カタカムナ20首を読み解く
中心図象ヤタノカカミ 生命原理
ア マ ノ カ カ ミ
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
アマノカカミ ・・・アマの反しアなり。 アはオノツカラの反し。天然の理の鏡
解説
天然の理の鏡
ア メ ノ ヨ ワ ロ ツ
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。
ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。
ヨ・・・水火の靈也。与也、女男の契也、淀也、齢也、下知也。
ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。
ロ・・・濁水の靈也。大濁の塊也 、ラリルレの四音はこの一音に凝塊也。故にこの四音に代りてなすことある也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
アメノヨワロツ・・・天を回り與みいよいよをもって万物の形をなし列なる
解説
天を回り與みいよいよをもって万物の形をなし列なる
トキ トコロ トコ タチ
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。
ロ・・・濁水の靈也。大濁の塊也、ラリルレの四音はこの一音に凝塊也。故にこの四音に代りてなすことある也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。
血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。
トキ トコロ ・・・時 処
トコ タチ ・・・與み凝り塊り水中に立ち昇る。
解説
時 と 処 が與み凝り塊り水中に立ち昇る。
アメ クニ ノ ヤホ ソト ナミ
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。
ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ニ・・・火水の靈也。天地也、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。
ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。
ソ・・・火水の靈也。形の無也、遅也、揃也、塩也、白也、底也、背也、始也、山也、磯也、所也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
アメ クニ ノ ・・・天を回り、形ち現れたる氣(イキ)
ヤホ ソト ナミ ・・・ヤホの反し反しイなり。息、ソトの反しソなり。形なきに與み並び渦巻く
解説
天を回り、形ち現れたる氣(イキ)により息が形なき生命に與みカラダとタマシイが渦巻き塊となる。
カタ カムナ カタチ サキ
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。
サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
大意
カタ カムナ ・・・搦む靈(タマ)が搦み渦巻き和らき並ぶ
カタチ サキ ・・・形がはじまる
解説
搦む靈(タマ)が搦み渦巻き和らき並び形がはじまる
アワセ マク ハヒ
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。
セ・・・水中の火の靈也。与(くむ)也 、助也、瀬也、背也、偽也、甲也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。
ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。
大意
アワセ ・・・アワセの反しエなり。ついに枝葉茂せし栄える
マク ・・・マクの反しムなり。結ふ、一つに睦む
ハヒ ・・・ハヒの反しヒなり。◯ワなり。万物を生む子宮
解説
ついに枝葉茂せし栄え、一つに睦み万物を生み出す
19首の解説
ア マ ノ カ カ ミ
天然の理の鏡
ア メ ノ ヨ ワ ロ ツ
天を回り與みいよいよをもって万物の形をなし列なる
トキ トコロ トコ タチ
時 と 処 が與み凝り塊り水中に立ち昇る。
アメ クニ ノ ヤホ ソト ナミ
天を回り、形ち現れたる氣(イキ)により形なき生命に與みカラダとタマシイが渦巻き塊となる。
カタ カムナ カタチ サキ
搦む靈(タマ)が搦み渦巻き和らき並び形がはじまる
アワセ マク ハヒ
ついに枝葉茂せし栄え、一つに睦み万物を生み出す
解説
天然自然の理(ことわり)を移写(いしゃ)している
天を回り、タマシイとカラダが與みあい、いよいよをもってヒトのカタチとなりこの世界に繋がる
時と処が定まり胎内に宿る。
天を回りカタチが現れた氣(イキ)により、まだカタチになっていない生命に與み渦巻きひとつになる。
からみあうカラダとタマシイが渦巻きやわらかな命がはじまる。
ついにヒトが完成し、命がひらき誕生する。