吽字義の第24公開単位「吽字義 第24節」を空海著作原典・現代語訳・TENMON解読に分けて読むページです。
1. 中立的な定義
吽字義の第24公開単位「吽字義 第24節」を空海著作原典・現代語訳・TENMON解読に分けて読むページです。
2. 書誌・著者・底本・対象範囲
T77 No.2430, p.404b14–p.408a29/対象:L99–L99
3. 原典
次合釋者。此吽以四字成一字。所謂四字者阿訶汚麼。阿法身義。訶報身義。汚應身義。麼化身義。擧此四種攝彼諸法無不括。且以別相言。以阿字門攝一切眞如法界法性實際等理無所不攝。以訶字門攝一切内外大小權實顯密等教無所不攝。以汚字門攝一切行三乘五乘等行無所不攝。以麼字門攝一切果法無所不攝。理理盡持事事悉攝。故名總持。若以通相釋。各各攝理教行果等。無所不攝無所不盡。猶如因陀羅宗一切義利悉皆成就。又如伏羲六爻一一爻中各具萬像。
4. 検索用正規化本文
原典表記を検索可能な文字列として保持する。意味を変える自動置換は行わない。
5. 訓読・語法・異体字
異体字・旧字体・歴史的仮名遣いを原典欄に保存し、校異が未確定の箇所は断定しない。
6. 現代語訳
次に四字を合わせて解釈する。この吽は四字から一字を成す。その四字は阿・訶・汚・麼である。阿は法身、訶は報身、汚は応身、麼は化身の義である。この四身を挙げれば、あらゆる法を包摂しないものはない。別々の相としていえば、阿字門は真如・法界・法性・実際など、すべての理を摂める。訶字門は内外・大小・権実・顕密など、すべての教えを摂める。汚字門は三乗・五乗など、すべての行を摂める。麼字門はすべての果法を摂める。あらゆる理を保持し、あらゆる事を摂めるので総持という。通じる相として解けば、四字の各々がそれぞれ理・教・行・果のすべてを摂め、尽くさないものがない。因陀羅の文法学派が一つの規則に多くの語義を成就させるようであり、また伏羲の六爻で一爻一爻に万象が具わると見るようである。
7. 文献・教学上の文脈
空海著作の作品内構造と密教教学上の文脈を優先し、後代注釈やTENMON比較を空海本人の文へ混入させません。
8. TENMON言灵構造解読
分ければ、アは根源、ハは教えとして発する火、ウは行として動く水、マは果として円く結ぶ。合わせれば、各音が全四段階を含み、中心と周縁が互いに映る。一字は縮約記号ではなく、展開可能な全体モデルとなる。
9. 比較研究
言灵秘書・古事記・カタカムナとの照合はTENMON比較研究であり、空海がそれらを直接解読したという歴史主張ではありません。
10. 未確定事項・反証・HOLD
未検証の悉曇字形・サンスクリット語形・歴史的直接継承を断定しません。
11. 証拠・確度
空海著作原典=A0、天聞作成の訳・整理=A1、TENMON構造解読=E5、比較仮説=E6。
12. 出典・巻・頁・行
L99–L99