カタカムナ34首を読み解く
中心図象ヤタノカカミ
アマツ ミソラ ノ アメ ヒトツ
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ソ・・・火水の靈也。形の無也、遅也、揃也、塩也、白也、底也、背也、始也、山也、磯也、所也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。
ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
アマツ ・・・常にめぐる過去と未来は列なりくみ
ミソラ ノ・・・中今とは 火(過去の叡智の火水の教え)は水(創造する未来)の為に水中(想像の世界)に入ると、水(創造する世界)は火(火水の教)の為に昇る法則なり。登れば水(創造の世界)は必ず澄み、清きなり。
創造の世界降り 火(過去の叡智の火水の教え)と水(創造する未来)の二つ離れずして、また一つに搦み與む。
アメ ヒトツ ・・・万物を生み出す天之御中主のめぐりの輪 万物を育てる想像の力は天地の胞衣 想像は万物の胞衣より育てられよく人を助け 形無きの真の火を形顕し、万物を興し、動かし、はたらきの用を備え 創造する世界に真の火の森羅万象の理を與むことで、中今に放たれ 渦巻き潜みより出現する。
ハシラ サト オホ ヤマト イヤ シロチ
ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。
ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
ロ・・・濁水の靈也。大濁の塊也 、ラリルレの四音はこの一音に凝塊也。故にこの四音に代りてなすことある也。
チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。
ハシラ・・・未来の想像の世界を開き初める物は 永世続く理を未来の想像の世界へと水火あやにくみて、水火の二つをつかさどる。
未来の想像の世界の水まずあげて、永世続く理を後に出す。
これ、自然の法則也。万物の始めは皆水(未来の想像)なり。しかれとも、形なき所に形なさしむるは火(過去)なり。なさしむる物は形なし。なすは形有り。なす形よりいえば、水(未来)は始めなり。
渦巻く想像の世界の氣を開く。
サト・・・未来の想像の世界からさきわけ 『今』へと動かし、そこに止まり 一より百千に及ぶ
オホ・・・天に位して起こり その始まりのゝ(ホチ)『今』へと顕れる
ヤマト・・・天地の水火(イキ)を文(アヤ)なすという国名にして、万物生々をつかさどる。
則ヤは文(アヤ)、マは◯(水)、トはゝ(火)なり。
この◯(水:未来)とゝ(火:過去)文(アヤ)にくみて、天之御中主の如く。この形Θヤマト、『中今』なり。
イヤ シロチ・・・
出る息(未来)は、火(過去)の為に動かされて出る
未来と過去の水火あやにくみて、水火の二つをつかさどる。
未来の想像をまずあげて、永世続く理を後に出す。
これ、自然の法則也。万物の始めは皆水(未来の想像)なり。しかれとも、形なき所に形なさしむるは火(永世続く理)なり。
なさしむる物は形なし。なすは形有り。なす形よりいえば、水(未来)は始めなり。
父の火(過去永世続く理)母の水中(未来の想像)になりて玉をなし、種となる。その種の創造の世界の火、今百千に及ぶ。
タニ キヒコ アキツ ノ イヤ シロ
タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。
コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。
イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
ロ・・・濁水の靈也。大濁の塊也 、ラリルレの四音はこの一音に凝塊也。故にこの四音に代りてなすことある也。
タニ キヒコ・・・連なり開く縦の時空は その形なすときは、火水(過去と未来)二つ與み塊されば、形をなさず 形をなす火水の用(はたら)きの氣 火(過去)あれば必ず水(未来)これに與みて、用(はたら)きをなし、凝るなり(中今となる)。
アキツ ノ・・・おのずから 水(未来)火(過去) が中今の正中に続き 今という器をなす。
イヤ シロ ・・・
出る息(未来)は、火(過去)の為に動かされて出る
未来と過去の水火あやにくみて、水火の二つをつかさどる。
未来の想像をまずあげて、永世続く理を後に出す。
これ、自然の法則也。万物の始めは皆水(未来の想像)なり。しかれとも、形なき所に形なさしむるは火(永世続く理)なり。
なさしむる物は形なし。なすは形有り。なす形よりいえば、水(未来)は始めなり。
スへ シマ カサネ オホ タマル ワケ
ス・・・水中の火の靈也。澄也、洲也、直也、鳥也、穴也、差別也、黒也、文(かざり)なき也、一(すいち)也、住也。
へ・・・正火の靈也。膨也、隔也、経也、緯也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。
ネ・・・火水の靈也。水火の根也、母の靈也、土也、鎮也。
オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。
ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。
タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
ル・・・濁水の靈也。涎也、唾也。
ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。
ケ・・・影の火の靈也。差別(けじめ)也 、正也、香也、器也、五穀也、家也、朝より暮に至る義也。
スヘ シマ カサネ・・・未来の虚空の上に一つの確信できた時、その確信脹れたち 万物の初めをつかさどる 未来の虚空の確信に永世続く理を與み搦み 虚空の確信に永世続く理が舫い塊まる。
オホ・・・天に位して起こり その始まりのゝ(ホチ)今へと顕れ
タマル・・・水火(未来の虚空と永世続く理)連なり、円にまろがり降る(中今に入る)
ワケ・・・未来の虚空と永世続く理が交われば、水火の凝りゆえに、水の◯をなす。 人及び一切の鳥獣までも、この形をなすの始めは、水の◯の一滴の始めなり。この形をなす処は、天に顕れ、地によりて形をなす。 未来の虚空を練り、永世続く理をもちて『中今』を分つ。
オホ コト オシヲ トワ チカ フタヤ ヒメ
オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。
ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。
コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
ヲ・・・水火の靈也。縦也、賤也、男也、終也、折也、居也、小也、少也、苧也、低也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。
チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
フ・・・正火の靈也。火水の両を宰る也、経(ふる)也、含也、太也、吹也、覆也、語の下にウにひびくものはこのフに移りて書く也。
タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。
メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。
オホ コト・・・天に位して起こり その始まりのゝ(ホチ)と顕れ 今とは未来の凝りにして、水(想像の力)をもちて土(万物を生み出す基)を延ばして、のち形を文(あや)とり、それより火(過去より永世続く理)に入れてこれを焼く。水水(未来の想像)火(過去より永世続く理)こりて『今という器』に止まり終わる。
オシヲ トワ・・・『今』と起こり、未来と過去がひとつにまろかれ納まる 想像する未来に過去より永世続く理を與み 過去と未来に通ずる ◯『中今』となる。
チカ フタヤ ヒメ ・・・変わることのない真実の歴史の核となる森羅万象の理が母なる想像の中の未来に入ることで中今という玉となり、今に降りてくる種となる。その種は無限の可能性に満ち溢れ、今百千に及ぶ 『中今』の輝きとは、これ火の用(はたら)きにして、正しき火の躰は輝くものにあらず。『中今』とは影なり。これ正き実態にあらず。用(はたら)きなるがゆえに、『中今』という影の実態は『過去より永世続く理』なり。今は過去の影なり。過去の為に未来働き今となる。
『過去より永世続く理』と『よく練られた未来の想像』をつかさどり 火を起こしたる魂は 水火の二つをつかさどり 天之御中主『中今』の境地へと入る。真の火(過去より永世続く理)真の水(よく練られた未来の想像)は形見えずの空躰也。その空躰たる真の火、万物を興し、動かし、はたらきの用の備える故に、これ無にして有なり。有にして無なり。
『中今』は空躰の穴なるがゆえに、万物を産む。これ御中に真の火があればこそ万物の◯によらさるはなし。
真の水(よく練られた未来の想像)と真の火(過去より永世続く理)の『中今』よりゝ正中より別れ出るメカヱ、胞衣めくりめぐるゆえに、ついに吹き開いて出る。
34首の解説
アマツ ・・・常にめぐる過去と未来は列なりくみ
ミソラ ノ・・・中今とは 火(過去の叡智の火水の教え)は水(創造する未来)の為に水中(想像の世界)に入ると、水(創造する未来)は火(火水の教)の為に昇る法則なり。登れば水(創造する未来)は必ず澄み、清きなり。
創造の世界降り 火(過去の叡智の火水の教え)と水(創造する未来)の二つ離れずして、また一つに搦み與む。
アメ ヒトツ ・・・万物を生み出す天之御中主のめぐりの輪 万物を育てる想像の力は天地の胞衣 想像は万物の胞衣より育てられよく人を助け 形無きの真の火を形顕し、万物を興し、動かし、はたらきの用を備え 創造する世界に真の火の森羅万象の理を與むことで、中今に放たれ 渦巻き潜みより出現する。
ハシラ・・・未来の想像の世界を開き初める物は 永世続く理を未来の想像の世界へと水火あやにくみて、水火の二つをつかさどる。
未来の想像の世界の水まずあげて、永世続く理を後に出す。
これ、自然の法則也。万物の始めは皆水(未来の想像)なり。しかれとも、形なき所に形なさしむるは火(過去)なり。なさしむる物は形なし。なすは形有り。なす形よりいえば、水(未来)は始めなり。
渦巻く想像の世界の氣を開く。
サト・・・未来の想像の世界からさきわけ 『今』へと動かし、そこに止まり 一より百千に及ぶ
オホ・・・天に位して起こり その始まりのゝ(ホチ)『今』へと顕れる
ヤマト・・・天地の水火(イキ)を文(アヤ)なすという国名にして、万物生々をつかさどる。
則ヤは文(アヤ)、マは◯(水)、トはゝ(火)なり。
この◯(水:未来)とゝ(火:過去)文(アヤ)にくみて、天之御中主の如く。この形Θヤマト、『中今』なり。
イヤ シロチ・・・
出る息(未来)は、火(過去)の為に動かされて出る
未来と過去の水火あやにくみて、水火の二つをつかさどる。
未来の想像をまずあげて、永世続く理を後に出す。
これ、自然の法則也。万物の始めは皆水(未来の想像)なり。しかれとも、形なき所に形なさしむるは火(永世続く理)なり。
なさしむる物は形なし。なすは形有り。なす形よりいえば、水(未来)は始めなり。
父の火(過去永世続く理)母の水中(未来の想像)になりて玉をなし、種となる。その種の創造の世界の火、今百千に及ぶ。
タニ キヒコ・・・連なり開く縦の時空は その形なすときは、火水(過去と未来)二つ與み塊されば、形をなさず 形をなす火水の用(はたら)きの氣 火(過去)あれば必ず水(未来)これに與みて、用(はたら)きをなし、凝るなり(中今となる)。
アキツ ノ・・・おのずから 水(未来)火(過去) が中今の正中に続き 今という器をなす。
イヤ シロ ・・・
出る息(未来)は、火(過去)の為に動かされて出る
未来と過去の水火あやにくみて、水火の二つをつかさどる。
未来の想像をまずあげて、永世続く理を後に出す。
これ、自然の法則也。万物の始めは皆水(未来の想像)なり。しかれとも、形なき所に形なさしむるは火(永世続く理)なり。
なさしむる物は形なし。なすは形有り。なす形よりいえば、水(未来)は始めなり。
スヘ シマ カサネ・・・未来の虚空の上に一つの確信できた時、その確信脹れたち 万物の初めをつかさどる 未来の虚空の確信に永世続く理を與み搦み 虚空の確信に永世続く理が舫い塊まる。
オホ・・・天に位して起こり その始まりのゝ(ホチ)今へと顕れ
タマル・・・水火(未来の虚空と永世続く理)連なり、円にまろがり降る(中今に入る)
ワケ・・・未来の虚空と永世続く理が交われば、水火の凝りゆえに、水の◯をなす。 人及び一切の鳥獣までも、この形をなすの始めは、水の◯の一滴の始めなり。この形をなす処は、天に顕れ、地によりて形をなす。 未来の虚空を練り、永世続く理をもちて『中今』を分つ。
オホ コト・・・天に位して起こり その始まりのゝ(ホチ)と顕れ 今とは未来の凝りにして、水(想像の力)をもちて土(万物を生み出す基)を延ばして、のち形を文(あや)とり、それより火(過去より永世続く理)に入れてこれを焼く。水水(未来の想像)火(過去より永世続く理)こりて『今という器』に止まり終わる。
オシヲ トワ・・・『今』と起こり、未来と過去がひとつにまろかれ納まる 想像する未来に過去より永世続く理を與み 過去と未来に通ずる ◯『中今』となる。
チカ フタヤ ヒメ ・・・変わることのない真実の歴史の核となる森羅万象の理が母なる想像の中の未来に入ることで中今という玉となり、今に降りてくる種となる。その種は無限の可能性に満ち溢れ、今百千に及ぶ 『中今』の輝きとは、これ火の用(はたら)きにして、正しき火の躰は輝くものにあらず。『中今』とは影なり。これ正き実態にあらず。用(はたら)きなるがゆえに、『中今』という影の実態は『過去より永世続く理』なり。今は過去の影なり。過去の為に未来働き今となる。
『過去より永世続く理』と『よく練られた未来の想像』をつかさどり 火を起こしたる魂は 水火の二つをつかさどり 天之御中主『中今』の境地へと入る。真の火(過去より永世続く理)真の水(よく練られた未来の想像)は形見えずの空躰也。その空躰たる真の火、万物を興し、動かし、はたらきの用の備える故に、これ無にして有なり。有にして無なり。
『中今』は空躰の穴なるがゆえに、万物を産む。これ御中に真の火があればこそ万物の◯によらさるはなし。
真の水(よく練られた未来の想像)と真の火(過去より永世続く理)の『中今』よりゝ正中より別れ出るメカヱ、胞衣めくりめぐるゆえに、ついに吹き開いて出る。
解説
常にめぐる過去と未来は列なりくみ
中今とは 火(過去の叡智の火水の教え)は水(創造する未来)の為に水中(想像の世界)に入ると、水(創造する世界)は火(火水の教)の為に昇る法則なり。登れば水(創造の世界)は必ず澄み、清きなり。
創造の世界降り 火(過去の叡智の火水の教え)と水(創造する未来)の二つ離れずして、また一つに搦み與む。
万物を生み出す天之御中主のめぐりの輪 万物を育てる想像の力は天地の胞衣 想像は万物の胞衣より育てられよく人を助け 形無きの真の火を形顕し、万物を興し、動かし、はたらきの用を備え 創造する世界に真の火の森羅万象の理を與むことで、中今に放たれ 渦巻き潜みより出現する。
未来の想像の世界を開き初める物は 永世続く理を未来の想像の世界へと水火あやにくみて、水火の二つをつかさどる。
未来の想像の世界の水まずあげて、永世続く理を後に出す。
これ、自然の法則也。万物の始めは皆水(未来の想像)なり。しかれとも、形なき所に形なさしむるは火(過去)なり。なさしむる物は形なし。なすは形有り。なす形よりいえば、水(未来)は始めなり。
渦巻く想像の世界の氣を開く。
未来の想像の世界からさきわけ 『今』へと動かし、そこに止まり 一より百千に及ぶ
天に位して起こり その始まりのゝ(ホチ)『今』へと顕れる
天地の水火(イキ)を文(アヤ)なすという国名にして、万物生々をつかさどる。
則ヤは文(アヤ)、マは◯(水)、トはゝ(火)なり。
この◯(水:未来)とゝ(火:過去)文(アヤ)にくみて、天之御中主の如く。この形Θヤマト、『中今』なり。
出る息(未来)は、火(過去)の為に動かされて出る
未来と過去の水火あやにくみて、水火の二つをつかさどる。
未来の想像をまずあげて、永世続く理を後に出す。
これ、自然の法則也。万物の始めは皆水(未来の想像)なり。しかれとも、形なき所に形なさしむるは火(永世続く理)なり。
なさしむる物は形なし。なすは形有り。なす形よりいえば、水(未来)は始めなり。
父の火(過去永世続く理)母の水中(未来の想像)になりて玉をなし、種となる。その種の創造の世界の火、今百千に及ぶ。
連なり開く縦の時空は その形なすときは、火水(過去と未来)二つ與み塊されば、形をなさず 形をなす火水の用(はたら)きの氣 火(過去)あれば必ず水(未来)これに與みて、用(はたら)きをなし、凝るなり(中今となる)。
おのずから 水(未来)火(過去) が中今の正中に続き 今という器をなす。
出る息(未来)は、火(過去)の為に動かされて出る
未来と過去の水火あやにくみて、水火の二つをつかさどる。
未来の想像をまずあげて、永世続く理を後に出す。
これ、自然の法則也。万物の始めは皆水(未来の想像)なり。しかれとも、形なき所に形なさしむるは火(永世続く理)なり。
なさしむる物は形なし。なすは形有り。なす形よりいえば、水(未来)は始めなり。
未来の虚空の上に一つの確信できた時、その確信脹れたち 万物の初めをつかさどる 未来の虚空の確信に永世続く理を與み搦み 虚空の確信に永世続く理が舫い塊まる。
天に位して起こり その始まりのゝ(ホチ)今へと顕れ
水火(未来の虚空と永世続く理)連なり、円にまろがり降る(中今に入る)
未来の虚空と永世続く理が交われば、水火の凝りゆえに、水の◯をなす。 人及び一切の鳥獣までも、この形をなすの始めは、水の◯の一滴の始めなり。この形をなす処は、天に顕れ、地によりて形をなす。 未来の虚空を練り、永世続く理をもちて『中今』を分つ。
天に位して起こり その始まりのゝ(ホチ)と顕れ 今とは未来の凝りにして、水(想像の力)をもちて土(万物を生み出す基)を延ばして、のち形を文(あや)とり、それより火(過去より永世続く理)に入れてこれを焼く。水水(未来の想像)火(過去より永世続く理)こりて『今という器』に止まり終わる。
『今』と起こり、未来と過去がひとつにまろかれ納まる 想像する未来に過去より永世続く理を與み 過去と未来に通ずる ◯『中今』となる。
変わることのない真実の歴史の核となる森羅万象の理が母なる想像の中の未来に入ることで中今という玉となり、今に降りてくる種となる。その種は無限の可能性に満ち溢れ、今百千に及ぶ 『中今』の輝きとは、これ火の用(はたら)きにして、正しき火の躰は輝くものにあらず。『中今』とは影なり。これ正き実態にあらず。用(はたら)きなるがゆえに、『中今』という影の実態は『過去より永世続く理』なり。今は過去の影なり。過去の為に未来働き今となる。
『過去より永世続く理』と『よく練られた未来の想像』をつかさどり 火を起こしたる魂は 水火の二つをつかさどり 天之御中主『中今』の境地へと入る。真の火(過去より永世続く理)真の水(よく練られた未来の想像)は形見えずの空躰也。その空躰たる真の火、万物を興し、動かし、はたらきの用の備える故に、これ無にして有なり。有にして無なり。
『中今』は空躰の穴なるがゆえに、万物を産む。これ御中に真の火があればこそ万物の◯によらさるはなし。
真の水(よく練られた未来の想像)と真の火(過去より永世続く理)の『中今』よりゝ正中より別れ出るメカヱ、胞衣めくりめぐるゆえに、ついに吹き開いて出る。