カタカムナ15首を読み解く
中心図象 ミクマリ
黒き雨
アワ ナキ アワ ナミ ツラ ナキ ナミ
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
大意
アワ ・・・天地
ナキ ・・・形無き
アワ・・・天地
ナミ ・・・火水和らぎ天地の氣より生する
ツラ・・・列なり続け 湯氣は昇り火山灰は降り
ナキナミ・・・形無きから 火水和らぎ天地の氣より生する
解説
アワ ナキ アワ ナミ ツラ ナキナミ・・・形見えなき天地が顕れ 火水和らぎ天地の氣より生する 列なり続け 湯氣は昇り火山灰は降り 形無きから 火水和らぎ天地の氣より生する
アヤ ミク マリ クニ ノ ミク マリ
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。
※リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450
ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。
ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。
※リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450
大意
アヤ・・・火氣をなごして、雨となり水火(イキ)の二つ、おのずからやわらぎ
ミクマリ・・・火山灰に水分を含み地上に雨降る
クニノ・・・水分を含み 火、水中に與みて雨と顕れる水のはたらき
ミクマリ・・・火山灰に水分を含み地上に雨降る
解説
アヤ ミクマリ クニノ ミクマリ・・・火氣をなごして、雨となり水火(イキ)の二つ、おのずからやわらぎ 火山灰に水分を含み地上に雨降る 水分を含み 火、水中に與みて雨と顕れる水のはたらき 火山灰に水分を含み地上に雨降る。
アメノ クヒ サ モチ
ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。
メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。
ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。
ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。
サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。
モ・・・火中の水の靈也。潤水也 、舫(もやう)也、塊也、亦(また)也、者也、累(かさなる)也、与也。
チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。
大意
アメノ ・・・噴出される湯氣は天をめぐる水
クヒ サ・・・水分が天をめぐる火と與み 昇る湯氣と雨に別れ
モチ ・・・火中に交じる水は清らかならず。必ず潤う地中の火
解説
アメノ クヒ サ モチ・・・噴出される湯氣は天をめぐる水 水分が天をめぐる火と與み 昇る湯氣と雨に別れ 火中に交じる水は清らかならず。必ず潤う地中の火
クニ ノ クヒ サ モチ
ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。
ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。
ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。
サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。
モ・・・火中の水の靈也。潤水也 、舫(もやう)也、塊也、亦(また)也、者也、累(かさなる)也、与也。
チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。
大意
クニノ ・・・水分を含み 火、水中に與みて雨と顕れる水のはたらき
クヒ サ・・・水分が天をめぐる火と與み 昇る湯氣と雨に別れ
モチ ・・・火中に交じる水は清らかならず。必ず潤う地中の火
解説
クニノ クヒ サ モチ・・・水分を含み 火、水中に與みて雨と顕れる水のはたらき 水分が天をめぐる火と與み 昇る湯氣と雨に別れ 火中に交じる水は清らかならず。必ず潤う地中の火
シナツ ヒコ ククノ チ
シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。
ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。
コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。
ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。
チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。
大意
シナツ・・・始めに終わりを備え、終わりに始めを備え 和らぎ搦むものは、皆流れ 列なり続く
ヒコ・・・天をめぐる火 降る濁水に火山灰凝りこって、輝き昇るほどにこる
ククノチ・・・輝くときは、火のはたらきにして、必ず水に與み 天の火降るに依りて、万物を動かし出す回る水 火山灰が大気中の水に與み雨となる
解説
シナツ ヒコ ククノチ・・・始めに終わりを備え、終わりに始めを備え 和らぎ搦むものは、皆流れ 列なり続く 天をめぐる火 降る濁水に火山灰凝りこって、輝き昇るほどにこる 輝くときは、火のはたらきにして、必ず水に與み 天の火降るに依りて、万物を動かし出す回る水 火山灰が大気中の水に與み雨となる
オホ ヤマ ツミ
オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。
ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、ヽ(ほし)也。
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。
大意
オホ・・・多くからんで噴火を収め
ヤマ・・・水火(イキ)の二つ、おのずからやわらぎ 今火中へ水與み搦む
ツミ・・・列なり続け火中の水なれば、水、火を潤すことにて、地中に水溢れ
解説
オホ ヤマ ツミ・・・多くからんで噴火を収め 水火(イキ)の二つ、おのずからやわらぎ 今火中へ水與み搦む 列なり続け火中の水なれば、水、火を潤すことにて、地中に水溢れ
ヌツチ カヤヌ ヒメ
ヌ・・・火水の靈也。黒也、暗也、終也、潤也、緯(ぬき)也、出入の息の間に位する◯也。
ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。
チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。
カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。
ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。
ヌ・・・火水の靈也。黒也、暗也、終也、潤也、緯(ぬき)也、出入の息の間に位する◯也。
ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。
メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。
大意
ヌツチ・・・火山灰と水分が與み舫いてアヤわからぬ黒く渦巻き 水火の二凝が降り
カヤヌ・・・黑き 火山灰と水分が與み舫い
ヒメ・・・真の火、万物を興し、動かすはたらきの噴火
解説
ヌツチ カヤヌ ヒメ・・・火山灰と水分が與み舫いてアヤわからぬ黒く渦巻き 水火の二凝が降り 黑き 火山灰と水分が與み舫い 真の火、万物を興し、動かすはたらきの噴火
15首の解説