カタカムナ80首

カタカムナ9首を読み解く

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中心図象ヤタノカカミ

アメノトコタチ

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。
五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

メ・・・火中の水の靈也。
潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ノ・・・水の靈也。
回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

コ・・・影の火の靈也。
男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

タ・・・水中の火の靈也。
タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

 

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。

血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也

 

大意

アメ、アは空中の水の靈にして、五十連の水火の総名なり。メは回(めぐる)と云ことにて、空中の水の回るを天(アメ)といふなり。上と云こと。

ノ、回り動かし 

ト、與み コ、凝り

タチ、胎内の靈也。父の火、母の水の胎内に宿る胎内の火也。

父の火、母の水中になりて玉をなし、種となる。其の種の胎内の火、今百千に及ぶの義。

トコタチとは、イキの上に立昇こと也。コは火のコリ。タチのタは水。。チは水中の火の昇こと。

 

解説

空中の水の回る、回り動かし與み凝り、父の火、母の水の胎内に宿る胎内の火

父の火、母の水中になりて玉をなし、種となる。其の種の胎内の火、今百千に及ぶ

アメノトコタチとは、水中の火の上に立昇という御名にして、その御靈天之常立神也。コリを上にはねよとの御伝えにて、天地母体の氣(イキ)、上に昇を天之常立火水と云也。

 

 

 

クニトコタチ

 

ク・・・影の火の靈也。
氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ニ・・・火水の靈也。
天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

コ・・・影の火の靈也。
男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

タ・・・水中の火の靈也。
タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

 

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。

血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也

 

大意

クニとは、クニの反キにして、氣は土也。ここに国と云うは、天に対して下を指して云うなり。トコタチとは、下に火凝立と御名にして、水火(イキ)の御形也。

上より降りて、下に凝立と云う御名にして、其の火水の御形これの如く。上より降りて、下に凝立也。母胎の氣(イキ)の降るを、国之常立神と云也。

アメ クニカ

 

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。
五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

メ・・・火中の水の靈也。
潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ク・・・影の火の靈也。
氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ニ・・・火水の靈也。
天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。
カ・・・煇火の靈也。
影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也

大意

アメ、空中、上と云こと。

クニ、クニの反キにして、氣は土也。ここに国と云うは、天に対して下を指して云うなり。

カ、是有(カクアル)也。火の躰は形なし。今、其形なきの躰より、形を現す。

解説

天と地との氣凝りて靈魂となり、父母から受けた躰へと搦み入ってゆく。

 

 

ソコ ソギ タチ

ソ・・・火水の靈也。
形の無也、遅也、揃也、塩也、白也、底也、背也、始也、山也、磯也、所也。

コ・・・影の火の靈也。
男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

ソ・・・火水の靈也。
形の無也、遅也、揃也、塩也、白也、底也、背也、始也、山也、磯也、所也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土
タ・・・水中の火の靈也。
タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。

血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也

 

大意

ソコ、母の躰へ、父の一滴を宿したる位にして、これをソコと云う。コとは器也。

ソキ母の躰へ、父の一滴を宿したる位、キとは氣なり。

タチ、タは水。チは水中の火の昇こと。水中に立ち昇る。

解説

父母の火水與みあった躰の器に、天地與みあった氣(靈)が搦み、生命が立ち昇る。

カタ カムナ

カ・・・煇火の靈也。
影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也
タ・・・水中の火の靈也。
タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
カ・・・煇火の靈也。
影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。
無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ナ・・・火水の靈也。
和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

大意

カタ、搦む靈(タマ)

カムナ、搦み渦巻き与みあう

マノ トキ トコロ

マ・・・火中の水の靈也。
潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也、男也。

ノ・・・水の靈也。
回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

コ・・・影の火の靈也。
男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

ロ・・・濁水の靈也。
大濁の塊也 、ラリルレの四音はこの一音に凝塊也。故にこの四音に代りてなすことある也。

大意

マノ、睦み搦み回る水は動きて離れず

トキ、刻々と氣(イキ)を與む

トコロ、與みあいて、凝り動かざる処定める

解説

睦み搦み回る水は動きて離れず、刻々と氣(イキ)を與む、與みあいて、凝り動かざる処定める

トコ タチ

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

コ・・・影の火の靈也。
男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

タ・・・水中の火の靈也。
タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

 

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。

血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也

 

大意

トコタチとは、與み凝り塊り水中に立ち昇る。

 

9首の解説

天地母胎の氣(イキ)上に昇りて凝立ち父母の火水與み塊った躰上より降りて、下に凝立ち

天と地との氣凝りて靈魂となり、父母から受けた氣凝りて躰へとなる。

父母の火水與みあった躰の器に、天地火水與みあった氣(靈)が搦み、生命が立ち昇る。

搦む靈(タマ)と躰、搦み渦巻き与みあい

睦み搦み回る火水は動きて離れず、刻々と氣(イキ)を與む、與みあいて、凝り動かざる処定める

與み凝り塊り母胎に生命が立ち昇る。

 

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猿田彦
YouTube猿田彦TV運営 縄文カタカムナ文化塾を運営。 楢崎皐月、宇野多美恵からカタカムナを継承した天野成美のもとでカタカムナを深め、独自に言霊を研究。出口王任三郎、岡本天明も師事していた水穂伝、布斗麻邇御靈(フトマニノミタマ)、稲荷古伝を研究しカタカムナを言霊から独自の解読で読み解いている。
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