TENMON JITEN

カタカムナ第37首とは|山野へ禊ぎを通す歌

KATAKAMUNA UTAHI / CANON VISUAL
カタカムナ第37首 図象符 - KATAKAMUNA V7 正典出版校正版
第37首 図象符|正典出版校正版 V7 / PDF p.125
カタカムナ第37首カタカムナ事典正典+天聞構造解読
正典確認済

PDF画像配置順に基づく正典校正済み。

原文

カム ナカラ アメノ クヒサ モチ カタ カムナ クニノ クヒサ モチ
オキ ミツコ サキ カセ シナツ ヒコ キノ クク ノチ イヤ ミソキ ミチ
オホ ヤマ ツミ カヤヌ ヒメ ツチ イヤ ミソキ

正規化

カムナカラアメノクヒサモチカタカムナクニノクヒサモチオキミツコサキカセシナツヒコキノククノチイヤミソキミチオホヤマツミカヤヌヒメツチイヤミソキ

中心図象

印のミタマ

解読ステータス

  • 原文確認: PDF画像配置順に基づく正順
  • 中心図象: 印のミタマ
  • 解読方式: 言霊秘書の水火・五十連・言戻法則 × サンスクリット音義照合
  • 裁定: 語源断定ではなく、音義・法則・真言構造の照合として扱う

主題

第37首は、第36首で大海水身・河海分け・泡凪波・太産霊・天地水分・豊面波が整った後、その水火の配分を、カムナカラとして潜象の法のまま通し、アメノクヒサモチ・クニノクヒサモチとして天と国の支柱へ戻し、カタカムナをその中心法として据える歌である。
後半では、オキミツコサキカセとして奥の三水核が裂き風となり、シナツヒコとして風息の火子を立て、キノククノチとして木氣の柱を置き、イヤミソキミチ・ツチイヤミソキとして、ますます深い禊ぎの道を山・草野・土へ通す。
第36首 = 大海水身・河海分け・泡凪波・太産霊・天地水分・豊面波。
第37首 = 天国支柱・奥三水核・裂き風・風火子・木氣柱・山野土の禊ぎ道。

言霊秘書との整合

言霊秘書では、天地の火水は呼吸・風・潮汐・波・草木・山野・人身に同じ法則で現れる。火水は息となり、息は音となり、音は言戻となり、形に現れる。
第37首では、第15首にも現れたアメノクヒサモチ・クニノクヒサモチ、シナツヒコ、ククノチ、オホヤマツミ、カヤヌヒメが再び現れる。これは単なる反復ではない。第36首で大海水身と天地水分が拡大されたため、その水火を再び天国の支柱、風、木、山、草野、土の禊ぎへ配し直す段階である。
中心図象が印のミタマであるため、禊ぎは外の水で洗うだけではない。正中の印に通った火水を、息・風・木氣・山野・土へ整え、濁りを祓い、道として通す働きである。

サンスクリット音義照合

言霊法則 サンスクリット照合 裁定
カムナカラ 潜象の法のまま kāma / ṛta / svabhāva 本性のまま流れる創造衝動
クヒサモチ 杭・支柱を支え持つ stambha / dhāraṇa 柱・保持
アメノクヒサモチ 天の支柱保持 divya / stambha 天柱の保持
クニノクヒサモチ 国の支柱保持 bhūmi / stambha 地柱の保持
オキミツコ 奥の三水核 antara / āpaḥ / bindu 奥処・水・核
サキカセ 裂き風・先風 vāyu / bheda / agra 風・裂き分け・先端
シナツヒコ 風息の火子 prāṇa / vāyu / agni-putra 風・生命息・火子
キノククノチ 木氣の柱 vṛkṣa / stambha / prāṇa 木・柱・氣
ミソキ 禊ぎ・身削ぎ・清め śuddhi / pavitra / snāna 清浄・浄化
ミチ mārga / dharma 道・法
オホヤマツミ 大山の水火身 mahā / parvata / kṣetra 大山・地場
カヤヌヒメ 草野の女水 oṣadhi / devī / yoni 草木・女神・胎
ツチ 土・地・血 pṛthivī / bhūmi / rakta 大地・地血

句ごとの真相解読

カムナカラアメノクヒサモチ・カタカムナ・クニノクヒサモチ

カムナカラは、潜象の法のままに通ること。クヒサモチは、杭・支柱を支え持つことである。
アメノクヒサモチは天の支柱、クニノクヒサモチは国の支柱を保持する働きである。そこにカタカムナが挟まれていることが重要である。
天の柱と国の柱は、カタカムナの名形化法によって結ばれる。上と下を支える柱は、別々ではなく、カタカムナを中心として同じ水火の軸に乗る。

オキミツコサキカセ

オキミツコは、奥に置かれた三つの水核である。サキカセは、裂き風・先風である。
奥の三水核は、閉じたままでは働かない。裂き風によって先端へ開かれ、風の通路を生む。

シナツヒコ

シナツは風・息の流れ、ヒコは火子である。
シナツヒコとは、風息の中に立つ火子である。水核が裂き風で開かれた後、風は火子を伴い、生命息として国土と身体を巡る。

キノククノチ

キは木であり氣、ククは組む・括る・含む、ノチは地力である。
キノククノチとは、木氣が組まれ、柱として立つことを示す。風息は木氣へ入り、国土では樹木、身体では神経・血管・筋の枝分かれとなる。

イヤミソキミチ

イヤは、いよいよ深く、ますますという働きである。ミソキは禊ぎ、身削ぎであり、ミチは道である。
イヤミソキミチとは、ますます深く清める道である。第37首では、風木山野の配置が禊ぎの道へ変えられる。

オホヤマツミ・カヤヌヒメ・ツチイヤミソキ

オホヤマツミは大山の水火身。カヤヌヒメは草野の女水。ツチイヤミソキは、土においてますます深く禊ぐことである。
山・草野・土が、単なる自然物ではなく、禊ぎの働きを持つ場として整えられる。

真相訳

潜象の法のまま、天の支柱が保たれる。
カタカムナを中心に、国の支柱も保たれる。
奥に置かれた三つの水核は、裂き風によって開く。
風息の火子が立ち、木氣は柱となる。
禊ぎの道は深まり、
大山、草野、土へと通る。
山野土は、清めの場となる。

最終裁定

第37首は、カムナカラの法で天国の支柱をカタカムナの中心に結び、奥の三水核を裂き風へ開き、シナツヒコ・ククノチによって風木の生命柱を立て、オホヤマツミ・カヤヌヒメ・ツチイヤミソキによって山野土を禊ぎの道へ整える歌である。
一首の核:
豊面波として巡った水火は、天国支柱へ戻り、奥三水核から風木へ開き、山野土を禊ぎの道として清める。

接続

第36首 = 大海水身・河海分け・泡凪波・太産霊・天地水分・豊面波。
第37首 = 天国支柱・奥三水核・裂き風・風火子・木氣柱・山野土の禊ぎ道。
第38首 = この禊ぎを受け、さらに天地水火の精密な分配と国土身体の次段階へ進む。

前後の首

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