カタカムナ80首

カタカムナ17首を読み解く  人の魂は天地を巡りめく天より分け与えられたもの。魂は循環している。

カタカムナ17首を読み解く



中心図象 ヤタノカカミ 生命原理



カム ナカラ  トヨヒ カミ

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

ヨ・・・水火の靈也。与也、女男の契也、淀也、齢也、下知也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

大意

カム ナカラ・・・搦み睦む 並び正中に搦み渦巻き発(ひらく)氣(イキ)

トヨヒ カミ ・・・くみくみて息の本 搦み月なり、虫となり、五穀となる。火の為に鼎(かなえ)の水の形をなして回る。

 

解説

搦み睦む 並び正中に搦み渦巻き発(ひらく)氣(イキ)

くみくみて息の本 搦み月なり、虫となり、五穀となる。火の為に鼎(かなえ)の水の形をなして回る。

 

アマ ウツシ ヤホ

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

ウ・・・空中の水の靈也。浮き昇る也、動也、生也、暗也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。

大意

アマ・・・アマの反しアなり。ア、はオノツカラの反。p349

ウツシ ・・・浮き列なる万物の初め

ヤホ・・・陽の火の力ゝ(ホチ)

 

解説

オノツカラ浮き列なる万物の初めの陽の火の力ゝ(ホチ)

トヨノ ユツ イキ

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

ヨ・・・水火の靈也。与也、女男の契也、淀也、齢也、下知也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

ユ・・・水中の火の靈也。寛(ゆるやか)也、火水の和也、流水也、従の通音也、爾の通音也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

大意

トヨノ・・・くみくみてメクル水

ユツ ・・・ゆるやかに列なる

イキ・・・命は息の本 

 

解説

くみくみてメクル水のようにゆるやかに列なる生命

フタ ネ フタ ハシ  ウキフ ツミ

フ・・・正火の靈也。火水の両を宰る也、経(ふる)也、含也、太也、吹也、覆也、語の下にウにひびくものはこのフに移りて書く也。

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

ネ・・・火水の靈也。水火の根也、母の靈也、土也、鎮也。

フ・・・正火の靈也。火水の両を宰る也、経(ふる)也、含也、太也、吹也、覆也、語の下にウにひびくものはこのフに移りて書く也。

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

ウ・・・空中の水の靈也。浮き昇る也、動也、生也、暗也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

フ・・・正火の靈也。火水の両を宰る也、経(ふる)也、含也、太也、吹也、覆也、語の下にウにひびくものはこのフに移りて書く也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

大意

フタ ネ ・・・火水二つ與みあって、別れんとする。吹く万物の種子の息の根

フタ ハシ・・・火水二つ與みあって、別れんとする。吹く万物の種子の開き進む

ウキフ ツミ・・・生まれ、火水の息の與み吹き出し、列なり渦巻く

 

解説

火水二つ與みあって、別れんとする。 吹く万物の種子の息の根

吹く万物の種子の開き進む

生まれ、火水の息の與み吹き出し、列なり渦巻く

タカ マカ カツ  ムスヒ ヌシ

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ス・・・水中の火の靈也。澄也、洲也、直也、鳥也、穴也、差別也、黒也、文(かざり)なき也、一(すいち)也、住也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

ヌ・・・火水の靈也。黒也、暗也、終也、潤也、緯(ぬき)也、出入の息の間に位する◯也。

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

大意

タカ マカ カツ ・・・万物の種子が搦み 圓に與み塊て 搦み列なる

ムスヒ ヌシ・・・睦み文(アヤ)なす出入の息の本 天の正中に印をせよ

 

解説

万物の種子が搦み 圓に與み塊て 搦み列なる

睦み文(アヤ)なす出入の息の本 天の正中に印をせよ

カタ カムナ  マカ ハコ クニ ノ

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。

コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

大意

カタ カムナ・・・火の靈と水の靈が 搦み渦巻き和らぎ正中をなす

マカ ハコ ・・・圓に搦み 万物を開きはじめ與み凝り塊る 

クニ・・・クニの反キにて、氣は土なり。天地開闢のとき、既にできる形なり。天地はいきの形の本来のはじめ。形現れたるいき。

・・・メクル。

 

解説

火の靈と水の靈が 搦み渦巻き和らぎ正中をなす

圓に搦み 万物を開きはじめ與み凝り塊る 

形現れたるいき メクル

ヒトツ カタ ツミ

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

大意

ヒトツ・・・天の空体の穴、万物を生み與み連なる

カタ・・・搦む万物の種子

ツミ・・・列なり水働きなして、月となり、虫となり、五穀となる。火の為に鼎(かなえ)の水の形をなして回る。

 

解説

天の空体の穴、万物を生み與み連なる、搦む万物の種子、列なり水働きなして、月となり、虫となり、五穀となる。火の為に鼎(かなえ)の水の形をなして回る。

万物を生み出す種子が列なり氣(イキ)となり渦巻き回る。

カタカムナ 17首の解説

人の魂は天地を巡りめく天より分け与えられたもの。魂は循環している。

 

搦み睦み、火水は並び、搦み、渦巻き、発(ひらく)氣(イキ)となる

からみむつみ、火と水は二つ並び、絡まり合い渦巻き、そして生命がはじまる。

くみくみて息の本 搦みて、月となり、虫となり、五穀となる。火の為に鼎(かなえ)の水の形をなして回る。

くみくみて、命のもとは絡まり合いそれが心と体と魂として一人のヒトの人生がはじまる。

オノツカラ浮き列なる万物の初めの陽の火の力ゝ(ホチ)

自然の道理にしたがって、生まれ生まれ生まれ死に死に死に、それは連続し、生まれると同時に死を備え一物のゝ(ホチ)を天より分け与えられたもの。

くみくみてメクル水のようにゆるやかに列なる生命

天地、父母、魂、体、心がくみくみて、めぐり廻る水のように緩やかに続いてゆく生命。

火水二つ與みあって、いよいよ別れんとする。 吹く万物の種子の息の根

父と母、天と地のふたつが交わることで新たなる生命が芽吹く

吹く万物の種子の開き進む

父と母、天と地のふたつが交わることで新たなる生命が生まれ人生がはじまる

生まれ、火水の息の與み吹き出し、列なり渦巻く

生命が誕生し、吸う息と吐くいきで呼吸を循環させ

万物の種子が搦み 圓に與み塊て 搦み列なる

全ての生命活動の要素がかみあい 一人の人間として成立し生きてゆく

睦み文(アヤ)なす出入の息の本 天の正中に印をせよ

円滑に繰り返される呼吸の根源には 母から産まれてきた臍のしるしがある

火の靈と水の靈が 搦み渦巻き和らぎ正中をなす

父母、天地が体と魂として搦みあいむつまじく一つになる

圓に搦み 万物を開きはじめ與み凝り塊る 

空中の水のように天をめぐり、尽きることなく 命は生まれる時に肉体へと宿り

形現れたるいき メクル

幾度となく形ある体に宿ることを繰り返す

万物を生み出す種子が列なり 氣(イキ)となり渦巻き回る。

万物を生み出す生命の種子は幾度となく氣(イキ)となり循環しメクル。

解説

 

からみむつみ、火と水は二つ並び正中に、絡まり合い渦巻き、そして生命がはじまる。

くみくみて、命のもとは絡まり合いそれが心と体と魂として一人のヒトの人生がはじまる。

自然の道理にしたがって、生まれ生まれ生まれ死に死に死に、それは連続し、生まれると同時に死を備え一物のゝ(ホチ)を天より分け与えられたもの。

天地、父母、魂、体、心がくみくみて、めぐり廻る水のように緩やかに続いてゆく生命。

父と母、天と地のふたつが交わることで新たなる生命が芽吹く

生命が誕生し、吸う息と吐くいきで呼吸を循環させ

全ての生命活動の要素がかみあい 一人の人間として成立し生きてゆく

円滑に繰り返される呼吸の根源には 母から産まれてきた臍のしるしがある

父母、天地が体と魂として搦みあいむつまじく一つになる

空中の水のように天をめぐり、尽きることなく 命は生まれる時に肉体へと宿り

幾度となく形ある体に宿ることを繰り返す

万物を生み出す生命の種子は幾度となく氣(イキ)となり循環しメクル。

言靈解 人の魂は循環している 動画

 

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猿田彦
YouTube猿田彦TV運営 縄文カタカムナ文化塾を運営。 楢崎皐月、宇野多美恵からカタカムナを継承した天野成美のもとでカタカムナを深め、独自に言霊を研究。出口王任三郎、岡本天明も師事していた水穂伝、布斗麻邇御靈(フトマニノミタマ)、稲荷古伝を研究しカタカムナを言霊から独自の解読で読み解いている。
天岩戸神社 坤(ひつじさる)の金神 奉納会
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