TENMON JITEN

カタカムナ第18首とは|カム根を常立へ結ぶ歌

KATAKAMUNA UTAHI / CANON VISUAL
カタカムナ第18首 図象符 - KATAKAMUNA V7 正典出版校正版
第18首 図象符|正典出版校正版 V7 / PDF p.87
カタカムナ第18首カタカムナ事典正典+天聞構造解読
正典確認済

PDF画像配置順に基づく正典校正済み。

原文

カ ム ア シ キ ネ ア マ タ マ ノ ム カ ヒ ア マ アメ
オ ホ トノチ オ ホ トノヘ ア マ ク ニ ム カ ヒ トコ タチ

正規化

カムアシキネアマタマノムカヒアマアメオホトノチオホトノヘアマクニムカヒトコタチ

中心図象

ツルキ

解読ステータス

  • 原文確認: PDF画像配置順に基づく正順
  • 中心図象: 剣
  • 解読方式: 言霊秘書の水火・五十連・言戻法則 × サンスクリット音義照合
  • 裁定: 語源断定ではなく、音義・法則・真言構造の照合として扱う

主題

第18首は、第17首で八方へ広がった豊かな結び息が、マカハコクニの一つの形積みへ凝った後、その国土形の根にカムアシキネを立て、アマタマと向かい合わせ、天水循環・大殿内外・天地対向を通してトコタチへ確定する歌である。
第17首 = 天水反照・八方豊穣・二根二橋・高天産霊・一国土形への凝結。
第18首 = カム根・天魂・大殿内外・天地常立の確定。

言霊秘書との整合

言霊秘書では、天地の初発に0の正中へヽが宿り、その凝りから水火が分かれる。人の胎内にも同じ火水があり、己の水火を知ることが天地の理を知る道である。
第18首の中心図象は剣である。したがって、ここでは水火を混然と一つにするのではなく、カム根・天魂・内外・天地を切り分け、向かい合わせ、常立の軸として定める働きが中心となる。
カムアシキネは、潜象のカムが足場を取り、根として立つこと。アマタマノムカヒは、その根が天の霊核と向かい合うこと。最後のアマクニムカヒトコタチは、天と国が正対することで常立が確定することを示す。

サンスクリット音義照合

言霊法則 サンスクリット照合 裁定
カム 潜象・見えない根 kam / kāma / garbha 根源水・創造衝動・胎蔵
アシ 足・端・依り所 āśraya / aṅkura / pada 依り所・芽・足場
キネ 氣根・杵・根を突く力 kīla / mūla / prāṇa 杭・根・生命氣
カムアシキネ 潜象が足場を取り根立つ kāma + mūla / āśraya 潜象根の成立
アマ 天水・天の母胎 ambhas / ambā / amṛta 天上水・母水・甘露
タマ 霊核・玉 ātman / bindu / maṇi 霊我・種子点・宝珠
ムカヒ 向かい・正対・反照 prati / abhimukha / pratibimba 対向・反照
アマアメ 天と雨・天水循環 ambhas / amṛta 天水の巡り
オホトノチ 大殿の内地 mahā / sthāna / bhūmi 大いなる内場
オホトノヘ 大殿の外縁 paridhi / āyatana 外囲・境界
アマクニ 天と国 dyāvā-pṛthivī 天地双極
トコタチ 常立・不動軸 dhruva / pratiṣṭhā / sthā 不動の成立軸

句ごとの真相解読

カムアシキネ

カムは潜象の根源であり、見えない創造衝動である。アシは足・端・依り所、キネは氣の根であり、杭のように根を突き立てる力である。
カムアシキネとは、見えないカムが現象へ足場を取り、根として突き立つことをいう。
第17首で一つの国土形へ凝ったものは、第18首でただの形に留まらず、潜象の根を持つ存在となる。

アマタマノムカヒ

アマタマは、天の霊核である。ムカヒは向かい合い、正対し、反照すること。
カムの根が立つと、それは天の霊核と向かい合う。これは上下の分離ではなく、潜象根と天魂の対向反照である。
根は下へ、天魂は上へある。しかし、その二つは剣の軸で正対し、互いを映す。

アマアメ

アマは天の母胎、アメは天水の巡りである。
アマアメとは、天の場に天水が巡ることである。天魂とカム根が向かい合った後、天水循環が起こり、上位の水火が流れ始める。

オホトノチ・オホトノヘ

オホトノチは、大いなる殿の内なる地場である。オホトノヘは、大いなる殿の外縁である。
第13首で置かれた大殿の内外が、ここで再び出る。第18首では、カム根と天魂の正対を受け、内殿と外縁が剣の法で整え直される。

アマクニムカヒトコタチ

アマクニは天と国である。ムカヒは向かい合うこと。トコタチは常立である。
天と国は、ただ上下に分かれるだけではない。正対することで軸が生じる。アマクニムカヒトコタチとは、天地の向かい合いによって、常立の柱が確定することをいう。

真相訳

潜象のカムは、足場を取り、根として立つ。
その根は、天の霊核と向かい合う。
天の場には天水が巡る。
大いなる殿の内と外縁が置かれる。
天と国は向かい合い、
常立の軸が確定する。

最終裁定

第18首は、カムアシキネで潜象の根を立て、アマタマノムカヒで天魂と正対し、オホトノチ・オホトノヘで内外の場を置き、アマクニムカヒトコタチで天地の常立を確定する歌である。
一首の核:
一つに凝った国土形は、カム根を持ち、天魂と向かい合い、内外場を備え、天地常立の軸として立つ。

接続

第17首 = 天水反照・八方豊穣・二根二橋・高天産霊・一国土形への凝結。
第18首 = カム根・天魂・大殿内外・天地常立の確定。
第19首 = その常立の軸に火光が入り、カムの厳なる縦軸と天降りの写し目が開く。

前後の首

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