カタカムナ80首

カタカムナ59首を読み解く  貴き命を繋ぐために

カタカムナ59首を読み解く

中心図象ヤタノカカミ 発生原理

新人類と旧人類 貴き命を繋ぐために

オ ホ コ ト オ シ ヲ  イ ヨ フ タ ナ

オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。

ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。

コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

ヲ・・・水火の靈也。縦也、賤也、男也、終也、折也、居也、小也、少也、苧也、低也。

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

ヨ・・・水火の靈也。与也、女男の契也、淀也、齢也、下知也。

フ・・・正火の靈也。火水の両を宰る也、経(ふる)也、含也、太也、吹也、覆也、語の下にウにひびくものはこのフに移りて書く也。

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

オホコトオシヲ・・・起こる物を収める袋 敵城を囲む追手を山を背にし山城で向かい合う高き 災いの乱れ治める

イヨフタナ・・・命を一つにくみくみ睦むの処 いよいよ火水の二つ與み合って、別れんとすること 列なり開く流れる

 

解説

起こる物を収める袋 敵城を囲む追手を山を背にし山城で向かい合う高き 災いの乱れ治める。

命を一つにくみくみ睦むの処 いよいよ火水の二つ與み合って、別れんとすること 列なり開く流れる。

 

 イ キ ツ ヒ メ シ マ

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

イキツヒメシマ・・・命 貴き 列なりくむ よくものを動かす 群がり與む 息を子孫に割分けざる程の災はなし、故に、百千の物を、ただ一つに及ぼす。開くと思えば並び、また開くと思えば列なる、開き現れるると思えば、連なり潜る。

 

解説

命 貴き 列なりくむ よくものを動かす 群がり與む 息を子孫に割分けざる程の災はなし、故に、百千の物を、ただ一つに及ぼす。開くと思えば並び、また開くと思えば列なる、開き現れるると思えば、連なり潜る。

 

 

オ ホ ト ヒ ワ ケ  ハ ツ チ ヒ コ

オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。

ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。

ケ・・・影の火の靈也。差別(けじめ)也 、正也、香也、器也、五穀也、家也、朝より暮に至る義也。

ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

 

オホトヒワケ・・・起こる物を収める袋 山を背にし山城で向かい合う よくものを動かす 自ら天を回るのみ。火氣勝る時は枯れ、また火氣去りて水氣かつときは崩るるなり。また、その躰枯れたりとも、友情非情共にシホ水に入置ときは、朽ちることなし。 物を見分ける働き。

ハツチヒコ・・・天地開き列なり一より百千に動き よく物を動かす 住む処と連続して外へ移らず、しかと定めたるとき

 

 

解説

起こる物を収める袋 山を背にし山城で向かい合う よくものを動かす 自ら天を回るのみ。火氣勝る時は枯れ、また火氣去りて水氣かつときは崩るるなり。また、その躰枯れたりとも、友情非情共にシホ水に入置ときは、朽ちることなし。 物を見分ける働き。

天地開き列なり一より百千に動き よく物を動かす 住む処と連続して外へ移らず、しかと定めたるとき

59首の解説

オ ホ コ ト オ シ ヲ  イ ヨ フ タ ナ

起こる物を収める袋 敵城を囲む追手を山を背にし山城で向かい合う高き 災いの乱れ治める。

命を一つにくみくみ睦むの処 いよいよ火水の二つ與み合って、別れんとすること 列なり開く流れる。

【現代語訳】

新人類(五色人)により侵略を受けた火水の民は解決策として山に城を造り、そこで防衛を固め、新人類の侵略から守ることで混乱を治めた。

 イ キ ツ ヒ メ シ マ

命 貴き 列なりくむ よくものを動かす 群がり與む 息を子孫に割分けざる程の災はなし、故に、百千の物を、ただ一つに及ぼす。開くと思えば並び、また開くと思えば列なる、開き現れるると思えば、連なり潜る。

【現代語訳】

貴き命を繋ぐために火水の人々皆で、自らが動くことにした。息を絶やし、これから生まれてくる子孫の命を無くす程の災いはなく、自分達が生き延びることで子孫の命を守る方法はただ一つだった。

開くと思えば並び、また開くと思えば列なる、開き現れると思えば、連なり潜る。

オ ホ ト ヒ ワ ケ  ハ ツ チ ヒ コ

起こる物を収める袋 山を背にし山城で向かい合う よくものを動かす 自ら天を回るのみ。火氣勝る時は枯れ、また火氣去りて水氣かつときは崩るるなり。また、その躰枯れたりとも、友情非情共にシホ水に入置ときは、朽ちることなし。 物を見分ける働き。

天地開き列なり一より百千に動き よく物を動かす 住む処と連続して外へ移らず、しかと定めたるとき

【現代語訳】

侵略を回避する方法は、山城を築きそこで防衛することだった。火水の民は自分達の築いた国に執着せずにそれを手放し皆で山に居住地を移した。それは子孫へと命を繋げるために。

森羅万象の理(ことわり)の中でも、火氣勝る時は枯れ、また火氣去りて水氣かつときは崩るるなり。また、その躰枯れたりとも、友情非情共にシホ水に入置ときは、朽ちることなし。

自分達が築きあげた王国も森羅万象の中で、崩れることもある。しかし、命さえつながっていれば朽ち果てることはない。何が大切なことなのかを見分けることが重要なのだ。築きあげた物に執着して命を絶やすこと程の災はない。

天地を開き火水の民は皆で団結し、移動し居住地を山へと定めた。

あとがき

物事を見極める眼。火水の民はその眼を持っていた。自分達が築き上げてきた文明、もの、家、国。新人類の侵略により生命が脅かされた時に火水の民は自分達の築きあげてきた物を捨て、命を繋げることを選択した。そして山へと移動し、そこに城を造り防衛を固めたのだ。

人の強さとは、攻撃力ではなく、本当に大切なものを見抜き選択し、自らを動かすこと。そしてその選択は相手の命をもおびやかすこともなく、防衛を固めるために山に居住地をうつすことだった。

標高の高い山に居住地を移すことで攻めずらく、水も確保でき、資源も豊富にある。防衛を固めるには最善の選択だった。そして彼らが最も優先したものは子孫の命を繋げることだったのだ。

 

 

ABOUT ME
天聞
YouTube猿田彦TV運営 縄文カタカムナ文化塾を運営。 楢崎皐月、宇野多美恵からカタカムナを継承した天野成美のもとでカタカムナを深め、独自に言霊を研究。出口王任三郎、岡本天明も師事していた水穂伝、布斗麻邇御靈(フトマニノミタマ)、稲荷古伝を研究しカタカムナを言霊から独自の解読で読み解いている。
天岩戸神社 坤(ひつじさる)の金神 奉納会
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