TENMON JITEN

カタカムナ第48首とは|人心を水火門へ導く歌

KATAKAMUNA UTAHI / CANON VISUAL
カタカムナ第48首 図象符 - KATAKAMUNA V7 正典出版校正版
第48首 図象符|正典出版校正版 V7 / PDF p.147
カタカムナ第48首カタカムナ事典正典+天聞構造解読
正典確認済

PDF画像配置順に基づく正典校正済み。

原文

ア マ ツ カミ カ ム ナ マ ニ マニ ウタ サトシ
ヤ クサ スヘ ヒト ココロ ワク ミト

正規化

アマツカミカムナマニマニウタサトシヤクサスヘヒトココロワクミト

中心図象

印のミタマ

解読ステータス

  • 原文確認: PDF画像配置順に基づく正順
  • 中心図象: 印のミタマ
  • 解読方式: 言霊秘書の水火・五十連・言戻法則 × サンスクリット音義照合
  • 裁定: 語源断定ではなく、音義・法則・真言構造の照合として扱う

主題

第48首は、第47首で上津海・上筒男・天照・月読・速須佐男・御蔵棚・三女水が整った後、その上中下の水火通路と日月荒水火を、アマツカミとして天つ神性へ収め、カムナマニマニとして潜象の霊珠法のままに通し、ウタサトシとして歌によって悟らせ、ヤクサスヘとして八種・多種のすべを統べ、ヒトココロワクミトとして人心を分け、水火の門へ導く歌である。
第47首 = 上津海・上筒男・天照・月読・速須佐男・御蔵棚・三女水。
第48首 = 天つ神性・カムナマニマニ・歌悟し・八種統べ・人心分け水門。

言霊秘書との整合

言霊秘書では、人は小天地であり、人間胎内にも天地と同じ火水がある。火水は息となり、息は音となり、音は言戻となり、言戻は形仮名として現れる。
第48首は、ここまでの神名的・国土的・身体的生成を、人の心へ戻す重要な首である。アマツカミの働きは外なる神だけではなく、人の内の天つ火水として宿る。カムナマニマニは、カムの霊珠法のまま、すなわち潜象の本性に従うことを示す。
ウタサトシとは、歌によって悟らせること。これは第12首のウタシメシ、第30首のシメシウタマリタハネの流れを受け、音・歌・言戻が人心の悟りへ働く段階である。
中心図象が印のミタマであるため、第48首では、人心を乱すのではなく、八種のすべを統べ、心を分け、ミト、水火の門へ導くことが主題となる。

サンスクリット音義照合

言霊法則 サンスクリット照合 裁定
アマツカミ 天つ神性 deva / divya / īśa 天上神性・主宰
カムナ 潜象が成る kāma / nāma 創造衝動・名化
マニ 霊珠・真理の珠 maṇi 宝珠・霊的凝集点
マニマニ 霊珠法のまま maṇi / svabhāva 霊珠・本性のまま
ウタ 歌・聖音 gāthā / udgītha 聖歌・詠唱
サトシ 悟らせる・知へ導く prajñā / bodhi / deśana 智慧・悟り・教示
ヤクサ 八種・多種 aṣṭa / bahu / jāti 八・多・類
スヘ 統べる saṃgraha / sarva 統合・全体化
ヒト 人・火水の戸 puruṣa / manuṣya 人間・人格
ココロ 心・火水の凝り citta / hṛdaya 心・心臓中心
ワク 分け・湧く・枠 viveka / vibhāga / utsa 識別・分化・湧出
ミト 水火の門・御門 dvāra / tīrtha / ambhas-agni 門・渡し場・水火入口

句ごとの真相解読

アマツカミ

アマツカミは、天つ神性である。第47首で日・月・荒ぶる水火と三女水が整った後、それらの働きは天つ神性としてまとめられる。
これは外なる神名ではなく、天水火が人身と国土を貫く上位原理である。

カムナマニマニ

カムナは、カムが成り、名を得ること。マニは霊珠であり、サンスクリット maṇi と響き合う宝珠・真理の珠である。
カムナマニマニとは、潜象が霊珠法のまま成ること、すなわちカムを人為で曲げず、霊核の本性に従って通すことである。

ウタサトシ

ウタは歌、サトシは悟らせることである。
言霊秘書の法則では、火水が息となり、息が音となり、音が言戻となる。したがって、ウタサトシとは、歌という音霊を通して、火水の理を人心へ悟らせる働きである。

ヤクサスヘ

ヤクサは八種・多種である。スヘは統べること。
ヤクサスヘとは、多様な種・相・働きを統べることである。日・月・荒水火・三女水・水門・人心の多様性を一つの道へ統べる。

ヒトココロワクミト

ヒトは人、ココロは心、ワクは分けること、ミトは水火の門である。
ヒトココロワクミトとは、人の心を正しく分け、水火の門へ導くことをいう。
ここで分けるとは分断ではなく、心に混じった火水の働きを識別し、通るべき門を開くことである。悟りは曖昧に一体化することではなく、火水を正しく見分け、門を開くことで起こる。

真相訳

天つ神性が立つ。
潜象は霊珠法のままに成る。
歌は人に悟りを促す。
八種多様な働きは統べられる。
人の心は正しく分けられ、
水火の門へ導かれる。

最終裁定

第48首は、アマツカミとして天つ神性を立て、カムナマニマニとして潜象を霊珠法のまま通し、ウタサトシで歌による悟りを開き、ヤクサスヘで多相を統べ、ヒトココロワクミトで人心を水火の門へ導く歌である。
一首の核:
上中下の水火通路と日月荒水火は、歌による悟りへ変換され、人の心を分け、ミト、水火の門へ導く。

接続

第47首 = 上津海・上筒男・天照・月読・速須佐男・御蔵棚・三女水。
第48首 = 天つ神性・カムナマニマニ・歌悟し・八種統べ・人心分け水門。
第49首 = この人心の水火門を受け、さらに心身・国土・言事の次段階へ進む。

前後の首

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