カタカムナ80首を読み解く
中心図象 ヤタノカカミ
ヒト アメノ ウツシ ネ カム ナカラ
ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。
ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。
ウ・・・空中の水の靈也。浮き昇る也、動也、生也、暗也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
ネ・・・火水の靈也。水火の根也、母の靈也、土也、鎮也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
ヒト アメノ ウツシネ・・・火水の教、水穂の國、布斗麻邇 水中の火灵にして、一より百千に及ぶ父の灵なり。
天竺と皇国と共に、音の國なるゆえに、同じ天地のうちなれば、自然と灵合有と知るべし。
百千の思い胸に余り、詞(ことば)を以て言い尽くし足らざるときは、ただ一音にアヽと云うて万言を収め尽くす。
只一粒の凝りたるが、万倍に群がるを米と云う。
コメは大八島の形にして、天之御中主の一粒、苗代の水の母に舫いて、高美産巣日神、神産巣日神とよく與み交りて、それより水火二つに、伊奘諾、伊弉冊は胞衣の中に顕れ與みて、芽カエを生す。其れより、花咲き実の流。これを大八島と云う。
始め、天之御中主の一粒、大八島と群がりて、万倍をなす。
これをコメと云う。コメは、一粒の凝りより、めぐりめくりて、万倍するの名なり。回らされば、万倍をなすことなしと知るべし。回る水の灵は◯になり、生まれ列なり死に 火の灵、ついに水の為に又本に返る。根より出て、また根に返る。出るも入るも、皆根なり。
カム ナカラ・・・輝く火にして、正く日は昇り、人の息子孫に伝えて、永き世をへる。又、天地の息、日月に伝えて、永き世を経る。形無き父母のいき、形無き天地の息、形現れて、子孫と輝き、日月と現して、永き世尽きることなく、其れ輝き昇る処の火灵也。 本来のイキは、終わるものに有らされども、形顕す処の、イキの終わりなり。日月、朝夕に出入するが如しと知るべし。 物の和ぐときは、正中をなす。和が去るときは、正中をなさず。偏りて、過不及を、過不及なき正中をつかさどり、輝く火は日輪にして、永き世天を回りて、その働き搦みて尽きることなし。 火、水に與みて、たまをなして降る。
解説
火水の教、水穂の國、布斗麻邇 水中の火灵にして、一より百千に及ぶ父の灵なり。
天竺と皇国と共に、音の國なるゆえに、同じ天地のうちなれば、自然と灵合有と知るべし。
百千の思い胸に余り、詞(ことば)を以て言い尽くし足らざるときは、ただ一音にアヽと云うて万言を収め尽くす。
只一粒の凝りたるが、万倍に群がるを米と云う。
コメは大八島の形にして、天之御中主の一粒、苗代の水の母に舫いて、高美産巣日神、神産巣日神とよく與み交りて、それより水火二つに、伊奘諾、伊弉冊は胞衣の中に顕れ與みて、芽カエを生す。其れより、花咲き実の流。これを大八島と云う。
始め、天之御中主の一粒、大八島と群がりて、万倍をなす。
これをコメと云う。コメは、一粒の凝りより、めぐりめくりて、万倍するの名なり。回らされば、万倍をなすことなしと知るべし。回る水の灵は◯になり、生まれ列なり死に 火の灵、ついに水の為に又本に返る。根より出て、また根に返る。出るも入るも、皆根なり。
輝く火にして、正く日は昇り、人の息子孫に伝えて、永き世をへる。又、天地の息、日月に伝えて、永き世を経る。形無き父母のいき、形無き天地の息、形現れて、子孫と輝き、日月と現して、永き世尽きることなく、其れ輝き昇る処の火灵也。 本来のイキは、終わるものに有らされども、形顕す処の、イキの終わりなり。日月、朝夕に出入するが如しと知るべし。 物の和ぐときは、正中をなす。和が去るときは、正中をなさず。偏りて、過不及を、過不及なき正中をつかさどり、輝く火は日輪にして、永き世天を回りて、その働き搦みて尽きることなし。 火、水に與みて、たまをなして降る。
ウミ イマ サキ イヤミヨ ヤホ ウミ アマ マカ
ウ・・・空中の水の靈也。浮き昇る也、動也、生也、暗也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ヨ・・・水火の靈也。与也、女男の契也、淀也、齢也、下知也。
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(へそ)也、袋也、ヽ(ほし)也。
ウ・・・空中の水の靈也。浮き昇る也、動也、生也、暗也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ウミ イマ サキ ・・・浮き昇るそのゝの一滴、天地始めゆえに、正中をつかさどる。空躰の正火の灵より、形顕せし一滴の水故に、火中の水灵にして、潤う水也。 イキは生命の働き めぐるめくり 澄むものは昇て天となり、濁るものは降りて地となる。 すべての氣(イキ)は同じ理なれども、日月と雲霧霞と同じように扱うべからず。同じ天地の氣なれども、神灵の在るとあらざるとあり。氣は天地の氣同じけれども、非情友情の差別あり。神灵の在るとあらざるをよく知り、よく教えるには神道と仏道なり。森羅万象の理ならぬ学びから盲説を吐くは実に笑うべし。聖人の一罪人なり。兎に角、その道の蘊奥(学問・技芸の奥深いところ。)を極めずして、その道を論すべからず。又或曰、影の火は真の火にあらず。それを何ぞ日輪と云うや。答え曰。真の火に形見えず。形をなす火は、火のはたらきにして、則、影也。その形なすときは、火水二つ與み塊されば、形をなさす。
イヤ ミヨ ヤホ ウミ アマ マカ・・・出る息を、引汐が搦みて文(アヤ)なし 暗き下へ降し陽の火の力によって 続き続くことにて結ぶ。 真の火の為に鼎の水の形をなして回り、有にしてその形見えざる故に無なれども、働き有るが故に有なり。 向ふて影を見る、相た見の鏡なり。諸獣多けれども、狗と馬は、よく人の善悪を知る、その業の善悪を知る。その業の有無を知る。その人を顧みて明らかに知ること、鑑の如きゆえに、マソカガミと云い、仮字に狗馬鑑の字を書。その人後に居て、人の善悪を知る也。 直ならざるように背くことを、曲がると云う 疑うことならず、必ず
解説
浮き昇るそのゝの一滴、天地始めゆえに、正中をつかさどる。空躰の正火の灵より、形顕せし一滴の水故に、火中の水灵にして、潤う水也。 イキは生命の働き めぐるめくり 澄むものは昇て天となり、濁るものは降りて地となる。 すべての氣(イキ)は同じ理なれども、日月と雲霧霞と同じように扱うべからず。同じ天地の氣なれども、神灵の在るとあらざるとあり。氣は天地の氣同じけれども、非情友情の差別あり。神灵の在るとあらざるをよく知り、よく教えるには神道と仏道なり。森羅万象の理ならぬ学びから盲説を吐くは実に笑うべし。聖人の一罪人なり。兎に角、その道の蘊奥(学問・技芸の奥深いところ。)を極めずして、その道を論すべからず。又或曰、影の火は真の火にあらず。それを何ぞ日輪と云うや。答え曰。真の火に形見えず。形をなす火は、火のはたらきにして、則、影也。その形なすときは、火水二つ與み塊されば、形をなさす。
出る息を、引汐が搦みて文(アヤ)なし 暗き下へ降し陽の火の力によって 続き続くことにて結ぶ。 真の火の為に鼎の水の形をなして回り、有にしてその形見えざる故に無なれども、働き有るが故に有なり。 向ふて影を見る、相た見の鏡なり。諸獣多けれども、狗と馬は、よく人の善悪を知る、その業の善悪を知る。その業の有無を知る。その人を顧みて明らかに知ること、鑑の如きゆえに、マソカガミと云い、仮字に狗馬鑑の字を書。その人後に居て、人の善悪を知る也。 直ならざるように背くことを、曲がると云う 疑うことならず、必ず
ウミ ウツシ ソレ ヤス
ウ・・・空中の水の靈也。浮き昇る也、動也、生也、暗也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ウ・・・空中の水の靈也。浮き昇る也、動也、生也、暗也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
ソ・・・火水の靈也。形の無也、遅也、揃也、塩也、白也、底也、背也、始也、山也、磯也、所也。
レ・・・濁水の靈也。涎也、唾也。
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
ス・・・水中の火の靈也。澄也、洲也、直也、鳥也、穴也、差別也、黒也、文(かざり)なき也、一(すいち)也、住也。
ウミ ウツシ ソレ ヤス・・・道に暗き、理に暗き、学に暗き文(アヤ)分からず、何も知らずにクラキもの、火によって物を分つこと明らか也。 火水の凝り昇るの至り極まりになる故に動き 火中の水灵にして、火中の水灵は必ず渦巻き 水際がはっきりと分かる。形現すの水は必ずしきり有り。必ず限りをなす。
形無き本来の水火には、去るもなく、来るも無く、生もなく、滅もなく、只自然たるのみ。昇れば水は必ず澄み、清きなり天の星となり渦巻く水は氣を発き、火、水中にくみ極まりて、火の為に動かされて、水昇り初め星に住む。
解説
道に暗き、理に暗き、学に暗き文(アヤ)分からず、何も知らずにクラキもの、火によって物を分つこと明らか也。 火水の凝り昇るの至り極まりになる故に動き 火中の水灵にして、火中の水灵は必ず渦巻き 水際がはっきりと分かる。形現すの水は必ずしきり有り。必ず限りをなす。
形無き本来の水火には、去るもなく、来るも無く、生もなく、滅もなく、只自然たるのみ。昇れば水は必ず澄み、清きなり天の星となり渦巻く水は氣を発き、火、水中にくみ極まりて、火の為に動かされて、水昇り初め星に住む。
カム ナカラ ミトロ カヘシ
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
ロ・・・濁水の靈也。大濁の塊也 、ラリルレの四音はこの一音に凝塊也。故にこの四音に代りてなすことある也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
へ・・・正火の靈也。膨也、隔也、経也、緯也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
カム ナカラ・・・輝き輝く物を、確かに見分け、朧なさり 息の終わりには 和らぐか、他に並ばぬ時は、和らがずに己ばかりに凝るのかを別ち 澄むは上り、濁るは降る也。
ミトロ カへシ・・・火は物を分つこと明らか一物のゝ種々に割分け 降り、極まり、至りて重し 別かち 隔ち 天地自然の王法がつかさどり、事を割分ける。
解説
輝き輝く物を、確かに見分け、朧なさり 息の終わりには 和らぐか、他に並ばぬ時は、和らがずに己ばかりに凝るのかを別ち 澄むは上り、濁るは降る也。
火は物を分つこと明らか一物のゝ種々に割分け 降り、極まり、至りて重し 別かち 隔ち 天地自然の王法がつかさどり、事を割分ける。
アキ ウツシ スへ ワリ アマ タマ ミトロ カヘシ
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
ウ・・・空中の水の靈也。浮き昇る也、動也、生也、暗也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
ス・・・水中の火の靈也。澄也、洲也、直也、鳥也、穴也、差別也、黒也、文(かざり)なき也、一(すいち)也、住也。
へ・・・正火の靈也。膨也、隔也、経也、緯也。
ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。
リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。 ※リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
ロ・・・濁水の靈也。大濁の塊也 、ラリルレの四音はこの一音に凝塊也。故にこの四音に代りてなすことある也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
へ・・・正火の靈也。膨也、隔也、経也、緯也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
アキ ウツシ スヘ・・・百千の思い胸に余り、詞(ことば)を以て言い尽くし足らざるときは、ただ一音にアヽと云うて万言を収め尽くす。
アヽ、目前に甚だしくその理を現し、生まれ生まれ生まれ死んで死んで死んで、その業にくみ塊り、幾重にも放たれている
ワリ アマ タマ・・・天が地に交わるゆえに全てが◯輪となり 火水の息に逆らわずして、共に循環する。このリが違う故に、病起こり、愚痴にして盲語を吐き、他の物を盗み非業をなす。是、火のリ明らかならざる故なり。また、火の氣強くして、水のリなきときは、水の和順なきが故に、慈悲心を損し、殺生を好み、ものを悩ます真意強く、息息二つ行われず。これを天地のリにかなわずと云う。そのリに違はざるように、水火の過不及無きように、悲智当分にすべし。もしリに違うときは、天道のリを失う。 常に回り永き世回りて、尽きることなき 水火連なり、円にまろがる灵
ミトロ カへシ・・・火は物を分つこと明らか一物のゝ種々に割分け 降り、極まり、至りて重し 別かち 隔ち 天地自然の王法がつかさどり、事を割分ける。
解説
百千の思い胸に余り、詞(ことば)を以て言い尽くし足らざるときは、ただ一音にアヽと云うて万言を収め尽くす。
アヽ、目前に甚だしくその理を現し、生まれ生まれ生まれ死んで死んで死んで、その業にくみ塊り、幾重にも放たれている
天が地に交わるゆえに全てが◯輪となり 火水の息に逆らわずして、共に循環する。このリが違う故に、病起こり、愚痴にして盲語を吐き、他の物を盗み非業をなす。是、火のリ明らかならざる故なり。また、火の氣強くして、水のリなきときは、水の和順なきが故に、慈悲心を損し、殺生を好み、ものを悩ます真意強く、息息二つ行われず。これを天地のリにかなわずと云う。そのリに違はざるように、水火の過不及無きように、悲智当分にすべし。もしリに違うときは、天道のリを失う。 常に回り永き世回りて、尽きることなき 水火連なり、円にまろがる灵
火は物を分つこと明らか一物のゝ種々に割分け 降り、極まり、至りて重し 別かち 隔ち 天地自然の王法がつかさどり、事を割分ける。
80首の解説
ヒト アメノ ウツシ ネ カム ナカラ
火水の教、水穂の國、布斗麻邇 水中の火灵にして、一より百千に及ぶ父の灵なり。
天竺と皇国と共に、音の國なるゆえに、同じ天地のうちなれば、自然と灵合有と知るべし。
百千の思い胸に余り、詞(ことば)を以て言い尽くし足らざるときは、ただ一音にアヽと云うて万言を収め尽くす。
只一粒の凝りたるが、万倍に群がるを米と云う。
コメは大八島の形にして、天之御中主の一粒、苗代の水の母に舫いて、高美産巣日神、神産巣日神とよく與み交りて、それより水火二つに、伊奘諾、伊弉冊は胞衣の中に顕れ與みて、芽カエを生す。其れより、花咲き実の流。これを大八島と云う。
始め、天之御中主の一粒、大八島と群がりて、万倍をなす。
これをコメと云う。コメは、一粒の凝りより、めぐりめくりて、万倍するの名なり。回らされば、万倍をなすことなしと知るべし。回る水の灵は◯になり、生まれ列なり死に 火の灵、ついに水の為に又本に返る。根より出て、また根に返る。出るも入るも、皆根なり。
輝く火にして、正く日は昇り、人の息子孫に伝えて、永き世をへる。又、天地の息、日月に伝えて、永き世を経る。形無き父母のいき、形無き天地の息、形現れて、子孫と輝き、日月と現して、永き世尽きることなく、其れ輝き昇る処の火灵也。 本来のイキは、終わるものに有らされども、形顕す処の、イキの終わりなり。日月、朝夕に出入するが如しと知るべし。 物の和ぐときは、正中をなす。和が去るときは、正中をなさず。偏りて、過不及を、過不及なき正中をつかさどり、輝く火は日輪にして、永き世天を回りて、その働き搦みて尽きることなし。 火、水に與みて、たまをなして降る。
ウミ イマ サキ イヤミヨ ヤホ ウミ アマ マカ ウミ ウツシ ソレ ヤス
浮き昇るそのゝの一滴、天地始めゆえに、正中をつかさどる。空躰の正火の灵より、形顕せし一滴の水故に、火中の水灵にして、潤う水也。 イキは生命の働き めぐるめくり 澄むものは昇て天となり、濁るものは降りて地となる。 すべての氣(イキ)は同じ理なれども、日月と雲霧霞と同じように扱うべからず。同じ天地の氣なれども、神灵の在るとあらざるとあり。氣は天地の氣同じけれども、非情友情の差別あり。神灵の在るとあらざるをよく知り、よく教えるには神道と仏道なり。森羅万象の理ならぬ学びから盲説を吐くは実に笑うべし。聖人の一罪人なり。兎に角、その道の蘊奥(学問・技芸の奥深いところ。)を極めずして、その道を論すべからず。又或曰、影の火は真の火にあらず。それを何ぞ日輪と云うや。答え曰。真の火に形見えず。形をなす火は、火のはたらきにして、則、影也。その形なすときは、火水二つ與み塊されば、形をなさす。
出る息を、引汐が搦みて文(アヤ)なし 暗き下へ降し陽の火の力によって 続き続くことにて結ぶ。 真の火の為に鼎の水の形をなして回り、有にしてその形見えざる故に無なれども、働き有るが故に有なり。 向ふて影を見る、相た見の鏡なり。諸獣多けれども、狗と馬は、よく人の善悪を知る、その業の善悪を知る。その業の有無を知る。その人を顧みて明らかに知ること、鑑の如きゆえに、マソカガミと云い、仮字に狗馬鑑の字を書。その人後に居て、人の善悪を知る也。 直ならざるように背くことを、曲がると云う 疑うことならず、必ず 道に暗き、理に暗き、学に暗き文(アヤ)分からず、何も知らずにクラキもの、火によって物を分つこと明らか也。 火水の凝り昇るの至り極まりになる故に動き 火中の水灵にして、火中の水灵は必ず渦巻き 水際がはっきりと分かる。形現すの水は必ずしきり有り。必ず限りをなす。
形無き本来の水火には、去るもなく、来るも無く、生もなく、滅もなく、只自然たるのみ。昇れば水は必ず澄み、清きなり天の星となり渦巻く水は氣を発き、火、水中にくみ極まりて、火の為に動かされて、水昇り初め星に住む。
カム ナカラ ミトロ カヘシ
輝き輝く物を、確かに見分け、朧なさり 息の終わりには 和らぐか、他に並ばぬ時は、和らがずに己ばかりに凝るのかを別ち 澄むは上り、濁るは降る也。
火は物を分つこと明らか一物のゝ種々に割分け 降り、極まり、至りて重し 別かち 隔ち 天地自然の王法がつかさどり、事を割分ける。
アキ ウツシ スへ ワリ アマ タマ ミトロ カヘシ
百千の思い胸に余り、詞(ことば)を以て言い尽くし足らざるときは、ただ一音にアヽと云うて万言を収め尽くす。
アヽ、目前に甚だしくその理を現し、生まれ生まれ生まれ死んで死んで死んで、その業にくみ塊り、幾重にも放たれている
天が地に交わるゆえに全てが◯輪となり 火水の息に逆らわずして、共に循環する。このリが違う故に、病起こり、愚痴にして盲語を吐き、他の物を盗み非業をなす。是、火のリ明らかならざる故なり。また、火の氣強くして、水のリなきときは、水の和順なきが故に、慈悲心を損し、殺生を好み、ものを悩ます真意強く、息息二つ行われず。これを天地のリにかなわずと云う。そのリに違はざるように、水火の過不及無きように、悲智当分にすべし。もしリに違うときは、天道のリを失う。 常に回り永き世回りて、尽きることなき 水火連なり、円にまろがる灵
火は物を分つこと明らか一物のゝ種々に割分け 降り、極まり、至りて重し 別かち 隔ち 天地自然の王法がつかさどり、事を割分ける。
現代語訳
ヒト アメノ ウツシ ネ カム ナカラ
火水の教、水穂の國、布斗麻邇 水中の火灵にして、一より百千に及ぶ父の灵なり。
天竺と皇国と共に、音の國なるゆえに、同じ天地のうちなれば、自然と灵合(神秘な力。不思議な力。)有と知るべし。
百千の思い胸に余り、詞(ことば)を以て言い尽くし足らざるときは、ただ一音にアヽと云うて万言を収め尽くす。
只一粒の凝りたるが、万倍に群がるを米と云う。
コメは大八島の形にして、天之御中主の一粒、苗代の水の母に舫いて、高美産巣日神、神産巣日神とよく與み交りて、それより水火二つに、伊奘諾、伊弉冊は胞衣の中に顕れ與みて、芽カエを生す。
其れより、花咲き実のる理、これを大八島と云う。
始め、天之御中主の一粒、大八島と群がりて、万倍をなす。
これをコメと云う。
コメは、一粒の凝りより、めぐりめくりて、万倍するの名なり。
回らざれば、万倍をなすことなしと知るべし。
回る水の灵は◯になり、生まれ列なり死に 火の灵、ついに水の為に又本に返る。根より出て、また根に返る。出るも入るも、皆根なり。
輝く火にして、正く日は昇り、人の息子孫に伝えて、永き世をへる。
又、天地の息、日月に伝えて、永き世を経る。
形無き父母のいき、形無き天地の息、形現れて、子孫と輝き、日月と現して、永き世尽きることなく、其れ輝き昇る処の火灵也。
本来のイキは、終わるものに有らされども、形顕す処の、イキの終わりなり。
日月、朝夕に出入するが如しと知るべし。
物の和ぐときは、正中をなす。和が去るときは、正中をなさず。
偏りて、過不及となる。
過不及なき正中をつかさどり、輝く火は日輪にして、永き世天を回りて、その働き搦みて尽きることなし。 火、水に與みて、たまをなして降る。
ウミ イマ サキ イヤミヨ ヤホ ウミ アマ マカ ウミ ウツシ ソレ ヤス
浮き昇るそのゝの一滴、天地始めゆえに、正中をつかさどる。
空躰の正火の灵より、形顕せし一滴の水故に、火中の水灵にして、潤う水也。
イキは生命の働き めぐるめくり 澄むものは昇て天となり、濁るものは降りて地となる。
すべての氣(イキ)は同じ理なれども、日月と雲霧霞と同じように扱うべからず。
同じ天地の氣なれども、神灵の在るとあらざるとあり。
氣は天地の氣同じけれども、非情友情の差別あり。
神灵の在るとあらざるをよく知り、よく教えるには神道と仏道なり。
森羅万象の理ならぬ学びから盲説を吐くは実に笑うべし。
聖人の一罪人なり。
兎に角、その道の蘊奥(うんのう:学問・技芸の奥深いところ。)を極めずして、その道を論すべからず。
又或曰、影の火は真の火にあらず。
それを何ぞ日輪と云うや。
答え曰。真の火に形見えず。形をなす火は、火のはたらきにして、則、影也。その形なすときは、火水二つ與み塊されば、形をなさず。
出る息を、引汐が搦みて文(アヤ)なし 暗き下へ降し陽の火の力によって 続き続くことにて結ぶ(陽の業火によって永く焼かれる)。 則、業火の地獄也。
真の火の為に鼎の水の形をなして回り、有にしてその形見えざる故に無なれども、働き有るが故に有なり。
向ふて影を見る、相(すがた)見の鏡なり。
諸獣多けれども、狗と馬は、よく人の善悪を知る、その業の善悪を知る。
その業の有無を知る。その人を顧みて(過去の事柄やその経過の有様を明らかに知ること)、鑑の如きゆえに、マソカガミと云い、仮字に狗馬鑑の字を書。
その人の後(うしろ)に居て、人の善悪を知る也。
直ならざるように背くことを、曲がると云う。
疑うことならず、必ず 道に暗き、理に暗き、学に暗き文(アヤ)分からず、何も知らずにクラキもの、火によって物を分つこと明らか也。
火水の凝り昇るの至り極まりになる故に動き 火中の水灵にして、火中の水灵は必ず渦巻き 水際がはっきりと分かる。
形現すの水は必ずしきり有り。必ず限りをなす。
形無き本来の水火には、去るもなく、来るも無く、生もなく、滅もなく、只自然たるのみ。
昇れば水は必ず澄み、清きなり天の星となり渦巻く水は氣を発き、火、水中にくみ極まりて、火の為に動かされて、水昇り初め星に住む。
カム ナカラ ミトロ カヘシ
輝き輝く物を、確かに見分け、朧(おぼろ)なく 息の終わりには 和らぐか、他に並ばぬ時は、和らがずに己ばかりに凝るのかを別ち 澄むは上り、濁るは降る也。
火は物を分つこと明らか、一物のゝ種々に割分け 降り、極まり、至りて重し 別かち 隔ち 天地自然の王法がつかさどり、事を割分ける。
アキ ウツシ スへ ワリ アマ タマ ミトロ カヘシ
百千の思い胸に余り、詞(ことば)を以て言い尽くし足らざるときは、ただ一音にアヽと云うて万言を収め尽くす。
アヽ、目前に甚だしくその理を現し、生まれ生まれ生まれ死んで死んで死んで、その業にくみ塊り、幾重にも放たれている。(己の固執した考えから離れられずに魂が大きく隔てられる。)
天が地に交わるゆえに全てが◯輪となり 火水の息に逆らわずして、共に循環する。
このリが違う故に、病起こり、愚痴にして盲語を吐き、他の物を盗み非業をなす。
是、火のリ明らかならざる故なり。
また、火の氣強くして、水のリなきときは、水の和(やわらぎ)順なき(理にかなっていないこと)が故に、慈悲心を損し、殺生を好み、ものを悩ます真意強く、息息二つ行われず。
これを天地のリにかなわずと云う。そのリに違はざるように、水火の過不及無きように、悲智当分にすべし。
もしリに違うときは、天道のリを失う。
常に回り永き世回りて、尽きることなき 水火連なり、円にまろがる灵。
火は物を分つこと明らか一物のゝ種々に割分け 降り、極まり、至りて重し 別かち 隔ち 天地自然の王法がつかさどり、事を割分ける。
あとがき
息の根が尽き、灵がカラダから離れたときに、その灵の本質があらわになり、灵は天地自然の王法によって行き先が別れる。
森羅万象の理に沿って循環している灵は天に昇り星に住むようになり、また理から曲がった灵は地に降り業火に焼かれ新たに生まれ変わる。
輪廻転生は同じようにするが、その天をめぐり転生するものと、地に降り業火に焼かれ転生するものとでは神灵があるかないのかで大きく隔てられている。
輝き輝く物を、確かに見分け、朧(おぼろ)なく 息の終わりには 和らぐか、他に並ばぬ時は、和らがずに己ばかりに凝るのかを別ち、澄んだものは昇り、濁るものは降る。これも天地自然の王法により森羅万象の理の仕組みとして循環している。
天が地に交わるゆえに全てが◯輪となり 火水の息に逆らわずして、共に循環する。
このリが違う故に、病起こり、愚痴にして盲語を吐き、他の物を盗み非業をなす。
是、火のリ明らかならざる故なり。
また、火の氣強くして、水のリなきときは、水の和(やわらぎ)順なき(理にかなっていないこと)が故に、慈悲心を損し、殺生を好み、ものを悩ます真意強く、息息二つ行われず。
これを天地のリにかなわずと云う。そのリに違はざるように、水火の過不及無きように、悲智当分にすべし。
カタカムナ80首では、天国と地獄が示されていた。これまで、過去、現在、未来、生命誕生、人類誕生、万物創生、生命活動、火水の教え、ヤマト、森羅万象の理、天地自然の王法とありとあらゆる世界をカタカムナの原理原則のもと見事に網羅して、全て理にかなっていた。
現代人類の人智を遥かに超越した理をまざまざと感得できたのではないだろうか。結論としては、人はいかに理に従って生きて行くべきなのかと云うことだ。
永いようで短く、短いようで永い人類の歴史はこれからも続いてゆくだろう。現代の人間はいかに森羅万象の理に逆らって生きているのかをここで学ぶことができた、しかしここで学んだことを実践して行くのは安易なことではない。
我々は一般常識という森羅万象に逆らった強い固定概念をどれだけ解きほぐすことができるのか。己の御灵を洗い直し、スイチにたち帰らなければ、息の根が尽きた時に地に降り、業火に焼かれまた生まれ、幾度も地をめぐることになる。
そうしたことを知らずに、また興味もなく幾度と同じ事を繰り返していることに気づくきっかけとなるまさに蜘蛛の糸がカタカムナなのだ。夜空に満天に輝く星は澄んだ灵が氣を開き輝いている。
その輝く星の灵が再び地上に降り立つときには、地上も澄んだ状態になっているということなのだろうか。
惑星ニビル=ニヒル ・・・ 日月の天をめぐる火の灵 火(惑星)、水(地球)に與みて、たまをなして降る。
アヌンナキ ・・・ 常にめぐる 火水(ホシ)の正中に與み入りて、火の形隠れて決して見えぬ 正中の灵 来る
つまり、古代シュメールの石板が現しているものは宇宙人ではなく、古代の火水の民は星になり、再びこの地上に降臨するとも読み解けてくる。
75首での読み解きで、
重くして神命を降す。
火水(カミ)の姿を顕す。
ついに與む、時にすれば、16時申の刻 七月六日時分迄に火盛んになる。
それは、彼(カ)の火水(星)合うなり。
天に在りながら地を呼びて與むのとき。
今、形なきの真の火水(カミ)、初めて形顕す。
高美産巣日の神、神産巣日の神、両神合躰の至り、極まりにして浮き回る。
万物與み究るとき、消失せるもの 盛者必衰の理。
とある真意は、ひょっとしたら、星になった古代人が再び地上に降り立つ節目なのではないだろうか。
もし、そうだとしたら、その時に生き残るものたちは火水の民たちと睦み心を繋ぐことができる灵を持った人であることが前提で有ることが理解できる。
最後になるが、これまでの読み解きが成し遂げられたことも全て人知を超えた存在に仕組まれていたものだと理解している。この言靈はカミそのものが顕現している。伝わる人に伝わればいいと正直思っている。それでいい。
「悠々たり悠々たり太だ悠々たり、内外の縑緗千万の軸あり、杳々
たり杳々たり甚だ杳々たり」
知らんけど・・・ 終わり。