カタカムナについて

産(むす)と蒸す

天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神
天地間の一切はこの三柱の神の中心・遠心・求心の三徳の作用によって、生成化育、産靈(ムスビ)出されて尽きることがない。
神道とは産靈(ムスビ)の道であると云う。
「産ムス」と云う字は、何も無いところから有を蒸しだすとの意である。古歌に「わが君は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」とあるが、この「むす」も同じ意味であり、息子・娘等の語義はここに由来する。
この産靈(ムスビ)の御徳によって大虚空に云うに云われぬ形をした一物が浮脂のように漂っている中に。葦が芽を吹くように立ち昇るものがあり、そして出現された神を宇麻志阿志詞備比古遅神と称し奉り、その萌え上がって天となったところに天之常立神、萌え上った根の処から垂れ下がったところに国之常立神、次いで豊雲野神が出現した・・・
そしていよいよ人間万物の祖である伊邪那岐・伊邪那美の陰陽二柱が出現した。
樹が苔むすことによって産まれたヒト。日本の古伝ではそう云い伝えられている。
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猿田彦
YouTube猿田彦TV運営 縄文カタカムナ文化塾を運営。 楢崎皐月、宇野多美恵からカタカムナを継承した天野成美のもとでカタカムナを深め、独自に言霊を研究。出口王任三郎、岡本天明も師事していた水穂伝、布斗麻邇御靈(フトマニノミタマ)、稲荷古伝を研究しカタカムナを言霊から独自の解読で読み解いている。
天岩戸神社 坤(ひつじさる)の金神 奉納会
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