カタカムナ69首を読み解く
中心図象ヤタノカカミ
カム ナカラ カエシ ナキ トキ トコロ
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
エ・・・空中の水の靈也。天地の胞衣也、枝也、肢也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。
ロ・・・濁水の靈也。大濁の塊也 、ラリルレの四音はこの一音に凝塊也。故にこの四音に代りてなすことある也。
カム ナカラ カエシ ナキ トキ トコロ
必ず人も寿命尽きれば、肉体は滅び、灵は離れてゆく。
形の無き氣(イキ)は、魂に搦むことで、魂の実態として顕れ輝き、カラダに宿り、ヒトの種となり生まれ降る。水火を和した氣(イキ)は、氣として有り、形はないものである。
カタチあるものは、必ず初めが有り終わりがあり、生命を生み出す母の胞衣が生命の初めをつかさどっている。
氣(イキ)、魂に與めば、ヒトの魂の基となり、魂とカラダが二つ與み塊れば、形をつくり、人は魂とカラダの與み凝ることにして生まれ降りる。
タカ ユラ イヤ アマ ウツシ
タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ユ・・・水中の火の靈也。寛(ゆるやか)也、火水の和也、流水也、従の通音也、爾の通音也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
ウ・・・空中の水の靈也。浮き昇る也、動也、生也、暗也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
タカ ユラ イヤ アマ ウツシ
魂と氣が搦み、灵(タマ)となり、緩やかに降る
息の根に交わり人に宿り、輪廻転生を繰り返す。
オホ アマ ウツシ カム ナカラ カム ナホヒ
オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。
ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
ウ・・・空中の水の靈也。浮き昇る也、動也、生也、暗也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、袋也、ヽ(ほし)也。
ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。
オホ アマ ウツシ カム ナカラ カム ナホヒ
生まれるということは死ぬことであり、天を常に回り、輪廻転生を繰り返す。
必ず人も寿命極まれば、肉体は消滅し、魂は離れる。
魂とカラダを和している氣は、氣は有るが形はない。
形の無い氣(イキ)は、魂に搦むことで、魂の実態として顕れ輝き、カラダに宿り、ヒトの種となり生まれ降る。
必ず終わるものに有るけれども、死後、魂を顕す。 和らぎ搦むものは皆流れ、息の根であるヘソは天之御中主のめぐりの◯輪なり。
イキ アマツ トメ ハヤ ウツシ
イ・・・空中の水の靈也。出息也、命也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
ト・・・男也、轟也、解也、飛也、基也、人也、与也、止め也、昇也、速也、前也、所也。
メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。
ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
ウ・・・空中の水の靈也。浮き昇る也、動也、生也、暗也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
イキ アマツ トメ ハヤ ウツシ
命のはたらきの氣は、常に回り続け 芽吹き留まり人の生命と搦み極まれば、また離れる。
ゆえに寿命の限りが極まれば、物凝るの行き着く最後の所。
すべてのもが生れるのは、カラダに魂が入る息(イキ)が、出入することによって生れるもの。
火水両(ふたつ)をつかさどり、生まれ連なり始まり、そして終わる。
ワタ ツミ ハヤ ヨミツ カム アマ
ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。
タ・・・水中の火の靈也。タマ也、種也、大也、多也、連也、胎也、縦也、溜水也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
ヨ・・・水火の靈也。与也、女男の契也、淀也、齢也、下知也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ム・・・水中の水の靈也。潤水也。無也、空也、息の終也、暗也、結也、睦也、渦巻也、黒也。
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
ワタ ツミ ハヤ ヨミツ カム アマ
息の本の在しますところ、草木芽かひを生し、葉を出すも、水火の睦むゆえなり、水氣盛んをすぎて、火氣勝るときは枯れ、また火氣去て水氣かつときは崩れるなり。又、その躰枯れたりとも、友情非情共に塩水に入置くときは、朽ちることなし。必ず一度はたもつなり。
魂がこの世でカラダに宿り、人生を送り 自ずから様々な出来事を経験し 閉じ込められたり束縛されたりしていたものを己から解き放ち続けることで人生を豊にするという、天から与えられし生命の目的をよく理解し実行せよ。
69首の解説
カム ナカラ カエシ ナキ トキ トコロ
必ず人も寿命尽きれば、肉体は滅び、灵は離れてゆく。
形の無き氣(イキ)は、魂に搦むことで、魂の実態として顕れ輝き、カラダに宿り、ヒトの種となり生まれ降る。水火を和した氣(イキ)は、氣として有り、形はないものである。
カタチあるものは、必ず初めが有り終わりがあり、生命を生み出す母の胞衣が生命の初めをつかさどっている。
氣(イキ)、魂に與めば、ヒトの魂の基となり、魂とカラダが二つ與み塊れば、形をつくり、人は魂とカラダの與み凝ることにして生まれ降りる。
タカ ユラ イヤ アマ ウツシ
魂と氣が搦み、灵(タマ)となり、緩やかに降る
息の根に交わり人に宿り、輪廻転生を繰り返す。
オホ アマ ウツシ カム ナカラ カム ナホヒ
生まれるということは死ぬことであり、天を常に回り、輪廻転生を繰り返す。
必ず人も寿命極まれば、肉体は消滅し、魂は離れる。
魂とカラダを和している氣は、氣は有るが形はない。
形の無い氣(イキ)は、魂に搦むことで、魂の実態として顕れ輝き、カラダに宿り、ヒトの種となり生まれ降る。
必ず終わるものに有るけれども、死後、魂を顕す。 和らぎ搦むものは皆流れ、息の根であるヘソは天之御中主のめぐりの◯輪なり。
イキ アマツ トメ ハヤ ウツシ
命のはたらきの氣は、常に回り続け 芽吹き留まり人の生命と搦み極まれば、また離れる。
ゆえに寿命の限りが極まれば、物凝るの行き着く最後の所。
すべてのもが生れるのは、カラダに魂が入る息(イキ)が、出入することによって生れるもの。
火水両(ふたつ)をつかさどり、生まれ連なり始まり、そして終わる。
ワタ ツミ ハヤ ヨミツ カム アマ
息の本の在しますところ、草木芽かひを生し、葉を出すも、水火の睦むゆえなり、水氣盛んをすぎて、火氣勝るときは枯れ、また火氣去て水氣かつときは崩れるなり。又、その躰枯れたりとも、友情非情共に塩水に入置くときは、朽ちることなし。必ず一度はたもつなり。
魂がこの世でカラダに宿り、人生を送り 自ずから様々な出来事を経験し 閉じ込められたり束縛されたりしていたものを己から解き放ち続けることで人生を豊にするという、天から与えられし生命の目的をよく理解し実行せよ。