カタカムナ80首

カタカムナ10首を読み解く 呼吸様運動

カタカムナ10首を読み解く

中心図象ヤタノカカミ

メクル マノ

メ・・・火中の水の靈也。

潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ク・・・影の火の靈也。
氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ル・・・濁水の靈也。
涎也、唾也。

マ・・・火中の水の靈也。
潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也、男也。

ノ・・・水の靈也。
回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

 

 

大意

メクル・・・搦み恵み回る胞衣。 マノ・・・睦み搦み一つに搦み與む

 

解説

搦み恵み回り、睦み搦み一つに搦み與む

 

ミナカ ヌシ

 

ミ・・・火中の水の靈也。
潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

 

ナ・・・火水の靈也。
和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ヌ・・・火水の靈也。
黒也、暗也、終也、潤也、緯(ぬき)也、出入の息の間に位する◯也。
 
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

 

 

大意

ミナカと云ミは、中のことにて、ミナカとは、中に中を累て云詞にて、正中(まなか)といふ義

ヌシと云ヌは、ノ言の濁にて、シはシルシの約りなり。言心(イフココロ)は、天地の初、虚空(ソラ)の正中に、ゝ(シルシ)の氣と云御名にて、則ち○(アメ)の正中(マナカ)に、ゝ(シルシ)をなして、其御形、Θ(マルの中にチョン)如,是。 則、天之御中主の御なり。

タカミ ムスヒ

 

タ・・・水中の火の靈也。
タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

カ・・・煇火の靈也。
影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也

ミ・・・火中の水の靈也。
潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。
無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ス・・・水中の火の靈也。
澄也、洲也、直也、鳥也、穴也、差別也、黒也、文(かざり)なき也、一(すいち)也、住也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

大意

タカミムスヒノ神という御名のタは靈(たま)なり。カミとは、カラミのラ言の省きにて、則、靈搦(タマカラム)といふことなり。ムスビとは結ぶことにて、父のゝ(火)、母の◯(水)に搦結の火水といふ義なり。

 

 

カミ ムスヒ

カ・・・煇火の靈也。
影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也
ム・・・水中の水の靈也。潤水也。
無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。
ミ・・・火中の水の靈也。
潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。
無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ス・・・水中の火の靈也。
澄也、洲也、直也、鳥也、穴也、差別也、黒也、文(かざり)なき也、一(すいち)也、住也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

 

大意

カミムスヒノ神とは、カミはカラミのラ言の省きにて、搦結の火水といふことにて、言心は、ゝ(火)の◯(水)に搦結ば、◯(水)亦ゝ(火)を搦結といふ御名にて火起これば水直に起きる也、両神の水火(イキ)搦々(からみからみ)、父母の水火(イキ)搦々(からみからむ)の御伝なり。

 

オノ コロ シマ

オ・・・空中の水の靈也。
起也、貴也、高也、於(うへ)也。
ノ・・・水の靈也。
回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。
コ・・・影の火の靈也。
男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。
ロ・・・濁水の靈也。
大濁の塊也 、ラリルレの四音はこの一音に凝塊也。故にこの四音に代りてなすことある也。

 

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

マ・・・火中の水の靈也。
潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

大意

オノ・・・己(おのれ)

コロ・・・凝り塊(こりかたまり)

シマ・・・シは水、マは円(マトカ)なることにて、水火積もりて水の球をなすなり。

解説

己が凝り塊(こりかたまり)水火積もりて水火(イキ)の自然と凝り塊て、円(まろき)水の玉となることなり。

息の自らに出入も強くなって、列なり列なりて息の動く始まること。人間の口中より息を吹く。

カムナ ホク

カ・・・煇火の靈也。
影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。
無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ナ・・・火水の靈也。
和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

ホ・・・正火の靈也。
母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、ヽ(ほし)也。

ク・・・影の火の靈也。
氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

大意

カムナ・・・搦み渦巻き与みあう

ホク・・・ほのめく、草木芽をふかんと欲て、自然にふくるるを芽與むと云う。

解説

搦み渦巻き與みあい今にも芽をふかんとし、自然にふくらみを芽與(めく)む。

アメ ツチ ネ

ア・・・空中の水の靈也。
無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
メ・・・火中の水の靈也。
潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。
ツ・・・火中の水の靈也。
渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

 

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。

血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

ネ・・・火水の靈也。
水火の根也、母の靈也、土也、鎮也。

 

大意

アメ・・・人の頭

ツチ・・・形現れたる息。天地はいきの形の本来の始め。

ネ・・・息の根定まる

人の頭の形現れたる息、天地はいきの形の本来の始め。息の根定まる

ハシ マリ

ハ・・・正火の靈也。
地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

マ・・・火中の水の靈也。
潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

リ・・・濁水の靈也。
息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。 

※リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450

 

大意

ハシ・・・上下、前後、左右に名をなす、水と火の二つの離るるを、ハという。故に、物の上下、左右二つに放たれる処をハシと云う。

マリ・・・マは向かい合う間。リは割分(さきわけ)る

物の上下、左右二つに放たれる処に向かい合う間ができ、割分(さきわけ)る

10首の解説 呼吸様運動の始まり

搦み恵み回る胞衣、睦み搦み一つに搦み與む

正中(マナカ)に、ゝ(シルシ)をなして、

靈搦(タマカラム)み、結ばれ、父のゝ(火)、母の◯(水)に搦結の火水となり

父母の水火(イキ)搦々(からみからむ)

氣(イキ)を胞衣から自らに出入も強くなって、列なり列なり、息の動く始まる。

搦み渦巻き與みあい今にも芽をふかんとし、自然にふくらみ、芽與(めく)む。

人の頭の形現れたる息、天地はいきの形の本来の始め。息の根定まる

物の上下、左右二つに放たれる処に向かい合う間ができ、割分(さきわけ)られる。

胎児は呼吸様運動といって、鼻から羊水を出したり入れたりしている。

転載:http://www.igaku.co.jp/pdf/1303_birth-04.pdf

呼吸様運動 羊水を飲んでは吐き出して、呼吸の練習をし始める

 おなかの赤ちゃんは、胎盤と臍帯を通して酸素の補給を行うため、まだ肺呼吸はしていません。でも、妊娠28週ごろから、羊水を飲んでは肺の中でためてふくらませ、また吐き出すようになります。これは呼吸様運動(こきゅうよううんどう)と呼ばれ、おなかの赤ちゃんの呼吸の練習です。

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猿田彦
YouTube猿田彦TV運営 縄文カタカムナ文化塾を運営。 楢崎皐月、宇野多美恵からカタカムナを継承した天野成美のもとでカタカムナを深め、独自に言霊を研究。出口王任三郎、岡本天明も師事していた水穂伝、布斗麻邇御靈(フトマニノミタマ)、稲荷古伝を研究しカタカムナを言霊から独自の解読で読み解いている。
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