カタカムナ23首を読み解く
中心図象ヤタノカカミ 発生原理
ア マ タ カ マ カ ハ ラ
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
アマ ・・・海水の国土をめぐり
タカ ・・・水火連なり、円にまろがり與み塊り
マカ ・・・めくりめくる究り群がり與み塊り
ハラ ・・・ハラの反ハ。 万物の開く、発(オコル)
解説
海水の国土をめぐり、水火連なり、円にまろがり與み塊りめくりめくる究り群がり與み塊り島ができあがる。
ア ワ チ ホ ノ サ ワ ケ
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。
チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。
ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。
ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。
サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。
ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。
ケ・・・影の火の靈也。差別(けじめ)也 、正也、香也、器也、五穀也、家也、朝より暮に至る義也。
アワチホノ・・・オノツカラ地をつかさどり万物の形をなし、天地、氣(イキ)より開けて、草木ほのめく。
サワケ・・・一粒の籾、進み昇りて万倍となり、割分(サキワカ)れ国土となり、万倍へと草木は広がる。
解説
オノツカラ地をつかさどり万物の形をなし、天地、氣(イキ)より開けて、草木ほのめき、一粒の籾、進み昇りて万倍となり、割分(サキワカ)れ国土となり、万倍へと草木は広がる。
ア メ ク ニ ク ラ ト
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。
ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。
ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
アメ ・・・天を回る
クニ ・・・クニの反し、キ。氣(イキ)
クラト ・・・クラトの反しコ。凝る
解説
天を回る氣(イキ)凝る
オ キ ミ ツ コ シ マ
オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
オキ・・・起きるものは浮き膨れ、火水二つ與み塊り形をなし
ミツコ ・・・天地の間に三ツ凝たる氣(イキ)あり。三ツにわたる天地の門。
シマ ・・・水火(イキ)の自然と凝り塊り、円(マロキ)島の形ができる
解説
起きるものは浮き膨れ、火水二つ與み塊り形をなし、天地の間に三ツ凝たる氣(イキ)あり。三ツにわたる天地の門。水火(イキ)の自然と凝り塊り、円(マロキ)島の形ができる
23首の解説
ア マ タ カ マ カ ハ ラ
海水の国土をめぐり、水火連なり、円にまろがり與み塊りめくりめくる究り群がり與み塊り島ができあがる。
ア ワ チ ホ ノ サ ワ ケ
オノツカラ地をつかさどり万物の形をなし、天地、氣(イキ)より開けて、草木ほのめき、一粒の籾、進み昇りて万倍となり、割分(サキワカ)れ国土となり、万倍へと草木は広がる。
ア メ ク ニ ク ラ ト
天を回る氣(イキ)凝る
オ キ ミ ツ コ シ マ
起きる氣(イキ)は、次に天空になりし所に形の印(シルシ)を顕し虫(ムシ)が列なり必ず数が多くなる。天の息を回り開いて、万物を割別け、生せしむるおおいなる理(ことわり)を備えている。
解説
海水の流れによってめぐる、天地万物を生み出す水火の氣(イキ)が連なり、その核を中心に群がり與み塊り円形に大きくなり島が生み出されてゆく。
自然の流れの中で地の基になるものは次第に形が形成され、そこに天地の氣(イキ)より草木がほのめくようになる。その一粒の種子が成長し万倍へとさまざまな種類が枝分かれしてゆく。
天を回る氣(イキ)が凝りかたまり、起きる氣(イキ)は、次に天空になりし所に形の印(シルシ)を顕し虫(ムシ)が列なりそれは無数に増えてゆく。
天の息を回り開いて、草木や虫を割別(さきわ)け、生み出していくおおいなる理(ことわり)を備えている。
島ができることによって、そこに草木が天地の氣(イキ)から生み出され、草はあっという間に生い茂てゆく。草の生命力は万物の中でも一番天地の氣(イキ)を受けやすい。そして、天を回る氣(イキ)は次に虫を生み出してゆく。
島ができ、草木が芽生え繁り、虫が生まれるという天然自然の大いなる理が幾度も繰り返されている。