TENMON JITEN

カタカムナ第19首とは|天水に縦軸を通す歌

KATAKAMUNA UTAHI / CANON VISUAL
カタカムナ第19首 図象符 - KATAKAMUNA V7 正典出版校正版
第19首 図象符|正典出版校正版 V7 / PDF p.89
カタカムナ第19首カタカムナ事典正典+天聞構造解読
正典確認済

PDF画像配置順に基づく正典校正済み。

原文

ア モ リ ム カ ヒ ア メ ノ ウ ツ メ
マ カ カ オ ホ チ カ ム イ ツ ノ タ テ カ ム ア マ ナ

正規化

アモリムカヒアメノウツメマカカオホチカムイツノタテカムアマナ

中心図象

印のミタマ

解読ステータス

  • 原文確認: PDF画像配置順に基づく正順
  • 中心図象: 印のミタマ
  • 解読方式: 言霊秘書の水火・五十連・言戻法則 × サンスクリット音義照合
  • 裁定: 語源断定ではなく、音義・法則・真言構造の照合として扱う

主題

第19首は、第18首でカム根・天魂・大殿内外・天地常立が確定した後、その常立の軸に、アモリムカヒとして天降りの水火が向かい、アメノウツメとして天水の写し目・渦目が開き、マカカオホチとして大いなる火光が地場へ入り、カムイツノタテとして潜象の厳なる縦軸を立て、カムアマナとしてカムが天の名へ成る歌である。
第18首 = カム根・天魂・大殿内外・天地常立の確定。
第19首 = 天降りの正対・天水の写し目・火光地場化・厳の縦軸・天名化。

言霊秘書との整合

言霊秘書では、天地の水火は一に凝り、二に分かれ、また相対して動くことで息となり、音となり、言戻となる。人の胎内にも天地と同じ水火があり、呼吸・音・言・身体は同一の法に基づく。
第19首のアモリムカヒは、天の水火が降り、すでに立った天地常立の正中と向かい合うことを示す。これは一方的な天降りではなく、下にカム根と国土軸が立っているからこそ起こる反照である。
アメノウツメは、天水の写し目であり、渦として内に開く目である。言霊秘書の火水法則では、見えない火水が音・形・言へ写されるため、ウツメはその写しが内側で目となる段階である。
中心図象が印のミタマであるため、ここでの天降りと写し目は、外界神話だけではなく、正中の印において火光・縦軸・天名・天水反照が連鎖する過程として読む。

サンスクリット音義照合

言霊法則 サンスクリット照合 裁定
アモリ 天降り・天から下る水火 avataraṇa / ambhas 降下・天水の下降
ムカヒ 向かい・正対・反照 prati / abhimukha / pratibimba 対向・反照
アメ 天水・空中水火 ambhas / amṛta 天上水・甘露
ウツメ 写し目・渦目・内に埋める目 ut-cit / cakṣus / āvṛtti 意識の写し・眼・回転
マカ 大いなる包摂 mahā 大なるもの
火・発火・問い ka / agni / tejas 火光・発現
オホチ 大地・大いなる地血 mahā / bhūmi / rakta 大地・地場・生命血
カム 潜象・見えない根 kāma / kam / garbha 根源水・創造衝動・胎蔵
イツ 厳・稜威・五つの力 īś / iṣ / pañca 威力・意志・五力
タテ 盾・縦・立てる軸 sthā / stambha / dhruva 立つ・柱・不動軸
アマナ 天名・天へ成る名 nāma / dyu / ambhas 名・天性・天水場

句ごとの真相解読

アモリムカヒ

アモリは天降りであり、天の水火が下へ降ること。ムカヒは向かい合い、正対すること。
アモリムカヒとは、天から降る水火と、地・身体・正中の印が向かい合うことである。第18首でカム根と天地常立が立ったため、ここでは天降りが受け止められ、反照を起こす。

アメノウツメ

アメは天水、ウツメは写し目、渦目、内に埋める目である。
アメノウツメとは、天水の働きを映す目であり、渦として内に開く写しの中心である。
これは、天から来た火水がそのまま通過するのではなく、正中に写り、内なる目として開く段階を示す。

マカカオホチ

マカは大いなる包摂、カは火光、オホチは大地・地血である。
マカカオホチとは、大いなる火光が地場へ入り、大地・血・身体の力として満ちることをいう。
天水の写し目が開いた後、その光は地の場へ降り、生命血の力となる。

カムイツノタテ

カムは潜象、イツは厳・稜威、タテは盾であり縦に立つ柱である。
カムイツノタテとは、潜象の厳なる力が、盾・縦軸・柱として立つことをいう。ここで地場に入った火光は、ただ広がるのではなく、守り、方向づけ、貫く軸になる。

カムアマナ

カムアマナとは、カムが天の名へ成ること。
見えない潜象が、天水の場において名として定まる。これはカムが音・名・天性を得て、以後の展開で呼び出せる状態になることを示す。

真相訳

天から降る水火が、正中の印と向かい合う。
天水の写し目が開き、渦として内に舞う。
大いなる火光は、地場と血へ入る。
潜象の厳なる力は、盾となり、縦軸となって立つ。
最後に、カムは天の名へ成る。

最終裁定

第19首は、アモリムカヒで天降る水火と正対し、アメノウツメで天水の写し目を開き、マカカオホチで大地へ火光を満たし、カムイツノタテで厳の縦軸を立て、カムアマナで潜象を天名へ定着させる歌である。
一首の核:
天地常立の正中に天水火が降り、写し目を開き、地場へ火光を入れ、カムの厳なる縦軸を立てて、潜象を天名へ成らせる。

接続

第18首 = カム根・天魂・大殿内外・天地常立の確定。
第19首 = 天降りの正対・天水の写し目・火光地場化・厳の縦軸・天名化。
第20首 = この写し目がアマノカカミとして明確化し、天水万象・時所常立・天地波・形の先端へ展開する。

前後の首

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