吽字義の第29公開単位「吽字義 第29節」を空海著作原典・現代語訳・TENMON解読に分けて読むページです。
目次
1. 中立的な定義
吽字義の第29公開単位「吽字義 第29節」を空海著作原典・現代語訳・TENMON解読に分けて読むページです。
2. 書誌・著者・底本・対象範囲
T77 No.2430, p.404b14–p.408a29/対象:L104–L104
3. 原典
復次自在能破義者。謂上有空點即是佉字門。佉字門猶如虚空畢竟清淨無所有。即是高峯觀所知境界。中有訶字是菩提幢。亦是自在力。以此二字相應故。猶如大將能破怨敵。故名自在能破義
4. 検索用正規化本文
原典表記を検索可能な文字列として保持する。意味を変える自動置換は行わない。
5. 訓読・語法・異体字
異体字・旧字体・歴史的仮名遣いを原典欄に保存し、校異が未確定の箇所は断定しない。
6. 現代語訳
次に自在に破る意味を説く。上部の空点は佉字門である。佉字門は虚空のように究竟清浄で、固定して所有できるものがない。これは高峯観が知る境界である。中央の訶字は菩提の旗であり、自在の力でもある。この二字が相応するため、大将が怨敵を破るように障りを破る。これを自在能破という。
7. 文献・教学上の文脈
空海著作の作品内構造と密教教学上の文脈を優先し、後代注釈やTENMON比較を空海本人の文へ混入させません。
8. TENMON言灵構造解読
空だけなら動かず、力だけなら固着する。所有なき空と菩提心の発動が合うと、執着の結び目を自在にほどく力になる。破る対象は人ではなく、根源を覆う濁りである。
9. 比較研究
言灵秘書・古事記・カタカムナとの照合はTENMON比較研究であり、空海がそれらを直接解読したという歴史主張ではありません。
10. 未確定事項・反証・HOLD
未検証の悉曇字形・サンスクリット語形・歴史的直接継承を断定しません。
11. 証拠・確度
空海著作原典=A0、天聞作成の訳・整理=A1、TENMON構造解読=E5、比較仮説=E6。
12. 出典・巻・頁・行
L104–L104