カタカムナ41首を読み解く
中心図象ヤタノカカミ 発生原理
火水の教えは水と火に分かれた YouTube解説
カム ナカラ トヨ クラ オカミ クラ ミツハ
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
ヨ・・・水火の靈也。与也、女男の契也、淀也、齢也、下知也。
ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。
カム ナカラ ・・・日月が旋回を繰り返し時は流れる。
トヨ クラ オカミ・・・與み與みて カタチ顕す オカミ反し、イ。命
クラ ミツハ・・・カタチ顕し、ミツハ反し、マ。氣(イキ)凝りて並ぶ
解説
日月が旋回を繰り返し時は流れる。
與み與みて カタチ顕す 命 カタチ顕し氣(イキ)凝りて並ぶ
アマ タマ マト マリ カタ カムナ
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。 ※リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
アマ タマ マト マリ・・地上をめぐる タマ反し、タ。種 マト反し、モ。舫う めぐる人
カタ カムナ・・・カタカムナ(輝く種をわかち結び火水を和(なご)したる。万物発祥の原理)
解説
地上をめぐり、種を蒔き人々と舫いめぐる人はカタカムナ(輝く種をわかち結び火水を和(なご)したる。万物発祥の原理)
マサカ ヤマ ツミ ムカヒ マリ
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。 ※リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450
マサカ ヤマ ツミ・・眼(マナコ)火垂(ひだり)と水極(ミギ)すなわち日月なり。真の火を同じ株から生まれた枝に、形や色が違う花が交じり咲くごとき、火水の教えを文(アヤ)がめぐり ツミ反し、チ。氣(イキ)を連ねる
ムカヒ マリ ・・・ムカヒ反し、マ。向かう 眼(マナコ)の人、右は水にして月読、左は火にして天照。
解説
眼(マナコ)火垂(ひだり)と水極(ミギ)すなわち日月なり。真の火を同じ株から生まれた枝に、形や色が違う花が交じり咲くごとき、火水の教えを文(アヤ)がめぐり氣(イキ)を連ねる。
向かう 眼(マナコ)の人、右は水にして月読、左は火にして天照。
オト ヤマ ツミヲ メクル マリ
オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ヲ・・・水火の靈也。縦也、賤也、男也、終也、折也、居也、小也、少也、苧也、低也。
メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。
ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ル・・・濁水の靈也。涎也、唾也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。 ※リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450
オト ヤマ ツミヲ・・・起こし與む 文(アヤ)の眼(マナコ)火垂(ひだり)と水極(ミギ)すなわち日月なり。ツミ反し、チ。氣(イキ)を連ねるヲトコ(男)
メクル マリ・・・メクル反し、ム。結び連なる、眼(マナコ)の人、右は水にして月読、左は火にして天照。
解説
起こし與む 文(アヤ)の眼(マナコ)火垂(ひだり)と水極(ミギ)すなわち日月なり。氣(イキ)を連ね治める。
結び連なる、眼(マナコ)の人、右は水にして月読、左は火にして天照。
ワク ミハラ ナル マ カヒ クシ サリ
ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。
ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
ル・・・濁水の靈也。涎也、唾也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。
ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。
リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。 ※リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450
ワク ミハラ ナル ・・・万物のカタチをつかさどり與む 貴き開き連なる水を吐き、流れ降りる
マ カヒ クシ サリ ・・・眼(マナコ)右は水にして月読、左は火にして天照。 彼と是と二つのもの興りて、一つのことに違はざる真の火、天の火降るによりて、万物を動かし始める。 同じ株から生まれた枝に、形や色が違う花が交じり咲くごときさき分ける人
解説
万物のカタチをつかさどり與む 貴き開き連なる水を吐き、流れ降りる。
眼(マナコ)右は水にして月読、左は火にして天照。 彼と是と二つのもの興りて、一つのことに違はざる真の火、天の火降るによりて、万物を動かし始める。 同じ株から生まれた枝に、形や色が違う花が交じり咲くごときさき分ける人。
41首の解説
カム ナカラ トヨ クラ オカミ クラ ミツハ
日月が旋回を繰り返し時は流れる。
與み與みて カタチ顕す 命 カタチ顕し氣(イキ)凝りて並ぶ
アマ タマ マト マリ カタ カムナ
地上をめぐり、種を蒔き人々と舫いめぐる人はカタカムナ(輝く種をわかち結び火水を和(なご)したる。万物発祥の原理)
マサカ ヤマ ツミ ムカヒ マリ
眼(マナコ)火垂(ひだり)と水極(ミギ)すなわち日月なり。真の火を同じ株から生まれた枝に、形や色が違う花が交じり咲くごとき、火水の教えを文(アヤ)がめぐり氣(イキ)を連ねる。
向かう 眼(マナコ)の人、右は水にして月読、左は火にして天照。
オト ヤマ ツミヲ メクル マリ
起こし與む 文(アヤ)の眼(マナコ)火垂(ひだり)と水極(ミギ)すなわち日月なり。氣(イキ)を連ね治める。
結び連なる、眼(マナコ)の人、右は水にして月読、左は火にして天照。
ワク ミハラ ナル マ カヒ クシ サリ
万物のカタチをつかさどり與む 貴き開き連なる水を吐き、流れ降りる。
眼(マナコ)右は水にして月読、左は火にして天照。 彼と是と二つのもの興りて、一つのことに違はざる真の火、天の火降るによりて、万物を動かし始める。 同じ株から生まれた枝に、形や色が違う花が交じり咲くごときさき分ける人。
解説
日月が旋回を繰り返し時は流れ
與み與みて カタチ顕す 命 カタチ顕し氣(イキ)凝りて並ぶ
(現代語訳)
人と人が睦み生命が数多く誕生し、火水(カミ)の教えも形が整ってきた。
地上をめぐり、種を蒔き人々と舫いめぐる人はカタカムナ(輝く種をわかち結び火水を和(なご)したる。万物発祥の原理)
(現代語訳)
世界をまわり、火水の教えを説き人々と分かち合う人はカタカムナ。(輝く種をわかち結び火水を和(なご)したる。万物発祥の原理)
眼(マナコ)火垂(ひだり)と水極(ミギ)すなわち日月なり。真の火を同じ株から生まれた枝に、形や色が違う花が交じり咲くごとき、火水の教えを文(アヤ)がめぐり氣(イキ)を連ねる。向かう 眼(マナコ)の人、右は水にして月読、左は火にして天照。
(現代語訳)
火水の教えを、火から伝える者と、水から伝えるものとが枝別れした。しかし、どちらも真の火である火水の教えを説いている。
起こし與む 文(アヤ)の眼(マナコ)火垂(ひだり)と水極(ミギ)すなわち日月なり。氣(イキ)を連ね治める。
(現代語訳)
火から伝える者と水から伝えるものはそれぞれに教えを完成させた。
結び連なる、眼(マナコ)の人、右は水にして月読、左は火にして天照。
(現代語訳)
それぞれの教えは、伝え継がれ継承されてゆく。水極(みぎ)は水から伝えるもので後の仏教、火垂(ひたり)は火から伝える者で後の神道。
万物のカタチをつかさどり與む 貴き開き連なる水を吐き、流れ降りる。
(現代語訳)
真の火の伝えを体系化し、真理を伝えるために人々の前で説き語り継ぐことを続けていった。
眼(マナコ)右は水にして月読、左は火にして天照。 彼と是と二つのもの興りて、一つのことに違はざる真の火、天の火降るによりて、万物を動かし始める。 同じ株から生まれた枝に、形や色が違う花が交じり咲くごときさき分ける人。
(現代語訳)
火水の教えを水(陰)から説くは月読、火(陽)から説くは天照。どちらとも一つの真の火水の教えに由来している。火水の教えの真の火(ゝ)を人々の心に降ろすことで万物を動かしはじめる。カタカムナから生まれた真理を水(陰)と火(陽)に分けて伝えた人。
あとがき
時は流れ・・・火水の教えは人々に深く浸透していった。基の教えは一つだったが、時が経ちその教えは水(陰)から説く月読と火(陽)から説く天照へと枝分かれした。
時系列でいうと、カタカムナではスサノヲにあたる者が世界に主の経綸を広め、それから時が流れ主の経綸は水と火に分かれ人々に伝わっていったという流れが見えてきた。全ての根源であるカタカムナからどうやって枝分かれをしたのかの経緯がはっきりと示されている。カタカムナでは全ての発生の原理を事細かく描写しているので、歴史的に見えずらい経緯もしっかりと浮き上がってくる。
大分県国東半島の神仏習合というのも天之御中主の地で集合したことにもつながり、神仏集合の地は神仏発祥の地でもあったということが成り立つ内容でもある。根源を辿ると物事の経緯が鮮明に理解できるので、歴史の暗闇に火が照るごとくに知ることができる。