カタカムナ29首を読み解く
中心図象ヤタノカカミ 発生原理
「カタカムナ言靈解 万物創造の理 」
ミ カ ヒ シ キ シ マ
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
ミカヒシキシマ ・・・渦巻き搦む出入息の本をつかさどる王法の伝えの氣(イキ)シマの反し、サなり。去るなり。さきわかれ澄むものは昇て天となり、濁るものは降りて地となる。
解説
渦巻き搦む出入息の本をつかさどる王法の伝えの氣(イキ)は、さきわかれ澄むものは昇て天となり、濁るものは降りて地となる。
ハ ヤ ヒ タ ケ フ ツ
ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。
タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
ケ・・・影の火の靈也。差別(けじめ)也 、正也、香也、器也、五穀也、家也、朝より暮に至る義也。
フ・・・正火の靈也。火水の両を宰る也、経(ふる)也、含也、太也、吹也、覆也、語の下にウにひびくものはこのフに移りて書く也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
ハヤヒタケフツ・・・水と火二つが離れ天を回る火一より百千の数をなし、言霊の火によりできる影が凝り與み現象化を起こし、開くへき理(ことわり)を開き渦巻ひそまるより出る法則。
解説
水と火二つが離れ天を回る火一より百千の数をなし、言霊の火によりできる影が凝り與み現象化を起こし、開くへき理(ことわり)を開き渦巻ひそまるより出る法則。
カ タ カ ム ナ
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
カタ カムナ ・・・搦む靈(タマ)が搦み渦巻き和らき並ぶ。高皇産霊神、神皇産霊神がからまり天之御中主神となる。
解説
搦む靈(タマ)が搦み渦巻き和らき並ぶ。高皇産霊神、神皇産霊神がからまり天之御中主神となる。
オ ホ ワ ク ム ス ヒ
オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。
ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。
ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。
ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。
ス・・・水中の火の靈也。澄也、洲也、直也、鳥也、穴也、差別也、黒也、文(かざり)なき也、一(すいち)也、住也。
ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。
オホワクムスヒ・・・起きる天地万物のはじめは昇るは水にして天、降るは火にして地なれとも、天は空にして形なし。地は初めより形を顕はす。形顕る時は、降る火に水氣の交わる故。水火交はらねば。形なすことなし。今、天も形を成して、日月星辰と顕れる時は、空水に火氣交わる故なり。開発のはじめは、天は空なり。地は其の時より形をなす。天にはただ空中の水靈とある也。真の火は、暉くとき火の働きにして、必ず水に與む。その水に與むときは、氣降るなり。水、火中に凝り睦み究りて、形を隠す。火水を動かすときは、水中にまず火を入されは動く。天之御中主のゝ(ホチ)の正火のヒなり。
解説
天地が動き形顕る時は、降る火に水氣の交わるとき。水火交はらねば、形なすことなし。開発のはじめの真の火は、暉くとき火の働きにして、必ず水に與む。その水に與むときは、氣降るなり。全ての虚空は水でありここに火を與むまではカタチを隠している。火水を動かすときは、水中にまず火を入れれば動く。天之御中主のゝ(ホチ)こそ正火のヒなり。
ヤ タ シ マ
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
ヤマシタ・・・天地のアヤなせる人、天地と向かい対しマヒマフ、スイチに向き合う(ハタカノコトモのように向き合う)なり。動くものは水にして、動かしむるものは火也。火の為に水動かされて、はじめて形を顕して昇りはじめ、一滴のタマ、サキワカレて天地万物となり、永世尽きることなし。故に大いなるものは、水中の火靈の一滴にすきたるものなし。
29首の解説
ミ カ ヒ シ キ シ マ
渦巻き搦む出入息の本をつかさどる王法の伝えの氣(イキ)は、さきわかれ澄むものは昇て天となり、濁るものは降りて地となる。
ハ ヤ ヒ タ ケ フ ツ
水と火二つが離れ天を回る火一より百千の数をなし、言霊の火によりできる影が凝り與み現象化を起こし、開くへき理(ことわり)を開き渦巻ひそまるより出る法則。
カ タ カ ム ナ
搦む靈(タマ)が搦み渦巻き和らき並ぶ。高皇産霊神、神皇産霊神がからまり天之御中主神となる。
オ ホ ワ ク ム ス ヒ
天地が動き形顕る時は、降る火に水氣の交わるとき。水火交はらねば、形なすことなし。開発のはじめの真の火は、暉くとき火の働きにして、必ず水に與む。その水に與むときは、氣降るなり。全ての虚空は水でありここに火を與むまではカタチを隠している。火水を動かすときは、水中にまず火を入れれば動く。天之御中主のゝ(ホチ)こそ正火のヒなり。
ヤ タ シ マ
天地のアヤなせる人、天地と向かい対しマヒマフ、スイチに向き合う(ハタカノコトモのように向き合う)なり。動くものは水にして、動かしむるものは火也。火の為に水動かされて、はじめて形を顕して昇りはじめ、一滴のタマ、サキワカレて天地万物となり、永世尽きることなし。故に大いなるものは、水中の火靈の一滴にすきたるものなし。
解説
渦巻き搦む出入息の本をつかさどる王法の伝えの氣(イキ)は、さきわかれ澄むものは昇て天となり、濁るものは降りて地となる。
水と火二つが離れ天を回る火一より百千の数をなし、言靈の火によりできる影が凝り與み現象化を起こし、開くへき理(ことわり)を開き渦巻ひそまるより出る法則。
搦む靈(タマ)が搦み渦巻き和らき並ぶ。高皇産霊神、神皇産霊神がからまり天之御中主神となる。
天地が動き形顕る時は、降る火に水氣の交わるとき。水火交はらねば、形なすことなし。開発のはじめの真の火は、暉くとき火の働きにして、必ず水に與む。その水に與むときは、氣降るなり。全ての虚空は水でありここに火を與むまではカタチを隠している。火水を動かすときは、水中にまず火を入れれば動く。天之御中主のゝ(ホチ)こそ正火のヒなり。
天地のアヤなせる人、天地と向かい対しマヒマフ、スイチに向き合う(ハタカノコトモのように向き合う)なり。動くものは水にして、動かしむるものは火也。火の為に水動かされて、はじめて形を顕して昇りはじめ、一滴のタマ、サキワカレて天地万物となり、永世尽きることなし。故に大いなるものは、水中の火靈の一滴にすきたるものなし。
人の魂、躰、心をつかさどる天之御中主神から発せられる氣(イキ)は澄むものは天に昇り、濁るものは地へと降る。
人から言靈が発せられ、吐くいきと言靈の火によりできる影が天地の水と與み塊り現象化を起こす。天地の理(ことわり)に潜んでいる法則である。
この法則こそカタカムナであり、高皇産霊神、神皇産霊神がからまり天之御中主神たる万物の創造の根源の仕組みである。
天地が動きカタチが顕れるとき、降る火に水氣の交わるとき。水と火が交わらねければカタチが出現することはない。万物創造のはじめの真の火が暉くとき、言靈の火の働きにして、必ず水に與む。天をめぐる水に言靈の火が搦み舫うとき全大宇宙の氣(イキ)が降りそそぐ。
全ての虚空(想念)は水であり、ここに火を與むまではカタチを隠している。火水を動かすときは、水中にまず火を入れれば動く。それは水に火を当てることで気体になり、雲になり、雨となり、川となり、海となるように、水の循環が日によって起こされる。
火とは、天之御中主のゝ(ホチ)こそ正火のヒなり。
天地をアヤなせる万物の霊長なる人は、天地と向かい対し、マヒマフ(舞い舞う)、スイチに向き合う(ハタカノコトモのように向き合う)なり。動くものは水にして、動かすものは火也。
火の為に水動かされて、はじめて形を顕して昇りはじめ、一滴のタマ、サキワカレて天地万物となり、永世尽きることなし。
故に大いなるものは、水中の火靈の一滴にすきたるものなし。