カタカムナ80首

カタカムナ38首を読み解く  真の火(ゝ)

カタカムナ38首を読み解く

 

中心図象ヤタノカカミ 発生原理

カタカムナ38首 真の火(ゝ)

カム ナカラ  アメ クニ サツチ

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

 

 

カム ナカラ ・・・日月が旋回を繰り返し時は流れる。

アメ クニ サツチ・・・天と、クニ反し、キ。氣は土。天に対して下をさす。天地をつかさどる

 

 

解説

日月が旋回を繰り返し時は流れる。

天地をつかさどる

 

アメ クニ サキリ  イヤ ミソギ サネ

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。 ※リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

ソ・・・火水の靈也。形の無也、遅也、揃也、塩也、白也、底也、背也、始也、山也、磯也、所也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

ネ・・・火水の靈也。水火の根也、母の靈也、土也、鎮也。

アメ クニ サキリ・・天地をさきわける暉く火のはたらきをなして昇る貴い人

イヤ ミソキ サネ・・・イヤ反し、ワ。国土に皇国の法則がはじまり続き生まれた。

 

 

 

解説

天地をさきわける暉く火のはたらきをなして昇る貴い人により、国土に皇国の法則がはじまり続き生まれた。

アメ クニ クラト  オホマ ヒコ ヒメ

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。

ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

アメ クニ クラト・・・天地の クラト反し、コ。すべての人

オホマ ヒコ ヒメ ・・・オホマ反し、ア。おのずから、男の剣と女の鏡を用い諸々の人の契りなり。火水(カミ)の教え、水穂の国、布斗麻邇(フトマニ)、皆かくのごとし、ついに吹き開いて出る。

 

 

解説

天地のすべての人がおのずから、人の契り、水(カミ)の教えがついに浸透し定着した。

イヤ ミソキ マリ  オホ ケツ ヒメ

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

ソ・・・火水の靈也。形の無也、遅也、揃也、塩也、白也、底也、背也、始也、山也、磯也、所也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。 ※リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450

オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。

ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。

ケ・・・影の火の靈也。差別(けじめ)也 、正也、香也、器也、五穀也、家也、朝より暮に至る義也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

イヤ ミソキ マリ・・・命の文(アヤ) ミソキ反し、ミ。躰に真の火(ゝ)入り、貴き血潮となり、人々に広まる。

オホ ケツ ヒメ・・・起きるほのめく、ケツ反し、ク。與み塊り、火水(カミ)の教え、水穂の国、布斗麻邇(フトマニ)、皆かくのごとし、ついに吹き開いて出る。

 

解説

命の文(アヤ) ミソキ反し、ミ。躰に真の火(ゝ)入り、貴き血潮となり、人々に広まる。

起きるほのめき、與み塊り、火水(カミ)の教え、水穂の国、布斗麻邇(フトマニ)、皆かくのごとし、ついに吹き開いて出る。

ヒノ ヤキ ハヤヲ ヒメ イヤ ミソキ ワク

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

ヲ・・・水火の靈也。縦也、賤也、男也、終也、折也、居也、小也、少也、苧也、低也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

ソ・・・火水の靈也。形の無也、遅也、揃也、塩也、白也、底也、背也、始也、山也、磯也、所也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ヒノ ヤキ ハヤヲ ・・・日の文(アヤ)天地のいきの躰より生るる氣が実り、圓にやわらく治むる。

ヒメ イヤ・・・火水(カミ)の教え、ついに吹き開いて出る。命の文(アヤ)

ミソキ ワク・・・躰に真の火(ゝ)入り、貴き血潮となり国土與み塊る。

 

解説

日の文(アヤ)天地のいきの躰より生るる氣が実り、圓にやわらく治むる。火水(カミ)の教え、ついに吹き開いて出る。命の文(アヤ)躰に真の火(ゝ)入り、貴き血潮となり国土與み塊る。

 

38首の解説

カム ナカラ  アメ クニ サツチ

日月が旋回を繰り返し時は流れる。

天地をつかさどる

アメ クニ サキリ  イヤ ミソギ サネ

天地をさきわける暉く火のはたらきをなして昇る貴い人により、国土に皇国の法則がはじまり続き生まれた。

アメ クニ クラト  オホマ ヒコ ヒメ

天地のすべての人がおのずから、人の契り、水(カミ)の教えがついに浸透し定着した。

イヤ ミソキ マリ  オホ ケツ ヒメ

命の文(アヤ) ミソキ反し、ミ。躰に真の火(ゝ)入り、貴き血潮となり、人々に広まる。

起きるほのめき、與み塊り、火水(カミ)の教え、水穂の国、布斗麻邇(フトマニ)、皆かくのごとし、ついに吹き開いて出る。

ヒノ ヤキ ハヤヲ ヒメ イヤ ミソキ ワク

日の文(アヤ)天地のいきの躰より生るる氣が実り、圓にやわらく治むる。火水(カミ)の教え、ついに吹き開いて出る。命の文(アヤ)躰に真の火(ゝ)入り、貴き血潮となり国土與み塊る。

解説

日月が旋回を繰り返し時は流れる。

天地をつかさどる。

天地をさきわけ、暉く火のはたらきをなして昇る貴い人により、国土に皇国の法則がはじまり続くようになった。

天地のすべての人がおのずから、人の契り、水(カミ)の教えを理解し、ついに浸透し定着するようになる。

命の大切さが、人々の心に真の火(ゝ)が入り、貴き血潮となり人々に伝わり広まる。

人々に新たなる概念が生まれ、深く理解し火水(カミ)の教えがついに芽吹き実り国土を安寧へと導いた。

日の文(アヤ)はカタカムナの仕組み。それは万物を起こし、動かし、働きの仕組み。

天地の水火(イキ)の躰より生るる氣が実り、人々が円満に理解し治まった。火水(カミ)の教え、ついに芽吹き実り国土を安寧へと導いた。

命の文(アヤ)躰に真の火(ゝ)入り、貴き血潮となり国土與み塊る。

あとがき

皇国の法則が制定され、命の仕組み、万物を起こし、動かし、働く様をカタカムナによって人々の心に深く浸透させていくには大変な時間と苦労があったということがわかる。人々の心を根底から共鳴させるには、アメノミナカヌシからの大本を理解することから始まる。国土を安寧へと導くのは一人ひとりの心に真のゝ(ホチ)の火を灯し、新たな概念を創造する。まさにカタカムナの仕組みがここでも働いていたということが読み取れた。カタカムナとは、物質や生命を生み出すだけではなく、人々の心、平和な世界を創造する上でもその原理が働いている。まさに全大宇宙にあらゆるものを創造させる原理だといえるのではないだろうか。

 

 

 

 

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猿田彦
YouTube猿田彦TV運営 縄文カタカムナ文化塾を運営。 楢崎皐月、宇野多美恵からカタカムナを継承した天野成美のもとでカタカムナを深め、独自に言霊を研究。出口王任三郎、岡本天明も師事していた水穂伝、布斗麻邇御靈(フトマニノミタマ)、稲荷古伝を研究しカタカムナを言霊から独自の解読で読み解いている。
天岩戸神社 坤(ひつじさる)の金神 奉納会
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