初の 7 – 8 週は性的に中立である。発生初期には外生殖器にも差はない。

 

2. 性腺による性

体内には, 2 系統の未分化の性腺が存在し,それぞれが雄性または雌性の生殖道への発生能をもつ。この 2 系統の未分化器官は ウォルフ管 ( 雄 ) と ミューラー管 ( 雌 ) と呼ばれる ( 右図 ) 。

約7週になると,遺伝子の違いによる発生経路が活動し始め,未分化性腺は精巣または卵巣に発生していく。こうして,胚・胎児の性腺の性が確立する。この過程は約 4 – 6 週間続く。

胚にY 染色体が存在すると,Y 染色体上の遺伝子の作用によって未分化の性腺は精巣へと分化し始める。これらの活性化された遺伝子産物は,未分化性腺内の細胞の増殖と分化を促す。

Y染色体の短腕上にある SRY ( sex-determining region of the Y ) 遺伝子 ( MIM/OMIM 480000 ) が精巣への分化を導く遺伝子作用を開始させる。Y 染色体上の他の遺伝子と常染色体上の遺伝子もこの時期に重要な役割を果たしている。

精巣への発生により,精巣の細胞は 2 種類のホルモンを分泌する。テストステロン と ミューラー管抑制ホルモン Mullerian inhibiting hormone ( MIH ) である。遺伝子の発現に従い,これらのホルモンがその後の性分化を制御する。

テストステロンはウォルフ管を刺激して,精巣上体,精管,精のう腺などが形成される。発生中の精巣から分泌される MIH は雌性生殖道の発生を抑制し,ミューラー管を退行させる ( 右図 ) 。

2つの X 染色体をもち,Y 染色体が存在しない胚では,未分化の性腺は卵巣として発生する。テストステロンの分泌がないのでウォルフ管は発達せずに退行してしまい,ミューラー管抑制ホルモン の影響を受けないのでミューラー管が発達し,卵管,子宮,膣の一部を形成する。

ABOUT ME
猿田彦
YouTube猿田彦TV運営 縄文カタカムナ文化塾を運営。 楢崎皐月、宇野多美恵からカタカムナを継承した天野成美のもとでカタカムナを深め、独自に言霊を研究。出口王任三郎、岡本天明も師事していた水穂伝、布斗麻邇御靈(フトマニノミタマ)、稲荷古伝を研究しカタカムナを言霊から独自の解読で読み解いている。
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