カタカムナについて

六郷満山 二十八谷と二十八ヵ寺を読み解く

二十八谷と二十八ヵ寺を読み解く

俗に二十八谷と呼ばれる短い河川が放射状に流れており、この谷に沿って村々が発達、それが六郷となった。両子山は、その放射谷の源であり、六郷のたたずまいのすべてを展望できるところである。
放射状に延びる谷は古くから「二十八谷」と呼ばれた。
二十八谷は半島の河川数とは一致しない。その数は法華経の品数、つまり巻数である。満山寺院は本山、中山、末山の三山組織を持ち、その本寺の数もまた28ヵ寺。それは半島文化の聖数にほかならない。

この二十八の谷と二十八の寺は何を現しているのか?なぜ仁聞菩薩は二十八の寺院をこの地に建てたのかを読み解いていきたい。

まず二十八という数字は神を現している数だと云われている。

転載:https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=55051?pno=2&site=nli

完全数の歴史

紀元前3世紀にユークリッド(Euclid)が、既に先に述べた「2n-1が素数であるような正の整数nに対して、2n-1×(2n-1)は完全数となる」ことを証明し、最初の4つの完全数を発見したといわれている。従って、極めて古い歴史を有している。

なお、現在49個の完全数(メルセンヌ素数)があると述べたが、通常我々は、これは小さい順に発見されており、今後発見される新たな完全数は現存する最大のもの以上になるだろう、という感覚がある。ところが、現実は47番目の完全数が見つかった後に、それよりも小さい45番目の完全数が発見されている。

2016年9月に、現在の45番目までのメルセンヌ素数より小さいものは存在しないことが確認されているが、46番目から、現時点で最大のメルセンヌ素数までの間に、新たなメルセンヌ素数がないことは未だ確認されておらず、新たなメルセンヌ素数が発見されるかもしれない、とのことである。

多くの方々は、数学のような世界では、もっとシステム的に秩序だって事実が解明されていくものだと認識していると思われるが、必ずしもそうとは限らないというところが、何とも不思議な話ではないだろうか。

完全数は、どんな意味を有しているのか

完全数の6は「神が世界を6日間で創造した」ことに関係していると言われている。

6といえば、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種の曜からなる「六曜」があるが、これは1ヶ月(≒30日)を5等分して6日を一定の周期とし(30÷5 = 6)、それぞれの日を星ごとに区別するための単位として使われたとのことであるが、これに完全数が関係しているのかは定かではない。

さらに、6という数字は各種の単位の基礎数字となっている。例えば、12(=6×2)は、1年の月数であり、干支や星座の数でもある。24(=6×4)は1日の時間数であり、30(=6×5)は1ヶ月の日数である。60=(6×10)は1時間の分数であり、360(=6×60)は円の角度である、といった具合である。

28は「月の公転周期が28日である」ことに関係していると考えられている。

28といえば、成人の頭蓋骨は舌骨を除いて28個の骨からなっており、人間の歯の本数は、親知らずを含めなければ28本ある。

496は、古代ギリシャ人が「天地創造の神の数字」として崇めていた神秘的な数字と言われている。

NHKのドキュメンタリー番組「NHKスペシャル『神の数式』」(2013年9月放送)では、物理学者のジョン・シュワルツとマイケル・グリーンが「超弦理論」の数式分析の中で、496という数字が何度も現われて、これによって、相対性理論と素粒子が結びついた、との逸話が紹介されていた。さらに、預言者ヨハネの福音書の第1章、1~18節は、496の完璧な音節からできていると言われている。

このように、完全数は、ミステリアスな要素を含み、いくつかの重要な場面で使用されている。

二十八という数字

「元素(モトス)の言霊」より
古代から伝わる宮舞の正統であるという「タマヤ舞」および秘匿されてきた「タマヤ古文書」なるものの継承者・藤原和晃(わこう)女史によるもので、50音に元素記号をあてたものになる。以下の《 》は和晃女史が受け取った元素の名称。

例えばア行は、
ア=元素記号1番・H(水素)《ハアル》
オ=2番・He(ヘリウム)《オモム》
ウ=3番・Li(リチウム)《ウナラル》、
エ=4番・Be(ベリリウム)《エウル》
イ=5番・B(ホウ素)《イソ》

元素記号28番のNi(ニッケル)は《フッケル》と名づけられてる。

ア~ナ行は「陽の正音」でニ=25番・Mn(マンガン)《ニンマン》まで
ハ~ワ行は「陰の正音」でヰ=50番・Sn(スズ)までですが、《不明》となっている。《ヰスズ・ゐすず》

またア・オの段が「天音」、エ・イの段が「地音」、真ん中のウの段ウクスツヌフムユルは「カ/ミ」となっています。カ(火~天)ミ(水~地)の融合を表すのでしょう。

大元のカミが枝分かれしてカミガミとなり、カとミの音霊・数霊をカミあわせて(搦み合わせて)元素や物質や生命を創造していった。

「陽の正音」の表の中心は「ス」でタマヤ文字では◎、「陰の正音」の中心は38番「ユ」だが、これらはなんと、スは「日見(ヒミ)の国・日本」、ユは「夜見(ヨミ)の国・ユダヤ」を表している。

陰陽をあわせた表全体で見ると、28番のフ:Ni《フッケル》と1行前の隣23番のヌ:V(バナジウム)《ヌシウム》の中間に中心点がくる。フもヌもカ・ミの融合するウ行。
面白いことに、ニッケルの語源を調べると「悪魔・nickel」、バナジウムは「愛の女神・vanadis」とある。

夜~ユダヤ~物質と支配の時代が役目を終わり、昼~日本~精神と共生の時代が来るということになる。
28の意味するところはサタンと神。

サタンとは鬼であり、高皇産霊神
神とはと神皇産霊神
というようにあてはまる。
つまり、二十八の谷は神を現し、寺は鬼を現していることから六郷満山に高皇産霊神と神皇産霊神を統べる天之御中主神を二十八の谷と二十八の寺で表現していたのだということになる。

28の谷+28の寺院=56 = 仏

= 鬼、陽主陰従、左、タカミムスビ + 神、陰主陽従、右、カムミムスビ

という構造が見えてくる。

カタカムナ図象であるヤタノカカミにあてはめてみると、ヒフミヨイムナヤの「イ=5」と「ム=6」の位置は十と×をそれぞれ現している。それを56と重ね合わすと米が完成する。

米=八十八

まさに弘法大使空海の数字であり、この形こそ天之御中主神を象徴しているものになる。二十八の谷と二十八の寺という暗号は国東六郷満山に天之御中主神在りという仁聞菩薩からのメッセージだと考えられる。

ABOUT ME
天聞
YouTube猿田彦TV運営 縄文カタカムナ文化塾を運営。 楢崎皐月、宇野多美恵からカタカムナを継承した天野成美のもとでカタカムナを深め、独自に言霊を研究。出口王任三郎、岡本天明も師事していた水穂伝、布斗麻邇御靈(フトマニノミタマ)、稲荷古伝を研究しカタカムナを言霊から独自の解読で読み解いている。
天岩戸神社 坤(ひつじさる)の金神 奉納会
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