フトマニ・カタカムナ・言霊を学ぶ

プロフィール

猿田彦

YouTube猿田彦TV運営 縄文カタカムナ文化塾を運営。 楢崎皐月、宇野多美恵からカタカムナを継承した天野成美のもとでカタカムナを深め、独自に言霊を研究。出口王任三郎、岡本天明も師事していた水穂伝、布斗麻邇御靈（フトマニノミタマ）、稲荷古伝を研究しカタカムナを言霊から独自の解読で読み解いている。

なぜ猿田彦を名乗っているのか？

「天之御中主」から百番目の神「須佐之男命」がお生まれになるまでの「道の原理」
この百の神様が、人間の心を構成している要素である五十個の言靈と、その運用法五十計百の原理（道）を示していますので、初めの天之御中主神より百番目の建速須佐男命までを言霊百神といい、それを百道（モモチ）と呼びます。
それは「五十」が元で「百」になるので、「百」の根底は「五十神」。「イソのカミ」が次々出現し、それが次の「五十神」で思想構成となるのです。
「道の原理」と云うのは「道案内の神」とも呼びます。
五十音の「五行の序」は「アイウエオ」になります。
「五行」ありますから世の中の天地宇宙、ありとあらゆる万象の絶対真理。
いいかえると、ところの真理が存している。世界万教説くところ皆これに帰するとなります。
「五行」＝　５音　＝　イネ　＝　稲荷
「五十音図」の主体を「山」といいます。この図の周囲の枠を除くと、「米」のワクをかくと九つの「メ」がでます。
九目ーコメ＝米
こいういう原理、これを「大八洲の原理」といいます。
猿田彦は、別名　佐田彦ともいわれています。
大分県に佐田京石とというストーンサークルがあります。その上には米神山という山があります。
佐田　＝　イ＋ヒダリ　と漢字を分解でき、これは　イナリ　＋　田（音図）を産み出す　＝五行　音図を産み出すと読み解くことができます。
佐田京石の「京」この京の字を置くことは、陰陽（カミ）、アヤを為して万物生じ、人、息をアヤにして物言うという義になります。
私は、2016年　4月19日に幣立神宮に行きました。熊本大震災の数日後です。
幣立神宮の初代宮司は、天児屋根という神です。その墓の前にて、　猿田彦より、汝の『テ』にのろうと云われ猿田彦を名乗ってきました。その時にはなぜ幣立神宮で、しかも初代宮司の天児屋根神の墓の前で猿田彦という名が出てきたのかさっぱりわかりませんでした。
それどころか猿田彦という神の名前もうっすらと聞いたことがあるくらいにしか知らなかったのです。
しかし、ここにきて猿田彦とはどういう神だったのかがうっすらと見えてきました。
『テ』とは言靈によると人、発（ひらく）という義になります。
最初は自分の手に乗ったのかと思っていましたが、『ヒトをひらく』
という義と読み解けます。つまり岩戸開きということになります。
イワトヒラキ　は頭の岩戸開きをやるということになります。
「イハ」岩なので「イ」の「ハ』
「五」「五十音」の波動の大本。
その岩の在る所は頭の中枢。
脳味噌の中枢のところに宇宙のエネルギーが投影する。この投影する頭の中のところを「岩戸」といいます。
「天之岩戸開け」と猿田彦が『ガッ』と開き、この境地が次々に現れ『百神』の動きになったのです。
さらに磐座の振動を、松果体に充てる技法を私は発見しました。それを取り入れ天之手力男神の力で『グッ』と引き出したのです。
　道案内の神と呼ばれる猿田彦とは、邇邇芸尊を道案内しただけではなく、百道（モモチ）までの道、須佐男の経綸を案内していた神だということに気づきました。
人間の心を構成している要素である五十個の言靈と、その運用法五十　計百の原理（道）を案内する神だったのです。
そして手には稲（５音）を持ち穂という「言葉」の徳を積み
徳（穂）＝十四（トヨ）　を一つの心にまとめて踏み行うということになります。
私は、毎朝7時に九折雲法というこの世の真理をお伝えするライブ配信をYouTubeでやっています。九折雲法は始めた当初より、毎朝7時に休むことなく40年間続けると天に誓って始めた言行です。それも600日を超えました。
九折雲法とは
本来の日本魂に樹替樹直をするために
靈主体従の臣民となりて
心の暗愚をとり去り
賢明な悟りを拓くため
皆で集まり心を舫い
天の心を結び合う　という言靈の意味が込められています。
人間の心を構成している要素である五十個の言靈と、その運用法五十計百の原理（道）を案内するという天命が私にも御役目として見えてきました。
なぜ幣立神宮の天児屋根の墓の前で猿田彦なのか疑問だったのですが、天児屋根と猿田彦は同一人物だったのかもしれないとも云われています。
　名前の「コヤネ」は「言綾根（ことあやね）」の意義で、名義は「天上界の小屋根（託宣の神の居所）」、または「祝詞を美しく奏上すること」という意味になります。
つまり、言靈の神である猿田彦大神によってイハトヒラキを与えていただき、自らが猿田彦大神の依代となって言靈を深め、真の神の経綸である『カタカムナ』を読み解き世界の臣民へと御伝えさせていただくという御役目を成就させるために御名乗りさせていただいております。