カタカムナ80首

カタカムナウタイ65首 兆しを写し出す(卜占ぼくせん) #2

カタカムナ65首を読み解く

中心図象ヤタノカカミ

カム ナカラ   アマ ネキ

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

ネ・・・火水の靈也。水火の根也、母の靈也、土也、鎮也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

 

カム ナカラ アマ ネキ 

潜象と現象が睦み搦み向かい合い 水火連なり万物の種子をつかさどり、一より百千の現象として現れる。

潜象の神意が凝りて種をなし、現象ではその種を受け取るよう天より命じる。

常にめぐる 天之御中主の神から産出される 現象化の氣

アメノ ワク トメ ミチ トヨ カム ツミ

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

ヨ・・・水火の靈也。与也、女男の契也、淀也、齢也、下知也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

アメノ ワク トメ ミチ トヨ カム ツミ

人の目に見えないが常にめぐる真の火の用(はたらき)は必ず現象に投影し 地上に万象の形を顕し 主から創造された兆しを写し出す(卜占※ぼくせん※占いの手法の一つに、亀甲や獣骨を焼いて、その罅割れなどを観て占うものがある。先史・古代においては焼灼の痕跡が残る考古資料(卜骨・ト甲)、古代以降にはこの他に律令やその注釈書、貴族の日記、各地の神社文書、秘伝書などの史料から、その存在を窺うことができる。加えて、神事として残存する(または近世・近代まで存続していた)事例もある。このように、卜占の痕跡を残す史資料の存在形態は多様である。 

幾千万と無数に分かれているように見える現象も一滴の種から始まり 様々な因果とくまれ 兆しを写し出す(卜占ぼくせん) ことで一つの現象から神意を読み解き 正中の一滴の種へと道は続く    

アワ タマ ヒメ ヤス マ ワ  ケ ツミ

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

ス・・・水中の火の靈也。澄也、洲也、直也、鳥也、穴也、差別也、黒也、文(かざり)なき也、一(すいち)也、住也。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。

ケ・・・影の火の靈也。差別(けじめ)也 、正也、香也、器也、五穀也、家也、朝より暮に至る義也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

アワ タマ ヒメ ヤス マ ワケ ツミ

天が地に交わるゆえに、万象は起こり 兆しを写し出すことで、偶然性に必然性を見出す 

天之御中主より吹き開いて出る正中の現象として 火(神の意図)を水中(現象)にくみ極まりて、火の為に動かされ、水昇りはじめ現れた現象と向かいあい 万象の善事と悪事とを見分け 神の意図を読み解いてゆく

ワク ハヤ タニ サキ イカ ツチ ヒヒキ

ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

 

ワク ハヤ タニ サキ イカ ツチ ヒヒキ

地上に万象の形を顕し 主から創造された兆しを写し出す(卜占ぼくせん)は、潜象と現象をあやなし 渾沌の一滴のゝ、天地この世にあるときは天の氣を直に受ける 

潜象と現象は躰一つにして一滴のタマより生じ 現象の氣はさきわかれ 神の意図のために動かされて出る兆しが天之御中主より啓示され 神の意図が創造の輪から出現する

アマ タマ ノ ネ

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

ネ・・・火水の靈也。水火の根也、母の靈也、土也、鎮也。

 

アマ タマ ノ ネ

現象化を起こす氣は地上をめぐり 兆しを写し出すことで、偶然性に必然性を見出し 天之御中主の神意の器となる  

 

65首の解説

カム ナカラ アマ ネキ 

潜象と現象が睦み搦み向かい合い 水火連なり万物の種子をつかさどり、一より百千の現象として現れる。

潜象の神意が凝りて種をなし、現象ではその種を受け取るよう天より命じる。

常にめぐる 天之御中主の神から産出される 現象化の氣

アメノ ワク トメ ミチ トヨ カム ツミ

人の目に見えないが常にめぐる真の火の用(はたらき)は必ず現象に投影し 地上に万象の形を顕し 主から創造された兆しを写し出す(卜占※ぼくせん※占いの手法の一つに、亀甲や獣骨を焼いて、その罅割れなどを観て占うものがある。先史・古代においては焼灼の痕跡が残る考古資料(卜骨・ト甲)、古代以降にはこの他に律令やその注釈書、貴族の日記、各地の神社文書、秘伝書などの史料から、その存在を窺うことができる。加えて、神事として残存する(または近世・近代まで存続していた)事例もある。このように、卜占の痕跡を残す史資料の存在形態は多様である。 

幾千万と無数に分かれているように見える現象も一滴の種から始まり 様々な因果とくまれ 兆しを写し出す(卜占ぼくせん) ことで一つの現象から神意を読み解き 正中の一滴の種へと道は続く    

アワ タマ ヒメ ヤス マ ワケ ツミ

天が地に交わるゆえに、万象は起こり 兆しを写し出すことで、偶然性に必然性を見出す 

天之御中主より吹き開いて出る正中の現象として 火(神の意図)を水中(現象)にくみ極まりて、火の為に動かされ、水昇りはじめ現れた現象と向かいあい 万象の善事と悪事とを見分け 神の意図を読み解いてゆく

ワク ハヤ タニ サキ イカ ツチ ヒヒキ

地上に万象の形を顕し 主から創造された兆しを写し出す(卜占ぼくせん)は、潜象と現象をあやなし 渾沌の一滴のゝ、天地この世にあるときは天の氣を直に受ける 

潜象と現象は躰一つにして一滴のタマより生じ 現象の氣はさきわかれ 神の意図のために動かされて出る兆しが天之御中主より啓示され 神の意図が創造の輪から出現する

アマ タマ ノ ネ

現象化を起こす氣は地上をめぐり 兆しを写し出すことで、偶然性に必然性を見出し 天之御中主の神意の器となる  

 

 

 

 

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天聞
YouTube猿田彦TV運営 縄文カタカムナ文化塾を運営。 楢崎皐月、宇野多美恵からカタカムナを継承した天野成美のもとでカタカムナを深め、独自に言霊を研究。出口王任三郎、岡本天明も師事していた水穂伝、布斗麻邇御靈(フトマニノミタマ)、稲荷古伝を研究しカタカムナを言霊から独自の解読で読み解いている。
天岩戸神社 坤(ひつじさる)の金神 奉納会
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