吽字義の第27公開単位「吽字義 第27節」を空海著作原典・現代語訳・TENMON解読に分けて読むページです。
1. 中立的な定義
吽字義の第27公開単位「吽字義 第27節」を空海著作原典・現代語訳・TENMON解読に分けて読むページです。
2. 書誌・著者・底本・対象範囲
T77 No.2430, p.404b14–p.408a29/対象:L102–L102
3. 原典
次明以此一字通攝諸經論等所明理者。且大日經及金剛頂經所明。皆不過此菩提爲因大悲爲根方便爲究竟之三句若攝廣就略攝末歸本。則一切教義不過此三句。束此三句以爲一吽字。廣而不亂略而不漏。此則如來不思議力法然加持之所爲也。雖千經萬論。亦不出此三句一字。其一字中所開因行果等准前思之。非只吽字攝如是義。所餘一一字門亦復如是。
4. 検索用正規化本文
原典表記を検索可能な文字列として保持する。意味を変える自動置換は行わない。
5. 訓読・語法・異体字
異体字・旧字体・歴史的仮名遣いを原典欄に保存し、校異が未確定の箇所は断定しない。
6. 現代語訳
次に、この一字が諸経論の説く理を広く摂めることを明かす。『大日経』『金剛頂経』の教えは、菩提を因とし、大悲を根とし、方便を究竟とする三句を越えない。広い教えを要略へ収め、末から本へ帰せば、一切の教義はこの三句に尽きる。この三句を束ねて一つの吽字とする。広げても乱れず、縮めても漏れない。これは如来の不可思議力と、法そのものに具わる加持の働きによる。千経万論も、この三句・一字の外に出ない。一字から開かれる因・行・果は前段に準じて考えるべきである。しかも、この意味を摂めるのは吽字だけではなく、ほかの一字一字の字門も同じである。
7. 文献・教学上の文脈
空海著作の作品内構造と密教教学上の文脈を優先し、後代注釈やTENMON比較を空海本人の文へ混入させません。
8. TENMON言灵構造解読
一音は百科事典の省略記号ではなく、広げれば全教義となり、縮めれば一息に帰る自己相似構造である。ア・ハ・ウ・マの各門も全体を含むため、吽だけを排他的な魔法音にしない。
9. 比較研究
言灵秘書・古事記・カタカムナとの照合はTENMON比較研究であり、空海がそれらを直接解読したという歴史主張ではありません。
10. 未確定事項・反証・HOLD
未検証の悉曇字形・サンスクリット語形・歴史的直接継承を断定しません。
11. 証拠・確度
空海著作原典=A0、天聞作成の訳・整理=A1、TENMON構造解読=E5、比較仮説=E6。
12. 出典・巻・頁・行
L102–L102