カタカムナ68首を読み解く
中心図象ヤタノカカミ
トヨホ イホ カム ナカラ オホ カム カエシ
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
ヨ・・・水火の靈也。与也、女男の契也、淀也、齢也、下知也。
ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。
イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。
ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。
ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
エ・・・空中の水の靈也。天地の胞衣也、枝也、肢也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
トヨホ イホ カム ナカラ オホ カム カエシ
人の齢の寿命というものは必ず命尽きれば、肉体は滅び、魂だけが残る。
魂の初めて起こるときは、陽の火の力なり。
水火が一体となってできている氣(イキ)の魂という存在には形はない。
形の無き魂はカラダに搦むことで、人としてこの世で活動でき、そしてカラダに宿ることで、現実の世界に降ることができる。
母体から産出されれば、必ずどんな人も寿命が尽き、死に、肉体が滅び、魂は離れてゆく。
形があるものは、必ず初めが有れば終わりがある。
天地の※胞衣(えな)は万物の初めをつかさどっている。
※胎児を包んでいる膜および胎盤・臍帯(せいたい)等の総称。
ワケ カエシ イキ トキ オホ ワ
ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。
ケ・・・影の火の靈也。差別(けじめ)也 、正也、香也、器也、五穀也、家也、朝より暮に至る義也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
エ・・・空中の水の靈也。天地の胞衣也、枝也、肢也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。
ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。
ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。
ワケ カエシ イキ トキ オホ ワ
母体に新たな種が與みあわされる時、魂は宿る体を見分けている。
形が有るものは必ず初めが有り終わりがある。
天地の胞衣は万物の命の始めをつかさどり、命の働きは精子と卵子が二つが與み合い一体となれば、カラダをつくる。
胎内のカラダに魂が宿れば、産出され生まれ出る。カラダと魂が交わり人となる。
カエシ スへ ソラ カム ナカラ
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
エ・・・空中の水の靈也。天地の胞衣也、枝也、肢也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
ス・・・水中の火の靈也。澄也、洲也、直也、鳥也、穴也、差別也、黒也、文(かざり)なき也、一(すいち)也、住也。
へ・・・正火の靈也。膨也、隔也、経也、緯也。
ソ・・・火水の靈也。形の無也、遅也、揃也、塩也、白也、底也、背也、始也、山也、磯也、所也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
カエシ スへ ソラ カム ナカラ
形が有るものは必ず初めが有り、終わりが来る。
天地の胞衣は万物の初めをつかさどり、 魂は胞衣の中のカラダに宿り、極まれば火(魂)の為に動かされて、水(カラダ)が成長をはじめ、一体となったヒトの種は大きく脹れ成長する。
成長するカラダは形を顕すが、成長させる魂は隠れて、形は見えない。
胎内の火(魂)、子宮の水(カラダ)と一体となり、新たな生命となって生まれ降りる。
必ず人も寿命が尽きれば、肉体は滅び、魂は離れる。
水火を和(なご)している氣(イキ)というものは、氣は有るが形はない。
形が無い火(魂)は水(カラダ)に搦むことで、人として形顕れて輝き、水(カラダ)と一体となり、新たな生命として生まれ降りる。
オキ ハヒ オキ ナキ サキ アヤ オキ ツ
オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。
ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。
オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
オキ ハヒ オキ ナキ サキ アヤ オキ ツ
魂とカラダを結びつける氣(イキ)の働きは、カラダを成長させ、魂を宿らせ、へその天之御中主のゝ(ホチ)の氣(火水)となり生命を開く。
魂とカラダが和やかに一体となるときは、円満に和らぐ。
魂とカラダを結びつける氣(イキ)の働きは、魂とカラダが和らぎ均衡を保ち、カラダと魂を動かす働きをになうのが氣である。
小さき氣(イキ)は、自ずから和らぎ、魂を氣(イキ)に與み、魂とカラダが二つ與み塊れば、人の形を作り、魂の中の氣(イキ)は必ず渦巻く。
アカ ユラ ハユ タヘ
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ユ・・・水中の火の靈也。寛(ゆるやか)也、火水の和也、流水也、従の通音也、爾の通音也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。
ユ・・・水中の火の靈也。寛(ゆるやか)也、火水の和也、流水也、従の通音也、爾の通音也。
タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
へ・・・正火の靈也。膨也、隔也、経也、緯也。
アカ ユラ ハユ タヘ
この世を魂は常にめぐり宿りる、カラダに魂が宿ることで、ゆるやかになじみ、新たな生命として生まれ降る。
カラダは成長し、そこに魂が宿ることで、へその天之御中主のゝ(ホチ)の氣(火水)となり生命を開く。
氣(イキ)が魂に與み合うことで、ゆるやかにカラダに魂をからみ大きく成長してゆく。
68首の解説
トヨホ イホ カム ナカラ オホ カム カエシ
人の齢の寿命というものは必ず命尽きれば、肉体は滅び、魂だけが残る。
魂の初めて起こるときは、陽の火の力なり。
水火が一体となってできている氣(イキ)の魂という存在には形はない。
形の無き魂はカラダに搦むことで、人としてこの世で活動でき、そしてカラダに宿ることで、現実の世界に降ることができる。
母体から産出されれば、必ずどんな人も寿命が尽き、死に、肉体が滅び、魂は離れてゆく。
形があるものは、必ず初めが有れば終わりがある。
天地の※胞衣(えな)は万物の初めをつかさどっている。
※胎児を包んでいる膜および胎盤・臍帯(せいたい)等の総称。
ワケ カエシ イキ トキ オホ ワ
母体に新たな種が與みあわされる時、魂は宿る体を見分けている。
形が有るものは必ず初めが有り終わりがある。
天地の胞衣は万物の命の始めをつかさどり、命の働きは精子と卵子が二つが與み合い一体となれば、カラダをつくる。
胎内のカラダに魂が宿れば、産出され生まれ出る。カラダと魂が交わり人となる。
カエシ スへ ソラ カム ナカラ
形が有るものは必ず初めが有り、終わりが来る。
天地の胞衣は万物の初めをつかさどり、 魂は胞衣の中のカラダに宿り、極まれば火(魂)の為に動かされて、水(カラダ)が成長をはじめ、一体となったヒトの種は大きく脹れ成長する。
成長するカラダは形を顕すが、成長させる魂は隠れて、形は見えない。
胎内の火(魂)、子宮の水(カラダ)と一体となり、新たな生命となって生まれ降りる。
必ず人も寿命が尽きれば、肉体は滅び、魂は離れる。
水火を和(なご)している氣(イキ)というものは、氣は有るが形はない。
形が無い火(魂)は水(カラダ)に搦むことで、人として形顕れて輝き、水(カラダ)と一体となり、新たな生命として生まれ降りる。
オキ ハヒ オキ ナキ サキ アヤ オキ ツ
魂とカラダを結びつける氣(イキ)の働きは、カラダを成長させ、魂を宿らせ、へその天之御中主のゝ(ホチ)の氣(火水)となり生命を開く。
魂とカラダが和やかに一体となるときは、円満に和らぐ。
魂とカラダを結びつける氣(イキ)の働きは、魂とカラダが和らぎ均衡を保ち、カラダと魂を動かす働きをになうのが氣である。
小さき氣(イキ)は、自ずから和らぎ、魂を氣(イキ)に與み、魂とカラダが二つ與み塊れば、人の形を作り、魂の中の氣(イキ)は必ず渦巻く。
アカ ユラ ハユ タヘ
この世を魂は常にめぐり宿りる、カラダに魂が宿ることで、ゆるやかになじみ、新たな生命として生まれ降る。
カラダは成長し、そこに魂が宿ることで、へその天之御中主のゝ(ホチ)の氣(火水)となり生命を開く。
氣(イキ)が魂に與み合うことで、ゆるやかにカラダに魂をからみ大きく成長してゆく。