TENMON JITEN

カタカムナ第20首とは|天鏡に万象を映す歌

KATAKAMUNA UTAHI / CANON VISUAL
カタカムナ第20首 図象符 - KATAKAMUNA V7 正典出版校正版
第20首 図象符|正典出版校正版 V7 / PDF p.91
カタカムナ第20首カタカムナ事典正典+天聞構造解読
正典確認済

PDF画像配置順に基づく正典校正済み。

原文

ア マ ノ カ カ ミ ア メ ノ ヨ ワ ロ ツ トキ トコロ トコ タチ
アメ クニ ノ ヤホ ソト ナミ カタ カムナ カタチ サキ アワセ マク ハヒ

正規化

アマノカカミアメノヨワロツトキトコロトコタチアメクニノヤホソトナミカタカムナカタチサキアワセマクハヒ

中心図象

印のミタマ

解読ステータス

  • 原文確認: PDF画像配置順に基づく正順
  • 中心図象: 印のミタマ
  • 解読方式: 言霊秘書の水火・五十連・言戻法則 × サンスクリット音義照合
  • 裁定: 語源断定ではなく、音義・法則・真言構造の照合として扱う

主題

第20首は、第19首で天降りの水火が写し目を開き、カムが天名へ成った後、その写し目がアマノカカミとして明確化し、アメノヨワロツとして天水万象へ広がり、トキトコロトコタチとして時所を常立させ、アメクニノヤホソトナミとして天地の八方外波へ展開し、最後にカタカムナがカタチサキ・アワセマクハヒとして形の先端に咲き、合わせ巻きながら現象へ這い出す歌である。
第19首 = 天降りの正対・天水の写し目・火光地場化・厳の縦軸・天名化。
第20首 = 天鏡・天水万象・時所常立・天地八方外波・形の先端化。

言霊秘書との整合

言霊秘書では、天地の火水は息となり、音となり、言戻となり、形仮名として現れる。また、天地の水火は呼吸・潮汐・日月運行・身体の出入息に同じ法則で働く。
第20首のアマノカカミは、第19首のアメノウツメで開いた写し目が、天の鏡として定まった姿である。ここで火水は、ただ内に写るだけでなく、時・所・天地波を映す大きな反照面となる。
アメノヨワロツは、天水に含まれる万象であり、トキトコロトコタチは、その万象が時と場所を得て常立する段階である。
中心図象が印のミタマであるため、この天鏡は外界の鏡であるだけでなく、正中の印に時所と天地波を映し、そこから形を咲かせる内的鏡でもある。

サンスクリット音義照合

言霊法則 サンスクリット照合 裁定
アマ 天水・天の母胎 ambhas / ambā / amṛta 天水・母水・甘露
カカミ 火光が水身に映る鏡 darpaṇa / pratibimba 鏡・反照
アメ 天水の巡り ambhas / amṛta 天上水・甘露
ヨワロツ 万象・世の諸相 viśva / bahu / loka 全世界・多相
トキ 時・解き kāla / granthi-bheda 時・結び目の開き
トコロ 所・場 sthāna / āyatana 場所・依処
トコタチ 常立・不動軸 dhruva / pratiṣṭhā 不動の成立
アメクニ 天地 dyāvā-pṛthivī 天地双極
ヤホ 八方展開 aṣṭa-dik / bahu 八方・多方
ソト 外・外縁 bāhya / paridhi 外部・周縁
ナミ 波・揺れ urmi / taraṅga 波動・うねり
カタカムナ 潜象の名形化 nāma-rūpa / kāma 名形化する潜象原理
カタチサキ 形の先端・開花 rūpa / agra / vikāsa 形態・先端・開花
アワセ 合わせ・火水結合 yuj / saṃyoga 結合・合一
マク 巻く・包む maṇḍala / āvṛtti 円環・回転
ハヒ 這う・発して広がる sarp / prasara / bhū 這行・展開・存在化

句ごとの真相解読

アマノカカミ

アマは天水、カカミは火光が水身に映る反照面である。
アマノカカミとは、天の水火を映す大鏡であり、カムアマナとして名を得た潜象が、天水の反照面に映る段階である。
第02首のヤタノカカミが八方反照の始まりなら、第20首のアマノカカミは、天水全体を反照する拡大された鏡である。

アメノヨワロツ

アメは天水の巡りであり、ヨワロツは世の諸相・万象である。
アメノヨワロツとは、天水の中に含まれる万象であり、まだ個別の形へ固定される前の多相である。

トキトコロトコタチ

トキは時、トコロは所、トコタチは常立である。
万象は、ただ可能性として漂うだけでは現象にならない。時を得、場所を得、そこに常立の軸が立つことで、現象として定まる。
トキトコロトコタチとは、天水万象が時所を得て、固定されることをいう。

アメクニノヤホソトナミ

アメクニは天地である。ヤホは八方展開、ソトは外縁、ナミは波である。
アメクニノヤホソトナミとは、天地の水火が八方外縁へ波として広がることである。
これは、第15首の波面がさらに天地規模へ拡大した姿である。

カタカムナ・カタチサキ

カタカムナは潜象が形と名を得る働きである。カタチサキは、形の先端が咲くことである。
第05首のカタチサキでは、形が初めて先端へ咲いた。第20首では、天鏡・万象・時所・天地波を経て、より大きな現象場において形が咲く。

アワセマクハヒ

アワセは合わせること、火水の会合である。マクは巻く、包む、円環化すること。ハヒは這う、広がる、現象へ伸びることである。
アワセマクハヒとは、火水が合わさり、巻き込み、包みながら、現象界へ這い広がることである。

真相訳

天の鏡が立つ。
天水の中には万象が含まれる。
その万象は、時と所を得て常立する。
天地の水火は八方外縁へ波として広がる。
カタカムナは形の先端へ咲き、
火水を合わせ、巻き込み、這うように現象へ展開する。

最終裁定

第20首は、アマノカカミに天水万象を映し、トキトコロトコタチで時所を定め、アメクニノヤホソトナミで天地波を八方へ開き、カタカムナをカタチサキ・アワセマクハヒとして現象界へ展開する歌である。
一首の核:
天名化したカムは、天鏡に映り、時所を得て常立し、天地八方の波となり、形の先端へ咲いて現象界へ巻き広がる。

接続

第19首 = 天降りの正対・天水の写し目・火光地場化・厳の縦軸・天名化。
第20首 = 天鏡・天水万象・時所常立・天地八方外波・形の先端化。
第21首 = この天地波が人の輪・天つ国の言道・フトヤマトへ展開する。

前後の首

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