カタカムナ64首を読み解く
中心図象ヤタノカカミ 発生原理
ヤハ マカシ ソシ ツミ アメノ セヲ
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
ソ・・・火水の靈也。形の無也、遅也、揃也、塩也、白也、底也、背也、始也、山也、磯也、所也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。
ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。
セ・・・水中の火の靈也。与(くむ)也 、助也、瀬也、背也、偽也、甲也。
ヲ・・・水火の靈也。縦也、賤也、男也、終也、折也、居也、小也、少也、苧也、低也。
ヤハ マカシ ソシ・・・火水の二つをつかさどり、発く マカシ反し、ミ。真の水は形なし 火、水中に入りて、形見えぬ形無しの、水始めをなすの法則
ツミ アメノ セヲ・・・渦巻きひそまりより出る水は物を與み合わす時は文目わからぬもの 無にして有也。その形見えざる故に無なれども、働きあるが故に有なり。いよいよ舫い回り動いて離れず 息と息と舫い與む 昇るべき氣を、そこにて止まること。立留まりて、外へ移る氣を止めること。
解説
火水の二つをつかさどり、発く マカシ反し、ミ。真の水は形なし 火、水中に入りて、形見えぬ形無しの、水始めをなすの法則
渦巻きひそまりより出る水は物を與み合わす時は文目わからぬもの 無にして有也。その形見えざる故に無なれども、働きあるが故に有なり。いよいよ舫い回り動いて離れず 息と息と舫い與む 昇るべき氣を、そこにて止まること。立留まりて、外へ移る氣を止めること。
キネ アキ タマ コメ カム ナカラ ワク ツミ ヒトヨ
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
ネ・・・火水の靈也。水火の根也、母の靈也、土也、鎮也。
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。
メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。
ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
ヨ・・・水火の靈也。与也、女男の契也、淀也、齢也、下知也。
キネ アキ タマ コメ・・・氣を産出する物の根源は天之御中主なり。目には見えざれども、常に回りて、昇り降りするときは、内の陽の火和(なご)して、水の形をなして降る。いき凝りて雲となり、かすみとなる。これ、天地のいきなり。氣にもまた二種あり。形なき真の火水の躰を、氣(イキ)という、また、形をなす火水の働きをも、イキという。魂が睦み搦み向かい合う。鏡に我の影を睦み搦むように。心を舫い回らす。
カム ナカラ・・・搦み睦み 和(やわら)き搦む物は、皆流れモエ昇り浮き動き定まらぬが故に水に與みて、たまをなして降る。
ワク ツミ ヒトヨ・・・自ら天を回り、その水に與むときは、氣降りる。列なり続け、真の水は形なし。形顕れて月とみゆるは、火中の水灵に、正中をつかさどる月の灵なり。天之御中主のゝの、正火を舫い與み人と人を與む。
解説
氣を産出する物の根源は天之御中主なり。目には見えざれども、常に回りて、昇り降りするときは、内の陽の火和(なご)して、水の形をなして降る。いき凝りて雲となり、かすみとなる。これ、天地のいきなり。氣にもまた二種あり。形なき真の火水の躰を、氣(イキ)という、また、形をなす火水の働きをも、イキという。魂が睦み搦み向かい合う。鏡に我の影を睦み搦むように。心を舫い回らす。
搦み睦み 和(やわら)き搦む物は、皆流れモエ昇り浮き動き定まらぬが故に水に與みて、たまをなして降る。
自ら天を回り、その水に與むときは、氣降りる。列なり続け、真の水は形なし。形顕れて月とみゆるは、火中の水灵に、正中をつかさどる月の灵なり。天之御中主のゝの、正火を舫い與み人と人を與む。
ヤシ アナミ ワク アナミ コロ
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。
ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。
ロ・・・濁水の靈也。大濁の塊也 、ラリルレの四音はこの一音に凝塊也。故にこの四音に代りてなすことある也。
ヤシ アナミ ワク・・・男女のマグワイ、水は 物を育てる母の義にして、物を育てるの義よりは、物を凝るの義の方が重く、これ左は右より重し。月読見命より勝れて、天照太神は天地をつかさどる。◯ワは円満の義にして、欠けることなきは、諸々の物を解きて、解かざることなし。火水の和(なご)したる形、本来水火の氣の和(やわらぎ)が見えずが、氣の並ぶは、氣有て形無し。男女の息を和らき並び與み、結び、凝りて、秀でるなり。火は物を分つ。水は物を與み合す時は、文目(アヤメ)わからぬもの。自ら天を回り、氣(イキ)を降ろし與む。
アナミ コロ・・・月読見命より勝れて、天照太神は天地をつかさどる。◯ワは円満の義にして、欠けることなきは、諸々の物を解きて、解かざることなし。火水の和(なご)したる形、本来水火の氣の和(やわらぎ)が見えずが、氣の並ぶは、氣有て形無し。男女の息を和らき並び與み、結び、凝りて、秀でるなり。火は物を分つ。水は物を與み合す時は、文目(アヤメ)わからぬもの。人の魂の心の濁水を降ろす。
解説
男女のマグワイ、水は 物を育てる母の義にして、物を育てるの義よりは、物を凝るの義の方が重く、これ左は右より重し。月読見命より勝れて、天照太神は天地をつかさどる。◯ワは円満の義にして、欠けることなきは、諸々の物を解きて、解かざることなし。火水の和(なご)したる形、本来水火の氣の和(やわらぎ)が見えずが、氣の並ぶは、氣有て形無し。男女の息を和らき並び與み、結び、凝りて、秀でるなり。火は物を分つ。水は物を與み合す時は、文目(アヤメ)わからぬもの。自ら天を回り、氣(イキ)を降ろし與む。
月読見命より勝れて、天照太神は天地をつかさどる。◯ワは円満の義にして、欠けることなきは、諸々の物を解きて、解かざることなし。火水の和(なご)したる形、本来水火の氣の和(やわらぎ)が見えずが、氣の並ぶは、氣有て形無し。男女の息を和らき並び與み、結び、凝りて、秀でるなり。火は物を分つ。水は物を與み合す時は、文目(アヤメ)わからぬもの。人の魂の心の濁水を降ろす。
アメノ トヨセ ツミ アメノ ヨロ ツ
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。
ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
ヨ・・・水火の靈也。与也、女男の契也、淀也、齢也、下知也。
セ・・・水中の火の靈也。与(くむ)也 、助也、瀬也、背也、偽也、甲也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。
ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。
ヨ・・・水火の靈也。与也、女男の契也、淀也、齢也、下知也。
ロ・・・濁水の靈也。大濁の塊也 、ラリルレの四音はこの一音に凝塊也。故にこの四音に代りてなすことある也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
アメノ トヨセ ツミ・・・天地の理 故に、世に奇なること 諸々の物を解きて、解かざることなし。めくりの極まりは必ず正中なり。回る水の動かして離れざるが故に、器をなす。 彼方にあるものに與み、人と人を與み、異なるものが一つに合う。列なりくむ正中をつかさどる。
アメノ ヨロ ツ・・・諸々の物を解きて、解かざることなし。めくりの極まりは必ず正中なり。回る水の動かして離れざるが故に、器をなす。男女の契りはすぐれたる約(つづまり)にして、ことに妹背(親しい間柄の男女。)の中をヨノ中という。 至りて濁水降り極まり、列なるものはついにつづまり、つづまるものは又開けてつづく。
解説
天地の理 故に、世に奇なること 諸々の物を解きて、解かざることなし。めくりの極まりは必ず正中なり。回る水の動かして離れざるが故に、器をなす。 彼方にあるものに與み、人と人を與み、異なるものが一つに合う。列なりくむ正中をつかさどる。
諸々の物を解きて、解かざることなし。めくりの極まりは必ず正中なり。回る水の動かして離れざるが故に、器をなす。男女の契りはすぐれたる約(つづまり)にして、ことに妹背(親しい間柄の男女。)の中をヨノ中という。 至りて濁水降り極まり、列なるものはついにつづまり、つづまるものは又開けてつづく。
ミナカ ノ オホ カミ
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。
オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。
ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ミナカ ノ オホ カミ・・・正中をつかさどり、火水和(なご)し、形無きの火、水に搦むが故に、形現れて、輝き、回り動かして離れず。灵(タマ)を氣(イキ)に與む陽の火の力ゝ(ホチ)真の火の為に動かされて、水働きなして月となり、虫となり、五穀となる。火の為に鼎(かなえ)の水の形をなして回る。
解説
正中をつかさどり、火水和(なご)し、形無きの火、水に搦むが故に、形現れて、輝き、回り動かして離れず。灵(タマ)を氣(イキ)に與む陽の火の力ゝ(ホチ)真の火の為に動かされて、水働きなして月となり、虫となり、五穀となる。火の為に鼎(かなえ)の水の形をなして回る。
64首の解説
ヤハ マカシ ソシ ツミ アメノ セヲ
火水の二つをつかさどり、発く マカシ反し、ミ。真の水は形なし 火、水中に入りて、形見えぬ形無しの、水始めをなすの法則
渦巻きひそまりより出る水は物を與み合わす時は文目わからぬもの 無にして有也。その形見えざる故に無なれども、働きあるが故に有なり。いよいよ舫い回り動いて離れず 息と息と舫い與む 昇るべき氣を、そこにて止まること。立留まりて、外へ移る氣を止めること。
【現代語訳】
男性の意志(火)と女性の魂(水)の二つをつかさどり、森羅万象の理(ことわり)を開く。火は水中に入り、形が見えず、形が無い(魂)水の始めの法則。
真の火に動かされて。魂(水)が働きをはじめ、鼎(かなえ)の如く渦巻く魂(水)はカタチをなして動き回るようになる。
魂(水)は無のように実態はないけれど確かに存在している。
いよいよ魂(水)を繋ぎとめながら回り動いて操り、対照のものと息と息を繋ぎ合わせる。昇るべき氣(イキ)をそこに留め、憑依させる。
キネ アキ タマ コメ カム ナカラ ワク ツミ ヒトヨ
氣を産出する物の根源は天之御中主なり。目には見えざれども、常に回りて、昇り降りするときは、内の陽の火和(なご)して、水の形をなして降る。いき凝りて雲となり、かすみとなる。これ、天地のいきなり。氣にもまた二種あり。形なき真の火水の躰を、氣(イキ)という、また、形をなす火水の働きをも、イキという。魂が睦み搦み向かい合う。鏡に我の影を睦み搦むように。心を舫い回らす。
搦み睦み 和(やわら)き搦む物は、皆流れモエ昇り浮き動き定まらぬが故に水に與みて、たまをなして降る。
自ら天を回り、その水に與むときは、氣降りる。列なり続け、真の水は形なし。形顕れて月とみゆるは、火中の水灵に、正中をつかさどる月の灵なり。天之御中主のゝの、正火を舫い與み人と人を與む。
【現代語訳】
氣を産出する物の根源は天之御中主なり。
目には見えないが、常に回り動いて、昇り降りするときは、心の内の陽の火を和(なご)して、水の形(澄みきり、何ものにも変化の流れに任せる状態)をなして降る。
いきが同質のものが寄り固まり雲となり、かすみとなる。
これは、天地のいきという。
氣にもまた二種ある。
形なき真の火水の本質を、氣(イキ)という。
また、形をなす火水の働きをも、イキという。
魂が睦み搦み向かい合う。
鏡に我の影を睦み搦むように。心を繋ぎとめめぐらす。
搦み一つになり、和(やわら)ぎ、搦む物は、皆流れ物事が起こりはじめ萌え昇り浮き動き定まらずに、水(魂)と與み、玉となり降る。
自分の意思で自由に移動でき、対象の水(魂)に與むときは氣を降ろす。
繋がり続け、真の水(魂)は形はない。
しかし、形顕れて月と見えたり、虫と見えたり、動物に見えたり、草木に見えたり、火中の水灵の法則は、正中をつかさどる月の灵である。
天之御中主のゝ(ホチ)の、正火を繋ぎ合わせ己と他の生命体と魂をくみあわせる。
ヤシ アナミ ワク アナミ コロ
男女のマグワイ、水は 物を育てる母の義にして、物を育てるの義よりは、物を凝るの義の方が重く、これ左は右より重し。月読見命より勝れて、天照太神は天地をつかさどる。◯ワは円満の義にして、欠けることなきは、諸々の物を解きて、解かざることなし。火水の和(なご)したる形、本来水火の氣の和(やわらぎ)が見えずが、氣の並ぶは、氣有て形無し。男女の息を和らき並び與み、結び、凝りて、秀でるなり。火は物を分つ。水は物を與み合す時は、文目(アヤメ)わからぬもの。自ら天を回り、氣(イキ)を降ろし與む。
月読見命より勝れて、天照太神は天地をつかさどる。◯ワは円満の義にして、欠けることなきは、諸々の物を解きて、解かざることなし。火水の和(なご)したる形、本来水火の氣の和(やわらぎ)が見えずが、氣の並ぶは、氣有て形無し。男女の息を和らき並び與み、結び、凝りて、秀でるなり。火は物を分つ。水は物を與み合す時は、文目(アヤメ)わからぬもの。人の魂の心の濁水を降ろす。
【現代語訳】
男女のマグワイで、水は 物を育てる母の義であり、物を育てる義よりは、物を凝る義の方が重く、これ左は右より重意という理(ことわり)がある。
月読見命よりまさる、天照太神は天地をつかさどる。
◯ワは円満の義であり、欠けることのなく、諸々の物を解きて、解かざることなし。(人の魂と体を解く。)
火水の和(なご)される形、本来水火の氣の和(やわらぎ)は見えないものであるが、氣を並べるときは、氣有て形無し。
男女の息(火と水)を和らき並び與み、結び、凝りて、秀でるなり。
火は物を分離させる作用がある。
水は物を與み合す時は、割れ目も繋ぎ合わせてしまう働きがある。
自らの魂を天を回らせ、氣(イキ)を降ろし憑依する。
月読見命よりまさる、天照太神は天地をつかさどる。
◯ワは円満の義であり、欠けることのなく、諸々の物を解きて、解かざることなし。(人の魂と体を解く。)
火水の和(なご)したる形、本来水火の氣の和(やわらぎ)が見えないが、氣の並ぶのは、氣有て形無し。
男女の息を和らぎ、並び與み、結び、凝りて、秀でるなり。
火は物を分つ。水は物を與み合す時は、文目(アヤメ)わからぬもの。人の魂の心の濁水を降ろす。
アメノ トヨセ ツミ アメノ ヨロ ツ
天地の理 故に、世に奇なること 諸々の物を解きて、解かざることなし。めくりの極まりは必ず正中なり。回る水の動かして離れざるが故に、器をなす。 彼方にあるものに與み、人と人を與み、異なるものが一つに合う。列なりくむ正中をつかさどる。
諸々の物を解きて、解かざることなし。めくりの極まりは必ず正中なり。回る水の動かして離れざるが故に、器をなす。男女の契りはすぐれたる約(つづまり)にして、ことに妹背(親しい間柄の男女。)の中をヨノ中という。 至りて濁水降り極まり、列なるものはついにつづまり、つづまるものは又開けてつづく。
【現代語訳】
天地の理 故に、世にも奇妙なること
諸々の物を解きて、解けないことはない。
めくりの極まりは必ず正中となる。
回る水(魂)を動かして離れないが故に、器となる。
遠くにあるものにも與むこと(憑依)ができ、自分と他の生命体を與み、異なるものが一つに合う。
列なりくむ正中をつかさどる。
諸々の物(体と魂)を解き、解けないものはない。
めくりの極まりは必ず正中なり。
回る水(魂)を動かしてあやつるが故に、器をなす。
男女の契りはすぐれた約(つづまり)にして、ことに妹背(親しい間柄の男女。)の中をヨノ中という。
至りて濁水降り極まり、列なるものはついにつづまり、つづまるものは又開けてつづく。
ミナカ ノ オホ カミ
正中をつかさどり、火水和(なご)し、形無きの火、水に搦むが故に、形現れて、輝き、回り動かして離れず。灵(タマ)を氣(イキ)に與む陽の火の力ゝ(ホチ)真の火の為に動かされて、水働きなして月となり、虫となり、五穀となる。火の為に鼎(かなえ)の水の形をなして回る。
【現代語訳】
正中をつかさどり、火水和(なご)し、形無きの火、水に搦むが故に、形現れて、輝き、回り動かして離れず。
灵(タマ)を氣(イキ)に與む陽の火の力ゝ(ホチ)真の火の為に動かされて、水働きなして月となり、虫となり、五穀となる。火の為に鼎(かなえ)の水の形をなして回る。
あとがき
男性の意志(火)と女性の魂(水)の二つをつかさどり、森羅万象の理(ことわり)を開く。火は水中に入り、形が見えず、形が無い水(魂)の始めの法則。
火は水を動かし、火は物を分離させ、水は物を接着させる。この法則はカタカムナの原則の中で常に中心にある原理だが、この原理で人間の体と魂を分離させ、それを自在に操り、自分以外の生命体に憑依させることができるという。
64首ではその手法と原理が鮮明に描かれていた。その奥義は男女のまぐわいから起きるという。
未だ生命の神秘は解き明かされていない部分が多大にある。特に魂と体の関係については実に奇妙な現象だが、カタカムナではその根本原理から一貫して説明していくのでこの神秘をことごとく解き明かしてくれている。
間違いなくこの内容は公開する内容ではないと思うが、あえて公開に踏み切って前に進んで行きたいと思う。
この文章を読んでくれている方は間違いなくカタカムナの呼び寄せている世界に反応している人だと理解している。
カタカムナは人智を超越した、いわばカタカムナ自体が天之御中主なのである。天之御中主が今の世に出現してきたからこそ永い隠れ身から姿を現しこうして言葉となっている。この領域では人の凡眼凡慮なども到底及ばないものである。全ては天之御中主に委ねてゆく。
しかし、55首は私の中でもう少し練り上げたいので公開はせずにしかるべき時と場で出現させたい。
しかし、この術も生まれた経緯を見てゆくと、火水の民が新人類に侵略され、それを水となりてめぐり、新たな文化の形を生み出している。その新たな生活文化の中でまたこのような憑依の術を生み出し対応している。近年でもウィルスや、戦争、経済危機とさまざまな火が私たちに及んでくる。しかし、この火をもって己が水となり変化してゆくことで新たなる物を創造していく原動力にもできるということである。この原理法則こそ造化三神であり、カタカムナなのではないだろうか。