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「チ」の言灵とは|一言法則・意味・水火構造|天聞解読事典

言灵50音・一言法則原文と現代解説を分離

「チ」の言灵を、『言灵秘書』の一言法則と五十連上の位置から読みます。列挙語を一つの固定的意味へ縮約しません。

タ行・第2位

原文・一言法則

チ・・・水中の火の靈/胎内の火の靈也。血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也。

出典:『言灵秘書』「五十行一言法則」(音別本文 P493)

水火分類

水中の火の靈/胎内の火の靈。これは文献内の分類名であり、現代科学の分類ではありません。

主要語

血也、地中の火也、草也、剣也、風也、父の靈(たま)也、息の本也、五穀也、鳥の靈(たま)也、一也、年、月、日、時の靈(たま)也、隔限也

構造的な読み方

原文に列挙された語は、この音が資料内の複数の関係で働く範囲を示します。所属行の「躰」と一音の「用」を分け、語順・前後音・呼吸を含む文脈へ戻して確認します。

証拠と確度

  • 原文引用:資料本文の文字転記
  • 水火・位置:資料本文/公開構造案内
  • 現代説明:天聞解読による解説
  • カタカムナ・古事記・密教:直接根拠未登録のため関係を生成しない

関連

言灵事典言灵秘書五十音一覧一言法則水火分類

隣接音

言霊秘書本文|チ(TA行)

五十連位置
チ(TA行)
水火分類
水中の火灵
出典頁
P493
宣言法則数
10

原文

此チの一音に、十三法則有。先始に、

㊀胎内の灵也。

此チの音は、水中の火灵に、父の火、母の水の胎内にやとるの音故に、胎内の火也と有。上のタの音の処にて、父の火、母の水中になりて玉をなし、種となる。其種の胎内の火、今百千に及ふの義を、今此チの音に来(きた)つてなすを知るへし。

㊁血也。

チシホ。此チの音は、水中の火灵にして、胎内の火なるか故に、これチシホ也と有。チシホの赤きは、直に火の色なり。故に、血に穢れたるときは、火を以清むる。是、チと火と同躰なるを以、チにかへて火を改むる也。尤も、血の流るるときは水にして、是火水なり。又、水火(シホ)なり。其ときは、チとは云す、ノリと云。ノは水なり。水火の二凝の降る也。故に、流るるに名をなす。血と云は、胎内の火なるを云。今、チの音は水中の火灵にして、胎内の火なるか故に、チシホなりと有。地中の火と、胎内の火と、人に有ては胎内の火、天地に有ては地中の火。然れは、ヒの音は、天を回るの火。スの音は、水中の火。チの音は、地中の火。此法則(のり)を以、ヒチスの三言同灵同義をなして、相通すと知るへし。委くは、辞の処にて解くへし。

㊂地中の火也。

胎内の火と、血との所に委し。

㊃草也。

上に解く如く也。今、重ねて云はば、総て草木の灵は氣なり。天地も、元(もと)氣より開けて、万物をなす。必草木を先にする也。其草木は、天地のキより開くか故に、草木の灵はキ也。其キは何物そや。一物のゝ也。其一物のゝは、水中の火。火、水に與みて形現はすキの音なれは、水中の火の血の顕れし処なり。又、タ行は水中の火にして、暉く火の灵の現るへき氣の隱れたる処也。隱顕異れとも、躰は一也と知へし。故に、キの音も草也とあり。又、チの音にも、草也と有と知へし。

㊄剣也。ツルキの反チにして、チは剣の灵なり。上に解か如く、三種の神器の中にて、宝剣は主上の德を表す。神鏡は后きの德を顕す。后皇の鏡の水の中へ、主上の火の劍き和するか故に、是をツルキと云。解かは、ツは連なること。ルは助音の省け。キはイキにして、息連と云名也。故に、剣は人を殺害する器には非。氣(イキ)を連る具也。君臣のイキ連らさるときは、国乱る。其乱し国を治めて、君臣のイキ連ねん為に、剣を以和平せしめ、国家を安んする。是を、ツルキの德と云。しかるに、後世に至て、唯劍は殺害を用(はたらき)て、反て国を乱すの器とす。此如の穢れたる器を、何そ神器と崇るへきや。漢字にも、武士の武は戈を止むと書て、君臣のイキ連るに依て、剣に依て氣連り、国を和平するか故に、ホコに剣の名をなす。ツルキは息をツツクと云こと也。文王一たひ怒りて、天下平かなりと言ふ如し。上下の氣連なるの天下の法りを、主上后官に有て、神器を以是を表する也。故に、男の魂を顕すときは、剣を用ゆ。女の魂を顕すときは、鏡を用ゆ。統て、チキリと云も、主上の剣と后皇の鏡と、婚嫁(ミトノマクハイ)するに名をなす。ツルキの反チ也。カカミの反キ也。則、是をチキと云。リは助言なり。国家安全に治るは、上下の和平にあり。其和平せしむる本は、諸ろ人の契り也。チギリの本は、ツルキのチとカカミのキと、二の德に収る。今、チの音は、水中の火灵にして、母の鏡の水中へ、父の剣の火和らき睦むの音故に、ツルキ也とある。是、イキをツルム(本語ツルクム也)のこと也。

㊅風也。

カセとは、カは搦こと。セは與こと。天地の氣、搦み回りて、うき動くをカセと云。今、此チの音は、水中へ火與みて、一より百千に動くの義をなす。故に、風なりと有。

㊆父の灵也。

上に解か如し。ツルキの反チにて、則主上を表す。故に、父の灵なり。母の水中の火は、父の一滴たりたるの故に、父の灵とある也。

㊇息の本也。

今日息をなすの本は、父の一滴也。水中の火灵は、いきの本にして、チなること弁を待す。故に、息の本也と有。

㊈五穀也。

一より百千に及ひて、息の本をなす。五穀にあらされは、息全たからすして、死するなり。今、チの音は、水中の火灵にして、息の本なるか故に、五穀なりと有。

㊉鳥の灵也。

トリのことは、スの音の条下にて解か如し。鳥は陰中の陽物なるか故に、今火中の水灵とあり。チの音に鳥の灵也と有。しかるに心得あり。上の夕音にも、水中の火灵也。是にも亦、鳥の灵とあるへし。此チの音にのみ、鳥の灵と有や。解して曰。是、自然なりといへとも、今チの音にのみ鳥の灵とあるは、別に理り有こと也。其故は、チの音は正しく、一百千に及ふ音故に、鳥は都て、一に百千並ひて、よくつつきとほるものなり。是を、雁の一と列なとと云。鳥は、一羽たては百千の鳥又能列なり。続くことの正しきもの也。故に、論語学而の篇に、時習之の註に、朱子の曰、鳥の数飛か如しと。師の跡に順ふて、習ひ行ふにたとへたるもの也。故に、千鳥と云は、一より百千の数を寄(よす)る音の故に、員(かず)多く集りし鳥を云。何鳥と定めたることには非す。是如、総て鳥の性は、一に百千並ひ集るもの故に、今チの音に鳥の灵と有。

⑪一也。

年月時日の灵なり。隔て限るなりと。此一つの法則、三段に分れて、別なるやうなれとも、別に非。其別にあらさる訳を云ば、先始に一也とは、ヒトの反ホ也。ツは補言にして、今此チの音は、水中の火灵にして、一つ物のゝの最初なり。故に、ヒ卜ツ也とあり。

⑫年月日時の灵也。

先年とは、トは與むこと。シは水切のこと。天地のいき與みて、水切をなすを、トシと云。月とは、ツキの反チにして、三十日を月と云。其三十日を惣(そう)して、つつめて月と云。是、実の躰ある月には非。日とは、日は火なり。朝に開け、夕部に潜まる。是も、実躰の日には非。一日一日のことなり。時とは、トは與こと。キは氣なり。割別れて息を與みて、昼夜十二時になるなり。

⑬隔限也。

此チの音は、又父の一滴の一物、其物に隔を入て、百千に及ふの音也。故に、上に一つ也と有て、中間に年月日時の灵なりと有は、元旦の晚きに、水中の火の、天の御中主の一物與みて時をなし、時をつつめて日をなし、日をつつめて月をなし、月をつつめて年をなす。是如、元日のゝの一滴より起りて、年月日時の隔をなす故に、今一つのゝホチより百千に及ひて、チの音三つ也。年月時日の灵也。隔限也と有也。又、の反チ。月の反チ。時の反チ。次に、日は天を回る日。チは地中の火。是、同灵なり。此故に、ヒチスの三言共に、同義をなすことは上に解か如し。此チの音は、一より百千に及ふの灵故に、天地の一物の氣、割分れて年月日時の隔をする。永き世尽ることなし。万代も滅することなし。故に、今数をなすのチの音に、是如奇なる法則ありと知へし。是、言灵の正しき所の活用を、能々味ふへし。偖、次に又一より二とつつきつらなりて、百千の数に及ふツの灵起る。

現代日本語訳

「胎内の霊」について、以下のように要約できます:

チの音の性質:

・水中の火霊に、父の火と母の水が胎内に宿る音を表します・これが胎内の火として理解されます

玉と種の形成:

・父の火と母の水が中で結びついて玉となり、それが種となります・タの音の段階でこの結合が起こります

生命の広がり:

・その種の胎内の火が、百千に及ぶまでに広がっていく様子を示します・これがチの音によって表現されます

「血(チシホ)」について、以下のように要約できます:

基本的な性質:

・「チ」は水中の火灵であり、胎内の火を表します・血の赤さは直接的に火の色を表現しています

火水の関係:

・血が流れるときは水となり、これは火水(シホ)の性質を持ちます・この状態では「チ」ではなく「ノリ」と呼び、水火の二つの凝りが降ることを表します

三つの火の区分:

・ヒの音:天を回る火・スの音:水中の火・チの音:地中の火(人では胎内の火)

浄化の原理:

・血に穢れがあるときは火によって清められます・これは「チ」と火が同体であるため、火によって改めることができます

「チシホ」という言葉の「チ」は、水中にある火のエネルギーを表し、人間の胎内にある火の力を象徴しています。血が赤いのは、その色が火の色と同じだからです。古代の考えでは、血が汚れたときには火で清めることが必要とされました。これは、「チ」という音が火と同じ本質を持つためです。

血が流れるときは水の性質を持ち、火と水が一体となっています。この火と水の調和が「シホ」であり、その流れる様子に名前が付けられました。血とは胎内の火の力を意味し、人においては体内の火、大地においては地中の火を表しています。

「ヒ」は天を巡る火、「ス」は水中の火、「チ」は地中の火を意味し、これらが共通の法則で結びついているとされています。

この文章は、草木の灵(氣)についての解説を要約すると以下のようになります:

– 草木の灵は「氣」である。天地の氣から開かれ、万物を生み出す際に草木を最初に作った。

– 草木は天地の氣から生まれたため、その灵も氣である。

– この氣は「水中の火」として説明される。「キ」という音は、水の中の火が形となって現れた状態を表す。

– タ行の音は水中の火を表し、輝く火の灵が現れる可能性のある気が隠れている状態を示す。

– 隠れた状態と現れた状態は異なって見えるが、本質は同じである。

– そのため、「キ」の音も「チ」の音も「草」を表すとされている。

「剣(ツルキ)」について、以下のように要約できます:

基本的な意味:

・「ツルキ」は「ツ」(連なること)と「キ」(イキ、息)から成り、息を連ねる具を意味します・剣は殺傷具ではなく、気(イキ)を連ねる道具として理解されます

神器としての意味:

・宝剣は主上の徳を表し、神鏡は后の徳を顕します・后の鏡の水の中へ、主上の火の剣が和することで「ツルキ」となります

和平の象徴:

・君臣の気が連なることで国は治まり、乱れた国を治めるために剣で和平をもたらします・これが「ツルキの徳」とされます

チキリ(契り)との関係:

・「チキリ」は主上の剣(ツルキのチ)と后の鏡(カカミのキ)が婚嫁することを表します・国家の安寧は、この上下の和平にあるとされます

「鳥の灵」について、以下のように要約できます:

・鳥は陰中の陽物であり、火中の水灵として理解されます・「チ」の音に鳥の灵が宿るとされています

チの音の特徴:

・チの音は一から百、千に及ぶ音とされ、鳥が群れをなして飛ぶ性質と結びついています・一羽から百羽、千羽へと続く鳥の列は、このチの音の特質を体現しています

千鳥の意味:

・「千鳥」は特定の鳥を指すのではなく、一より百千の数が寄る音から、多くの鳥が集まった状態を表します・これは鳥の本質的な性質である「一に百千並び集る」という特徴を示しています

教えとの関係:

・論語の「時習之」の注に見られるように、鳥の飛び方は師の跡に従って学ぶことの喩えとしても使われています

「隔限」について、以下のように要約できます:

・父の一滴の一物から、隔を入れて百千に及ぶ音とされます・一つの物から年月日時の区分が生まれることを示します

時間の生成:

・元旦の始まりに、水中の火である天の御中主の一物が与って時を作り・時が集まって日となり、日が集まって月となり、月が集まって年となります

三つのチの音:

・年の反チ、月の反チ、時の反チという三つの音があります・日は天を回る日、チは地中の火として、同じ灵を持つとされます

永続性:

・天地の一物の氣が分かれて年月日時の隔をつくり・永遠に尽きることなく、万代にわたって続くとされます

TENMON解釈

この節では、言灵秘書の原文と現代語訳を分けて提示します。構造上の解釈は、この音が属する五十連位置と水火分類の関係として読み、原文を越える語源的断定は行いません。

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