カタカムナ80首

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中心図象ヤタノカカミ

ウマシタカ

ウ・・・空中の水の靈也。
浮き昇る也、動也、生也、暗也

マ・・・火中の水の靈也。
潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也、男也。 

シ・・・昇る水の靈也。
始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
タ・・・水中の火の靈也。
タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
カ・・・煇火の靈也。
影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也

 

 

大意

ウ、生也。草木の芽を生すること。ウマル、ウは浮くこと。マは回こと。ルは助言の省け音なり。浮回と云う。万物の胎内の一滴、ふとりふとりて、始めて浮ひ回りて出るを、ウマルと云う。

シ、繁也。シは進むこと。ケは細に差別をなす音にして、本は一粒の籾なれとも、進んでは枝葉果実と細かに分つを、茂ると云う。

タ、多也。オホイと活用(はたら)きて、オは起こること。ホは火也。火を起こしたるは、此タの靈なれは、オホ也。一滴の種子は、少きやうなれとも、開けは天となり、地となる。人及ひ鳥獣草木となる。多きこと、是にすきたるもの無し。

カ、是有(カクアル)也。火の躰は形なし。今、其形なきの躰より、形を現す。

 

解説

草木の芽が出るように、胎内の一滴、ふとりふとりて、始めて浮ひ回りて出る

本は一粒の籾なれとも、進んでは枝葉人躰を細かに分つようになる

一滴の種子は、少いように見えるが、開けは天となり地となりヒトになってゆく

形なきの躰より、形を現してゆく

 

 

 

カムアシカヒヒコ

 

カ・・・煇火の靈也。
影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。
無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。
五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

シ・・・昇る水の靈也。
始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

カ・・・煇火の靈也。
影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

コ・・・影の火の靈也。
男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

 

大意

カムとはカラムのラ言の省き也。

アシカヒ、葦芽若末也。芽の柔らかに生える也。ウマシの反イ、アシカヒの反イにして、息なり。

ヒ、空也。穴とはアメ也、◯とありて、天之御中主のめくりの輪をアと云う也。ナは正火の靈也。◯の正中なれは、天之御中主のゝの火也。故に、穴を樋(ヒ)という。空躰たる真の火、万物を興し、動き、はたらきの用の備える故に、是無にして有なり。

コ、処也。與み凝り塊ることにして、外へ移らず凝ること也。

ヒコ、火凝也。

解説

搦み合う芽が柔らかに生え、万物を興し、動き、はたらきの用の備えるために

與み凝り塊ることにして、処を定める。

 

 

参照:https://www.visiblebody.com/ja/learn/reproductive/reproductive-process

受精卵は、胚芽になる: 卵着床前と着床中の発達

子宮内の胚芽の構造物

受精卵が輸卵管から子宮に達するのに約5日かかります。 受精卵が移動すると、受精卵は分裂して、 内細胞塊と外側に保護リングを持つ胚盤胞に発達します。 胚盤胞は子宮の壁に付着して、徐々にそれ自体が子宮内膜に埋め込まれます。 着床の間、その細胞はさらに分化します。 受胎後15日目に、後に胚芽を形成する細胞が胚盤になります。 他の細胞は、支持構造を形成し始めます。 卵黄嚢は、椎間板の片側で、消化管の一部になります。 それが発現するにつれてもう一方の側で、羊膜が液体で満たされ胚芽を囲みます。 他の細胞群は胎盤と臍帯を惹起し、それが栄養分を取り込み、老廃物を除去します

トコロチマタノ

 

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

コ・・・影の火の靈也。
男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

ロ・・・濁水の靈也。
大濁の塊也 、ラリルレの四音はこの一音に凝塊也。故にこの四音に代りてなすことある也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。

血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也

マ・・・火中の水の靈也。
潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也、男也。

タ・・・水中の火の靈也。
タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
ノ・・・水の靈也。
回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

大意

トコロ、処也。與み凝り塊ることにして、外へ移らず凝ること也。

チ、年月日時の靈也。トは與むこと。シは水切(シキリ)のこと。天地のいき與みて、水切をなすを、トシと云う。月とは、ツキの反チにして、三十日を月と云。其の三十日を惣(そう)して、つつめて月と云。

マ、回也。メの音の処にて解か如し。めくりめくるのこと、究りの音なり。

タ、縦也。タテとは、タは連なること。テは開くこと。連り開くことを、縦と云。

ノ、如く

解説

與み凝り塊ることにして、処を定め、十月十日をめくりめくりて連り開く如く

 

トキオカシ

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土也。

オ・・・空中の水の靈也。
起也、貴也、高也、於也。

カ・・・煇火の靈也。
影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也

シ・・・昇る水の靈也。
始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

 

大意

トキ、トは與むこと、キは氣にして、刻々とイキを与むこと。

オ、於也。於(うへ)ウは浮き昇ること。ヘはふくるること。起こる物は浮ひ、張るる故に、オをウヘと云。

カ、人の息、子孫に伝えて、長き世をへる。形無き父母のいき、形無き天地の息、形現れて、子孫と暉く。

シ、幸也。サは割別(さきわかれ)のこと。イとは、イキはイの反ヒにして、ヒは天を回る日也。万物を割別け、生せしむるを幸いと云。

カシ、暉く火のカの靈起こり、堕て、昇る水のシの靈の水起る。

解説

刻々と火水(イキ)を与み、起こる物は浮ひ、張るる。人の息、子孫に伝えて、長き世をへる。形無き父母のいき、形無き天地の息、形現れて、子孫と暉く。

万物を割別け、生せしむるを幸いと云う。

8首の解説

草木の芽が息吹くように、胎内の一滴、ふとりふとりて、始めて浮いて回り出る

本は一粒の籾なれとも、進んでは枝葉人躰を細部にまで構成するようになる

一滴の種子は、少いように見えるが、開けば天となり地となりヒトになってゆく

形なき躰より、形を現してゆく

搦み合う芽が柔らかに生え、万物を興し、動き、はたらきの用の備えるために

與み凝り塊ることにして、処を定める。

與み凝り塊ることにして、処を定め、十月十日をめくりめくりて連り開くが如く

刻々と火水(イキ)を与み、胎児は羊水の中で、成長してゆく。

人の息、子孫に伝えて、長き世を渡る。

形無き父母の息、形無き天地の息、形現れて、子孫が誕生し暉く。

万物を割別け、生せしむるを幸いと云う。

災い(ワサハイ)とは、ワとは◯也。天より割分れし息を、天に逆ふて、いきを割分ずして、一つにまろがれるをワサハイと云。一粒を万倍にしないのがワサハイと云。一百千を損して、唯一つをとる也。いきを子孫に割分けしない程の災いは無い。逆に一より百千をなすを、幸いと云。

 

 

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天聞
YouTube猿田彦TV運営 縄文カタカムナ文化塾を運営。 楢崎皐月、宇野多美恵からカタカムナを継承した天野成美のもとでカタカムナを深め、独自に言霊を研究。出口王任三郎、岡本天明も師事していた水穂伝、布斗麻邇御靈(フトマニノミタマ)、稲荷古伝を研究しカタカムナを言霊から独自の解読で読み解いている。
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