カタカムナ80首

カタカムナ26首を読み解く 生命と性交

カタカムナ26首を読み解く

中心図象ヤタノカカミ 発生原理

 

タ ク リ カ ナ ヤ マ

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。


ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。


リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。 ※リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450


カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。


ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。


ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。


マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

タクリ ・・・息の本との在(ましま)す処、胎。母の胎内の水に降り與む。水火の二つのリを備える人なり。
カナヤマ・・・輝き並び納まる(イル)。息凝り、潜まり、降ることをイルと云う。男女のマグワイ。一つに睦む、男女

解説
母の胎内の水に降り與み水火の二つの理を備え、輝き並び納まる男女のマグワイは一つに睦む男女。

ウ ツ メ ク ソ

ウ・・・空中の水の靈也。浮き昇る也、動也、生也、暗也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ソ・・・火水の靈也。形の無也、遅也、揃也、塩也、白也、底也、背也、始也、山也、磯也、所也。

ウツメクソ・・・睦み結びたる列なるものはついにつつまり、つつまるものは又開けてつづきメカヱ(ついに吹き開いて出る)父の火、母の胎内の水に降り與む、火が濁水に入り終えて隠れる

 

 

解説

睦み結びたる列なるものはついにつつまり、つつまるものは又開けてつづきメカヱ(ついに吹き開いて出る)父の火、母の胎内の水に降り與む、火が濁水に入り終えて隠れる

ア メ ノ ハ ニ ヤ ス

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。

ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

ス・・・水中の火の靈也。澄也、洲也、直也、鳥也、穴也、差別也、黒也、文(かざり)なき也、一(すいち)也、住也。

アメノハニヤス ・・・空中の水の回る、一物のゝ(ホチ)の火水となり、上下左右へ分るることを、開くと云う。戸を開く。火水の凝り宮に住む。

 

 

 

解説

この世界を回る、一物のゝ(ホチ)の火水が、中心点から上下左右へ広がり、戸を開くことで、火水(イキ)の凝りが子宮に住みはじめる。

 

ミ  ツ ハ ノ メ

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ミツハノメ・・・鼎の中の水の回るが如く、五穀となり開き天地の胞衣をつかさどり、殊(こと)(※他より際立って)回る

解説

鼎の中の水の回るが如く、五穀となり開き天地の胞衣をつかさどり、殊(こと)(※他より際立って)回る

オ キ ツ フ ト マリ

オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

フ・・・正火の靈也。火水の両を宰る也、経(ふる)也、含也、太也、吹也、覆也、語の下にウにひびくものはこのフに移りて書く也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。 ※リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450

オキツフトマリ・・・起きる生まれ列なる天之御中主、高皇産霊神、神皇産霊神のオホヒなる理を備えた人

 

解説

起きる生まれ列なる天之御中主、高皇産霊神、神皇産霊神のオホヒなる理を備えた人

26首の解説

タ ク リ カ ナ ヤ マ

母の胎内の水に降り與み水火の二つの理を備え、輝き並び納まる男女のマグワイは一つに睦む男女。

ウ ツ メ ク ソ

睦み結びたる列なるものはついにつつまり、つつまるものは又開けてつづきメカヱ(ついに吹き開いて出る)父の火、母の胎内の水に降り與む、火が濁水に入り終えて隠れる

ア メ ノ ハ ニ ヤ ス

この世界を回る、一物のゝ(ホチ)の火水が、中心点から上下左右へ広がり、戸を開くことで、火水(イキ)の凝りが子宮に住みはじめる。

ミ  ツ ハ ノ メ

鼎の中の水の回るが如く、五穀となり開き天地の胞衣をつかさどり、殊(こと)(※他より際立って)回る

オ キ ツ フ ト マリ

起きる生まれ列なる天之御中主、高皇産霊神、神皇産霊神のオホヒなる理を備えた人

解説

 

母の胎内は精子と卵子が結びつき新たな生命を宿す自然の理を備えている。お互いを愛しあい一つになる男女。

睦み結びつづけ、極まりをむかえついに吹き開いて出る父の火、母の胎内の水に降り與む、火が濁水に入り終えて隠れる。

この世界を回る、一物のゝ(ホチ)の火水が、中心点から上下左右へ広がり、戸を開くことで、火水(イキ)の凝りが子宮に住みはじめる。

鼎の中の水の回るが如く、五穀となり開き天地の胞衣をつかさどり、際立って生命へと進行してゆく。

生命の起源は、子々孫々と受け継がれている、天之御中主、高皇産霊神、神皇産霊神の大いなる理(ことわり)を備えた人は宇宙の縮図である。

ヒトの性交があり、男性の火と女性の水が與み塊り生命が生まれる。性交とは子々孫々と受け継がれる大いなる天之御中主、高皇産霊神、神皇産霊神の相似象であるヒトを生み出すための生命の起源であり、崇高な男女の交わりを描写している。生命と性交は直結であり、生命と性交と天然自然の理(ことわり)とは神を信仰するが如くに尊いことだったのだと理解することができる。火と水の凝りによって万物は生まれ、島、虫、草木、人も同じ法則で創造されている。

 

 

 

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猿田彦
YouTube猿田彦TV運営 縄文カタカムナ文化塾を運営。 楢崎皐月、宇野多美恵からカタカムナを継承した天野成美のもとでカタカムナを深め、独自に言霊を研究。出口王任三郎、岡本天明も師事していた水穂伝、布斗麻邇御靈(フトマニノミタマ)、稲荷古伝を研究しカタカムナを言霊から独自の解読で読み解いている。
天岩戸神社 坤(ひつじさる)の金神 奉納会
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