カタカムナ80首

カタカムナ13首を読み解く  #2 噴出するマグマ

カタカムナ13首を読み解く

中心図象 ヤタノカカミ 生命の発生原理

噴出するマグマ

スヒ チニ ツヌ クヒ

ス・・・水中の火の靈也。澄也、洲也、直也、鳥也、穴也、差別也、黒也、文(かざり)なき也、一(すいち)也、住也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ヌ・・・火水の靈也。黒也、暗也、終也、潤也、緯(ぬき)也、出入の息の間に位する◯也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

大意

スヒチニ・・・海中の火 天地の氣凝りて 大噴火し 今百千に及び 天地に顕れたる

ツヌ・・・連なる火の水(マグマ)

クヒ・・・火降りて連なり 天をめぐる火

 

解説

スヒチニ ツヌ クヒ・・・海中の火 天地の氣凝りて 大噴火し 今百千に及び 天地に顕れたる 連なる火の水(マグマ) 火降りて連なり 天をめぐる火

 

イモ イク クヒ ナホ トノチ

 

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

モ・・・火中の水の靈也。潤水也 、舫(もやう)也、塊也、亦(また)也、者也、累(かさなる)也、与也。

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
 

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、ヽ(ほし)也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

大意

イモ・・・噴出するマグマ 高く昇る

イク・・・噴出するマグマ 降り與む

クヒ・・・火降りて連なり 天をめぐる火

ナホ・・・火の水(マグマ) 形顕れ 天の火の発する始め

トノチ・・・海中の噴火は轟き今百千に及び海中から火のマグマ顕れし

 

解説

イモ イク クヒ ナホ トノチ・・・噴出するマグマ 高く昇る 噴出するマグマ 降り與む 火降りて連なり 天をめぐる火 火の水(マグマ) 形顕れ 天の火の発する始め 海中の噴火は轟き今百千に及び海中から火のマグマ顕れし

イモ オホ トノへ オモ タル イモ

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

モ・・・火中の水の靈也。潤水也 、舫(もやう)也、塊也、亦(また)也、者也、累(かさなる)也、与也。

オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。

ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、ヽ(ほし)也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

へ・・・正火の靈也。膨也、隔也、経也、緯也。

オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。

モ・・・火中の水の靈也。潤水也 、舫(もやう)也、塊也、亦(また)也、者也、累(かさなる)也、与也。

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

ル・・・濁水の靈也。涎也、唾也。

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

モ・・・火中の水の靈也。潤水也 、舫(もやう)也、塊也、亦(また)也、者也、累(かさなる)也、与也。

 

大意

イモ・・・噴出するマグマ 高く昇る

オホ トノへ・・・秀でた大噴火が起こり 轟音が轟き、地中のマグマいよいよ盛んに噴出する

オモ・・・秀でて高く昇り

タル・・・大噴火を起こし 熱氣の火、降る

イモ・・・噴出するマグマ 高く昇る

解説

イモ オホ トノへ オモ タル イモ・・・噴出するマグマ 高く昇る 秀でた大噴火が起こり 轟音が轟き、地中のマグマいよいよ盛んに噴出する 秀でて高く昇り 大噴火を起こし 熱氣の火、降る 噴出するマグマ 高く昇る

アヤ カシ コネ イサ ナミ

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

ネ・・・火水の靈也。水火の根也、母の靈也、土也、鎮也。

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

大意

アヤ・・・すべてのものをのみこみ

カシ・・・輝き出るマグマは 生も死も始めも終わりも皆同一に

コネ・・・囲み 大噴火の火は海水により鎮まり、ついにまた本に返る

イサ・・・命 去り

ナミ・・・噴火が鎮まり火水よく和らぎまた生まれ 再び地上に命溢れる

解説

アヤ カシ コネ イサ ナミ・・・すべてのものをのみこみ 輝き出るマグマは 生も死も始めも終わりも皆同一に 囲む 大噴火の火は海水により鎮まり、ついにまた本に返る 命 去り 噴火が鎮まり火水よく和らぎ また生まれ 再び地上に命溢れる。

イサ ナキ トヨ カフ シヌ

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

ヨ・・・水火の靈也。与也、女男の契也、淀也、齢也、下知也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

フ・・・正火の靈也。火水の両を宰る也、経(ふる)也、含也、太也、吹也、覆也、語の下にウにひびくものはこのフに移りて書く也。

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

ヌ・・・火水の靈也。黒也、暗也、終也、潤也、緯(ぬき)也、出入の息の間に位する◯也。 

大意

イサナキ・・・命 去り 噴火が鎮まり火水よく和らぎて また生まれる 

トヨ・・・万物の基をなす 天地

カフ・・・火昇ては、百丈の殿舎も一時に滅す。火山灰降る時は全てを覆う。

シヌ・・・生も死も始めも終わりも皆同一に 終わりて終わらず

 

 

解説

イサナキ トヨ カフ シヌ・・・命 去り 噴火が鎮まり火水よく和らぎて また生まれる  万物の基をなす 天地 火昇ては、百丈の殿舎も一時に滅す。火山灰降る時は全てを覆う。 生も死も始めも終わりも皆同一に 終わりて終わらず。

ウキ フヌ マカ ハコ クニ

ウ・・・空中の水の靈也。浮き昇る也、動也、生也、暗也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

フ・・・正火の靈也。火水の両を宰る也、経(ふる)也、含也、太也、吹也、覆也、語の下にウにひびくものはこのフに移りて書く也。

ヌ・・・火水の靈也。黒也、暗也、終也、潤也、緯(ぬき)也、出入の息の間に位する◯也。 

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。

コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。

大意

ウキ・・・暗く あらゆるもの形無くなり

フヌ・・・覆われ 暗き 闇続き

マカ・・・文明の終わりを迎え また未来のいき、初めのゝ(ホチ)に向かい 形なすものは、必ず初め有り。また、終わり有り。

ハコ・・・世の姿変わり新たな命 一物のゝとなり開き初め 住む処定め

クニ・・・噴火起きることによりて、新たな文明を動かし出し 理に従う

 

解説

ウキ フヌ マカ ハコ クニ・・・暗く あらゆるもの形無くなり 覆われ 暗き 闇続き 文明の終わりを迎え また未来のいき、初めのゝ(ホチ)に向かい 形なすものは、必ず初め有り。また、終わり有り。 世の姿変わり新たな命 一物のゝとなり開き初め 住む処定め 噴火起きることによりて、新たな文明を動かし出し 理に従う。

13首の解説

スヒチニ ツヌ クヒ・・・海中の火 天地の氣凝りて 大噴火し 今百千に及び 天地に顕れたる 連なる火の水(マグマ) 火降りて連なり 天をめぐる火

イモ イク クヒ ナホ トノチ・・・噴出するマグマが與みかたまり 噴出するマグマが降り與む 火降りて連なり 天をめぐる火 火の水(マグマ) 形顕れ 天の火の発する始め 海中の噴火は轟き今百千に及び海中から火のマグマ顕れし

イモ オホ トノへ オモ タル イモ・・・噴出するマグマ 高く昇る 秀でた大噴火が起こり 轟音が轟き、地中のマグマいよいよ盛んに噴出する 秀でて高く昇り 大噴火を起こし 熱氣の火、降る 噴出するマグマ 高く昇る

アヤ カシ コネ イサ ナミ・・・すべてのものをのみこみ 輝き出るマグマは 生も死も始めも終わりも皆同一に 囲む 大噴火の火は海水により鎮まり、ついにまた本に返る 命 去り 噴火が鎮まり火水よく和らぎ また生まれ 再び地上に命溢れる。

イサナキ トヨ カフ シヌ・・・命 去り 噴火が鎮まり火水よく和らぎて また生まれる  万物の基をなす 天地 火昇ては、百丈の殿舎も一時に滅す。火山灰降る時は全てを覆う。 生も死も始めも終わりも皆同一に 終わりて終わらず。

ウキ フヌ マカ ハコ クニ・・・暗く あらゆるもの形無くなり 覆われ 暗き 闇続き 文明の終わりを迎え また未来のいき、初めのゝ(ホチ)に向かい 形なすものは、必ず初め有り。また、終わり有り。 世の姿変わり新たな命 一物のゝとなり開き初め 住む処定め 噴火起きることによりて、新たな文明を動かし出し 理に従う。

【まとめ】

海中の火 天地の氣凝りて 大噴火し 今百千に及び 天地に顕れたる 連なる火の水(マグマ) 火降りて連なり 天をめぐる火

噴出するマグマが與みかたまり 噴出するマグマが降り與む 火降りて連なり 天をめぐる火 火の水(マグマ) 形顕れ 天の火の発する始め 海中の噴火は轟き今百千に及び海中から火のマグマ顕れし

噴出するマグマ 高く昇る 秀でた大噴火が起こり 轟音が轟き、地中のマグマいよいよ盛んに噴出する 秀でて高く昇り 大噴火を起こし 熱氣の火、降る 噴出するマグマ 高く昇る

すべてのものをのみこみ 輝き出るマグマは 生も死も始めも終わりも皆同一に 囲む 大噴火の火は海水により鎮まり、ついにまた本に返る 命 去り 噴火が鎮まり火水よく和らぎ また生まれ 再び地上に命溢れる。

命 去り 噴火が鎮まり火水よく和らぎて また生まれる  万物の基をなす 天地 火昇ては、百丈の殿舎も一時に滅す。火山灰降る時は全てを覆う。 生も死も始めも終わりも皆同一に 終わりて終わらず。

暗く あらゆるもの形無くなり 覆われ 暗き 闇続き 文明の終わりを迎え また未来のいき、初めのゝ(ホチ)に向かい 形なすものは、必ず初め有り。また、終わり有り。 世の姿変わり新たな命 一物のゝとなり開き初め 住む処定め 噴火起きることによりて、新たな文明を動かし出し 理に従う。

 

 

 

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猿田彦
YouTube猿田彦TV運営 縄文カタカムナ文化塾を運営。 楢崎皐月、宇野多美恵からカタカムナを継承した天野成美のもとでカタカムナを深め、独自に言霊を研究。出口王任三郎、岡本天明も師事していた水穂伝、布斗麻邇御靈(フトマニノミタマ)、稲荷古伝を研究しカタカムナを言霊から独自の解読で読み解いている。
天岩戸神社 坤(ひつじさる)の金神 奉納会
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