吽字義の第15公開単位「吽字義 第15節」を空海著作原典・現代語訳・TENMON解読に分けて読むページです。
1. 中立的な定義
吽字義の第15公開単位「吽字義 第15節」を空海著作原典・現代語訳・TENMON解読に分けて読むページです。
2. 書誌・著者・底本・対象範囲
T77 No.2430, p.404b14–p.408a29/対象:L45–L51
3. 原典
日月星辰 本住處空 雲霧蔽虧
烟塵映覆 愚者視之 謂無日月
本有三身 亦復如是 無始以來
本住心空 覆以妄想 纒以煩惱
事均篋境 理同礦珠 妄者視之
謂無本覺 愚盲撥無 非損而何
於彼本身 損減不得 汚字實義
4. 検索用正規化本文
原典表記を検索可能な文字列として保持する。意味を変える自動置換は行わない。
5. 訓読・語法・異体字
異体字・旧字体・歴史的仮名遣いを原典欄に保存し、校異が未確定の箇所は断定しない。
6. 現代語訳
日・月・星は、もとから虚空の位置にある。雲や霧が欠けたように覆い、煙や塵が映りを遮ると、愚かな者は日月そのものが無くなったと思う。本有の三身も同じで、始めのない昔から心の虚空に住しているが、妄想に覆われ、煩悩に纏われる。事相では箱の中に隠された境のようであり、理では鉱石に包まれた珠のようである。迷う者はこれを見て本覚がないと言い、盲目的に否定する。これ以上の損減があるだろうか。しかし、その本来の身そのものを実際に損ない減らすことはできない。汚字の実義はこのように知るべきである。
7. 文献・教学上の文脈
空海著作の作品内構造と密教教学上の文脈を優先し、後代注釈やTENMON比較を空海本人の文へ混入させません。
8. TENMON言灵構造解読
濁りは光源を破壊するのでなく、光が届く関係を覆う。言灵の澄濁も同じで、根源の火水が消えるのではなく、妄想と煩悩が通路を塞ぐ。本覚回復は新しい光を外から追加することではなく、覆いを見抜くことにある。
9. 比較研究
言灵秘書・古事記・カタカムナとの照合はTENMON比較研究であり、空海がそれらを直接解読したという歴史主張ではありません。
10. 未確定事項・反証・HOLD
未検証の悉曇字形・サンスクリット語形・歴史的直接継承を断定しません。
11. 証拠・確度
空海著作原典=A0、天聞作成の訳・整理=A1、TENMON構造解読=E5、比較仮説=E6。
12. 出典・巻・頁・行
L45–L51