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聲字實相義 第十四章 衆生の側と現存本文の終端――色塵までで擱筆する|原典・現代語訳・TENMON解読

聲字實相義の第14公開単位「第十四章 衆生の側と現存本文の終端――色塵までで擱筆する」を空海著作原典・現代語訳・TENMON解読に分けて読むページです。

1. 中立的な定義

聲字實相義の第14公開単位「第十四章 衆生の側と現存本文の終端――色塵までで擱筆する」を空海著作原典・現代語訳・TENMON解読に分けて読むページです。

2. 書誌・著者・底本・対象範囲

T77 No.2429, p.401c02–p.404b10/対象:T77 No.2429, p.401c02–p.404b10

3. 原典

如是諸色皆悉具三種色互爲依正此且約佛邊釋。若約衆生邊釋亦復如是。若謂衆生亦有本覺法身。與佛平等。此身此土法然有而已。三界六道身及與土隨業縁有。是名衆生隨縁。又經云。染彼衆生界以法界味。味則色義。如加沙味。此亦明法然色。如是内外諸色。於愚爲毒。於智爲藥。故曰能迷亦能悟。
如是法爾隨縁種種色等。能造所造云何。能生則五大五色。所生則三種世間。此是三種世間有無邊差別。是名法然隨縁文字。已釋色塵文竟

4. 検索用正規化本文

原典表記を検索可能な文字列として保持する。意味を変える自動置換は行わない。

5. 訓読・語法・異体字

異体字・旧字体・歴史的仮名遣いを原典欄に保存し、校異が未確定の箇所は断定しない。

6. 現代語訳

以上は仏の側から説いたが、衆生の側も同じである。衆生にも本覚の法身があり仏と平等であるなら、その身と国土は法爾としてある。三界六道の身と国土は業縁に随ってある。経の『衆生界を法界の味で染める』について、空海は『味は色の義であり、加沙味のような用例である』と注し、法爾の色を示すという。この内外の色は、愚者には毒、智者には薬となる。法爾・随縁の色について、能生は五大・五色、所生は三種世間であり、その無辺の差別を法爾随縁の文字という。ここで『色塵の文字を釈し終えた』と結ばれる。
漢文語法・空海教学
「加沙味」は底本表記を保持する。根拠なく「袈裟」などへ改めず、本文のまま未決箇所として扱う。
「已釋色塵文竟」は色塵の説明の終わりを明記するが、本書全体の完結を宣言していない。
冒頭は三段を予告し、六塵をすべて挙げるが、現存本文に声・香・味・触・法の詳釈と第三段問答はない。原因は本文から確定できない。
サンスクリット照明
本覚・法身・業縁は東アジア密教の教学語として読み、衆生の現象身と法身の関係を示す。
三種世間は、器世間・衆生世間・智正覚世間の概念圏として理解されるが、本文はここで詳説しない。

7. 文献・教学上の文脈

空海著作の作品内構造と密教教学上の文脈を優先し、後代注釈やTENMON比較を空海本人の文へ混入させません。

8. TENMON言灵構造解読

同じ色が毒にも薬にもなるのは、現象の音や形が固定的に善悪を持つのではなく、正中からの向きと用い方で澄濁が分かれるためである。
衆生の随縁は、本来の法身を失った状態ではない。根源を忘れた配置が濁り、根源を知って関係を整えると同じ身土が曼荼羅として働く。
欠けている五塵の内容を言灵から創作して埋めることはしない。完全とは、現存する原文を最後の一字まで扱い、欠如を欠如として保持することである。

9. 比較研究

言灵秘書・古事記・カタカムナとの照合はTENMON比較研究であり、空海がそれらを直接解読したという歴史主張ではありません。

10. 未確定事項・反証・HOLD

未検証の悉曇字形・サンスクリット語形・歴史的直接継承を断定しません。

11. 証拠・確度

空海著作原典=A0、天聞作成の訳・整理=A1、TENMON構造解読=E5、比較仮説=E6。

12. 出典・巻・頁・行

T77 No.2429, p.401c02–p.404b10

13. 関連項目

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