カタカムナ80首

カタカムナ15首を読み解く  #2  黒き雨

カタカムナ15首を読み解く

中心図象 ミクマリ

黒き雨

アワ ナキ  アワ ナミ  ツラ ナキ ナミ

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

ワ・・・水火の靈也。国土也、水火水(しほみず)也、水の◯(わ)也、万物の形を宰る也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ラ・・・濁水の靈也。降也、涎也、唾也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

キ・・・影の火の靈也。氣(いき)也、正中也、限也、生也、草也、貴也、来也、香也、土。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

大意

アワ ・・・天地 

ナキ ・・・形無き

アワ・・・天地

ナミ ・・・火水和らぎ天地の氣より生する

ツラ・・・列なり続け 湯氣は昇り火山灰は降り

ナキナミ・・・形無きから 火水和らぎ天地の氣より生する

 

解説

アワ ナキ アワ ナミ  ツラ ナキナミ・・・形見えなき天地が顕れ 火水和らぎ天地の氣より生する 列なり続け 湯氣は昇り火山灰は降り 形無きから 火水和らぎ天地の氣より生する

 

アヤ ミク マリ クニ ノ ミク マリ

 

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
 

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。 

リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。
 

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

リ・・・濁水の靈也。息息(いい)の両也、人也、割別(さきわく)也、涎也、唾也。 

リの法則・・・逆らわずして、共に循環する。 言霊秘書 p450

大意

アヤ・・・火氣をなごして、雨となり水火(イキ)の二つ、おのずからやわらぎ 

ミクマリ・・・火山灰に水分を含み地上に雨降る 

クニノ・・・水分を含み 火、水中に與みて雨と顕れる水のはたらき

ミクマリ・・・火山灰に水分を含み地上に雨降る 

 

 

解説

アヤ ミクマリ クニノ ミクマリ・・・火氣をなごして、雨となり水火(イキ)の二つ、おのずからやわらぎ 火山灰に水分を含み地上に雨降る  水分を含み 火、水中に與みて雨と顕れる水のはたらき 火山灰に水分を含み地上に雨降る。 

 

アメノ クヒ サ モチ

ア・・・空中の水の靈也。無にして有也。五十連の総名也、天也、海也、吾也、自然(おのつから)也、◯也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

モ・・・火中の水の靈也。潤水也 、舫(もやう)也、塊也、亦(また)也、者也、累(かさなる)也、与也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

 

 

大意

アメノ ・・・噴出される湯氣は天をめぐる水

クヒ サ・・・水分が天をめぐる火と與み 昇る湯氣と雨に別れ 

モチ ・・・火中に交じる水は清らかならず。必ず潤う地中の火

 

 

解説

アメノ  クヒ サ モチ・・・噴出される湯氣は天をめぐる水 水分が天をめぐる火と與み 昇る湯氣と雨に別れ 火中に交じる水は清らかならず。必ず潤う地中の火

 

クニ ノ クヒ サ モチ

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ニ・・・火水の靈也。天地也 、日月也、水火の凝也、丹(あかき)也、非也、従也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

サ・・・昇る水の靈也。割別也、細也、小也、少也、短也、誘也、放也、去也。

モ・・・火中の水の靈也。潤水也 、舫(もやう)也、塊也、亦(また)也、者也、累(かさなる)也、与也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

大意

クニノ ・・・水分を含み 火、水中に與みて雨と顕れる水のはたらき

クヒ サ・・・水分が天をめぐる火と與み 昇る湯氣と雨に別れ 

モチ ・・・火中に交じる水は清らかならず。必ず潤う地中の火

解説

クニノ クヒ サ モチ・・・水分を含み 火、水中に與みて雨と顕れる水のはたらき 水分が天をめぐる火と與み 昇る湯氣と雨に別れ 火中に交じる水は清らかならず。必ず潤う地中の火

 

シナツ ヒコ  ククノ チ

シ・・・昇る水の靈也。始也、終也、死也、己也、幸也、司也、育也、石也、出水也、印也、進也、繁也、為限(しきる)也。

ナ・・・火水の靈也。和也、女也、流也、下知也、正中の靈也、凝也、双也、頭也、無也、生也、鳴也、汝也、過去、現在、未来にわたる靈也、納也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

コ・・・影の火の靈也。男也、女也、総ての人の靈也、凝也、器也、囲也、処也、細也、香也、小也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ク・・・影の火の靈也。氣(いき)の降る也、与也、土也、黒也、香也、濁也。

ノ・・・水の靈也。回水也、如也、差別(けじめ)を宰る也、切也、割別也、◯也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

大意

シナツ・・・始めに終わりを備え、終わりに始めを備え 和らぎ搦むものは、皆流れ 列なり続く

ヒコ・・・天をめぐる火 降る濁水に火山灰凝りこって、輝き昇るほどにこる

ククノチ・・・輝くときは、火のはたらきにして、必ず水に與み 天の火降るに依りて、万物を動かし出す回る水 火山灰が大気中の水に與み雨となる

 

解説

シナツ ヒコ ククノチ・・・始めに終わりを備え、終わりに始めを備え 和らぎ搦むものは、皆流れ 列なり続く 天をめぐる火 降る濁水に火山灰凝りこって、輝き昇るほどにこる 輝くときは、火のはたらきにして、必ず水に與み 天の火降るに依りて、万物を動かし出す回る水 火山灰が大気中の水に與み雨となる

 

オホ ヤマ ツミ

オ・・・空中の水の靈也。起也、貴也、高也、於(うへ)也。

ホ・・・正火の靈也。母也、火浮(ほのめく)也、尖也、天地万物の初也、陰門也、臍(ほ(へ)そ)也、ヽ(ほし)也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

マ・・・火中の水の靈也。潤水也、向也、眼也、回也、間也、曲也、大也、広也、円也、甚也、狗也、多也、女也。

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

ミ・・・火中の水の靈也。潤水也、正中を宰る也、月の靈也、貴也、虫也、五穀也、渦巻也、暗也。

 

大意

オホ・・・多くからんで噴火を収め

ヤマ・・・水火(イキ)の二つ、おのずからやわらぎ 今火中へ水與み搦む

ツミ・・・列なり続け火中の水なれば、水、火を潤すことにて、地中に水溢れ

 

解説

オホ ヤマ ツミ・・・多くからんで噴火を収め 水火(イキ)の二つ、おのずからやわらぎ 今火中へ水與み搦む 列なり続け火中の水なれば、水、火を潤すことにて、地中に水溢れ

ヌツチ カヤヌ ヒメ

ヌ・・・火水の靈也。黒也、暗也、終也、潤也、緯(ぬき)也、出入の息の間に位する◯也。 

ツ・・・火中の水の靈也。渦巻也、列(つらなる)也、続也、積也、約也。

チ・・・水中の火の靈也。胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

カ・・・煇火の靈也。影也、別也、香也、必也、黒也、暗也、大也、上也、数也、疑也、高也、限也、如是也、陽の昇也、家也、草也、是有也、搦也。

ヤ・・・火水の靈也。文(あや)也、和也、沼也、家也、否也、水火の両を宰る也、反(うらはら)の義をなす也。

ヌ・・・火水の靈也。黒也、暗也、終也、潤也、緯(ぬき)也、出入の息の間に位する◯也。 

ヒ・・・正火の靈也。天を回る火の靈也、日也、出入息の本也、穴也、米也、非也、否也、氷也、語の下にイに云う時にこのヒを書く也。

メ・・・火中の水の靈也。潤水也、回也、芽也、正中を宰る也、女也、米也、海草也、馬也、群也、下知也。

大意

ヌツチ・・・火山灰と水分が與み舫いてアヤわからぬ黒く渦巻き 水火の二凝が降り

カヤヌ・・・黑き 火山灰と水分が與み舫い

ヒメ・・・真の火、万物を興し、動かすはたらきの噴火

 

解説

ヌツチ カヤヌ ヒメ・・・火山灰と水分が與み舫いてアヤわからぬ黒く渦巻き 水火の二凝が降り 黑き 火山灰と水分が與み舫い 真の火、万物を興し、動かすはたらきの噴火

 

15首の解説

アワ ナキ アワ ナミ  ツラ ナキナミ・・・形見えなき天地が顕れ 火水和らぎ天地の氣より生する 列なり続け 湯氣は昇り火山灰は降り 形無きから 火水和らぎ天地の氣より生する

アヤ ミクマリ クニノ ミクマリ・・・火氣をなごして、雨となり水火(イキ)の二つ、おのずからやわらぎ 火山灰に水分を含み地上に雨降る  水分を含み 火、水中に與みて雨と顕れる水のはたらき 火山灰に水分を含み地上に雨降る。 

アメノ  クヒ サ モチ・・・噴出される湯氣は天をめぐる水 水分が天をめぐる火と與み 昇る湯氣と雨に別れ 火中に交じる水は清らかならず。必ず潤う地中の火

クニノ クヒ サ モチ・・・水分を含み 火、水中に與みて雨と顕れる水のはたらき 水分が天をめぐる火と與み 昇る湯氣と雨に別れ 火中に交じる水は清らかならず。必ず潤う地中の火

シナツ ヒコ ククノチ・・・始めに終わりを備え、終わりに始めを備え 和らぎ搦むものは、皆流れ 列なり続く 天をめぐる火 降る濁水に火山灰凝りこって、輝き昇るほどにこる 輝くときは、火のはたらきにして、必ず水に與み 天の火降るに依りて、万物を動かし出す回る水 火山灰が大気中の水に與み雨となる

オホ ヤマ ツミ・・・多くからんで噴火を収め 水火(イキ)の二つ、おのずからやわらぎ 今火中へ水與み搦む 列なり続け火中の水なれば、水、火を潤すことにて、地中に水溢れ

ヌツチ カヤヌ ヒメ・・・火山灰と水分が與み舫いてアヤわからぬ黒く渦巻き 水火の二凝が降り 黑き 火山灰と水分が與み舫い 真の火、万物を興し、動かすはたらきの噴火

【まとめ】

形見えなき天地が顕れ 火水和らぎ天地の氣より生する 列なり続け 湯氣は昇り火山灰は降り 形無きから 火水和らぎ天地の氣より生する

火氣をなごして、雨となり水火(イキ)の二つ、おのずからやわらぎ 火山灰に水分を含み地上に雨降る  水分を含み 火、水中に與みて雨と顕れる水のはたらき 火山灰に水分を含み地上に雨降る。 

噴出される湯氣は天をめぐる水 水分が天をめぐる火と與み 昇る湯氣と雨に別れ 火中に交じる水は清らかならず。必ず潤う地中の火

水分を含み 火、水中に與みて雨と顕れる水のはたらき 水分が天をめぐる火と與み 昇る湯氣と雨に別れ 火中に交じる水は清らかならず。必ず潤う地中の火

始めに終わりを備え、終わりに始めを備え 和らぎ搦むものは、皆流れ 列なり続く 天をめぐる火 降る濁水に火山灰凝りこって、輝き昇るほどにこる 輝くときは、火のはたらきにして、必ず水に與み 天の火降るに依りて、万物を動かし出す回る水 火山灰が大気中の水に與み雨となる

多くからんで噴火を収め 水火(イキ)の二つ、おのずからやわらぎ 今火中へ水與み搦む 列なり続け火中の水なれば、水、火を潤すことにて、地中に水溢れ

火山灰と水分が與み舫いてアヤわからぬ黒く渦巻き 水火の二凝が降り 黑き 火山灰と水分が與み舫い 真の火、万物を興し、動かすはたらきの噴火

ABOUT ME
天聞
YouTube猿田彦TV運営 縄文カタカムナ文化塾を運営。 楢崎皐月、宇野多美恵からカタカムナを継承した天野成美のもとでカタカムナを深め、独自に言霊を研究。出口王任三郎、岡本天明も師事していた水穂伝、布斗麻邇御靈(フトマニノミタマ)、稲荷古伝を研究しカタカムナを言霊から独自の解読で読み解いている。
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