カタカムナ80首

カタカムナ33首を読み解く  日と地球 夜と昼 闇と光

カタカムナ33首を読み解く

 

 

中心図象ヤタノカカミ 発生原理

カム ナカラ   エヒメ サヌキ チ

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。

エ・・・空中の水の靈也。天地の胞衣也、枝也、肢也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

ヌ・・・火水の靈也。黒也、暗也、終也、潤也、緯(ぬき)也、出入の息の間に位する◯也。 

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

カム ナカラ ・・・搦み睦む 和き睦むものは、流れる

エヒメ サヌキ チ・・・枝の如く上下左右の差別(けじめ)できる。進んでは枝葉花実と細かに分つ。 時の靈(タマ)

 

解説

搦み睦み 和き睦むものは、流れ

枝の如く上下左右の差別(けじめ)でき、進んでは枝葉花実と細かに分つのが時。

 

アワ トサ チ   アメノ オシ コロ

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

ロ・・・濁水の靈也。大濁の塊也 、ラリルレの四音はこの一音に凝塊也。故にこの四音に代りてなすことある也。

アワ トサチ・・・自然に(自ずから) 時は細かに進み極まればさき分かれ解かれる。

アメノ オシ コロ・・・天をめぐり 起こり始める氣(イキ)は凝り塊る。

解説

自然に(自ずから) 時は細かに進み極まればさき分かれ解かれる。

天をめぐり 起こり始める氣(イキ)は凝り塊る。

オキ ミツコ   ツ クシ   トヨ ワケ

オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

ヨ・・・水火の靈也。与也、女男の契也、淀也、齢也、下知也。

ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。

ケ・・・影の火の靈也。差別(けじめ)也 、正也、香也、器也、五穀也、家也、朝より暮に至る義也。

オキ ミツコ・・・命 十(トヲ)を十(ト)をに與むをモと云う。舫う

ツ クシ・・・列なり與み繁る

トヨ ワケ ・・・與みことごとく回り睦む

 

解説

命を舫い、列なり與み繁り與みことごとく回り睦む

ヒノ クニ クマソ   イヤ シロ チハ

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

ソ・・・火水の靈也。形の無也、遅也、揃也、塩也、白也、底也、背也、始也、山也、磯也、所也。

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

ロ・・・濁水の靈也。大濁の塊也 、ラリルレの四音はこの一音に凝塊也。故にこの四音に代りてなすことある也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。

ヒノ クニ クマソ ・・・天の日の発するはじめに列なる時は一切の物こるときは、必ず数多くなる。

イヤ シロ チハ・・・氣(イキ)を文(アヤ)なし形を隠し時を開く

 

解説

天の日の発するはじめに列なる時は一切の物こるときは、必ず数多くなる。

氣(イキ)を文(アヤ)なし形を隠し時を開く。

イキツ サキ ヨリ

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

ヨ・・・水火の靈也。与也、女男の契也、淀也、齢也、下知也。

リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。 ※リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450

 

イキツ・・・命は形あり必ず限りあるが続く

サキ・・・始めに終わりを備える神秘。始めなければ終わりなし。終わりなければ始めなし。

ヨリ ・・・息絶えれば命もまた終わる。

 

解説

命は形あり必ず限りあるが続く、始めなければ終わりなし。終わりなければ始めなし。息絶えれば命もまた終わる。

 

イヤ シロ コト サトリ

イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

ロ・・・濁水の靈也。大濁の塊也 、ラリルレの四音はこの一音に凝塊也。故にこの四音に代りてなすことある也。

コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。

リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。 ※リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450

イヤ シロ・・・自然に 形を隠して動かし 

コト サトリ・・・一切の物こるときは、必ず数多くな理、一より百千におよぶ。 始まりなければ終わりなし。終わりなければ始まりなし。

解説

自然に流れて形を隠し動かし

一切の物こるときは、必ず数多くな理、一より百千におよぶ。 始まりなければ終わりなし。終わりなければ始まりなし。

33首の解説

カム ナカラ   エヒメ サヌキ チ

陽は昇り、地球と一つに睦み 火水(日と地球)は和らぎ 輝く日のはたらきが降りそそぐ

日が昇る時は暖かく、日が沈む時は寒く差別は天をめぐる日が顕われしより、昇るときは澄み、沈む時は淀み、夜の八つ時(午前2時)には日と地のくむ極まりに至れば日は地球に形を隠して見えぬ闇となり、日は天を回る。

アワ トサ チ   アメノ オシ コロ

天をめぐる日は、すべての地上に円満に欠けることなく、日を照らす。日と地が向かい搦む処は続き並び 

地上に降り注ぐ日は 天をめぐり多く搦んで正中を延び進み昇り、地上に光を降り注いている。 

オキ ミツコ   ツ クシ   トヨ ワケ

貴く輝く姿は、形無き天地のいきより形現わせる氣なり。 

夜は水の故に、あやわからず暗き、昼は日の故に、物を明らかに分ち列なりつづく、水は物を延ばし、火は物を凝す也。くますれば、縮む也。

続きくみ動くものは水(地球)にして、動かしむるものは火(太陽)なり。火(太陽)のために水(地球)動かされて、始めて太陽は形を現して昇る。 

日と向かい搦む天地人の世は一つの輪となり、水(夜)は形を束ね、火(昼)は形を分つ。 

ヒノ クニ クマソ   イヤ シロ チハ

天を回る日は円を描き、天の日 降るに依りて、万物を動かしだし、日の光が地球に與みて明るくなる。 氣が降り、光なき空躰の地球、太陽に向かいて光を放ち、光る地球ははたらきにして、その形顕れ、日は躰にして光見えざる。

火(日)の為に動かされて水(地)は光る、日と地が文なし 日出れば光り輝き、天地万物の差別を分けて、照して、幸い降り、極まりて、至りて重し。 

天之御中主の一物與みて時をなし、割別れて年月日時の隔てをする。

水は昇り、火は降りて、一物のヽの火水となり、上下左右へ開く。

イキツ サキ ヨリ

天地の息 火水(日と地)二つ與み塊まれば、輝き続き、進み極まればさきわかれ水火すでに凝りて浮かび出る。 天地くみくみて睦み共に循環する。

イヤ シロ コト サトリ

火(日)の為に動かされて水(地)は光る、日と地が文なし 日出れば光り輝き、天地万物の差別を分けて、照して、幸い降り、極まりて、至りて重し。

水火の和らぎこる器の処 続き並び向かい搦む処 共に循環する。

 

水(地球)は火(太陽)のために動き、夜は形が見えず暗闇としてとけあい、昼は形を明らかに見分ける。 森羅万象の理は地球と太陽との関係の原理にも当てはまる。火水の極まりは午前2時。漆黒の闇に包まれ火水が一体となり輪ができる。そしてその輪から新たな夜明けが生まれ出てくるという。日は地球の正中をつかさどり世界を円満に照ている。古代の火水の民は世界を巡航する際に、太陽の通り道を正中の道標としていたのではないかと連想できる。その太陽の通り道こそ北緯33度であり、北緯33度上に国東半島の天之御中主があった地である。世界の古代文明は北緯33度から派生して創造していたというのも、太陽の正中の通り道に沿って移動していたのではないだろうか。闇から一物の太陽の光が照し出す道こそカタカムナの正中の火水の道なのかもしれない。   

 

 

 

ABOUT ME
天聞
YouTube猿田彦TV運営 縄文カタカムナ文化塾を運営。 楢崎皐月、宇野多美恵からカタカムナを継承した天野成美のもとでカタカムナを深め、独自に言霊を研究。出口王任三郎、岡本天明も師事していた水穂伝、布斗麻邇御靈(フトマニノミタマ)、稲荷古伝を研究しカタカムナを言霊から独自の解読で読み解いている。
天岩戸神社 坤(ひつじさる)の金神 奉納会
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