TENMON JITEN

カタカムナ第47首とは|上筒で日月を分ける歌

KATAKAMUNA UTAHI / CANON VISUAL
カタカムナ第47首 図象符 - KATAKAMUNA V7 正典出版校正版
第47首 図象符|正典出版校正版 V7 / PDF p.145
カタカムナ第47首カタカムナ事典正典+天聞構造解読
正典確認済

PDF画像配置順に基づく正典校正済み。

原文

カム ナカラ ウハツ ワタ ツミ ムラチ イツク ウハ ツツ ヲ アマ テラス
ウツ シキ カナ サク タケ ハヤス サノヲ ツキ ヨミマ ミクラ タナ
タ キリ ヒメ イチキ シマ サヨリ ヒメ

正規化

カムナカラウハツワタツミムラチイツクウハツツヲアマテラスウツシキカナサクタケハヤスサノヲツキヨミマミクラタナタキリヒメイチキシマサヨリヒメ

中心図象

印のミタマ

解読ステータス

  • 原文確認: PDF画像配置順に基づく正順
  • 中心図象: 印のミタマ
  • 解読方式: 言霊秘書の水火・五十連・言戻法則 × サンスクリット音義照合
  • 裁定: 語源断定ではなく、音義・法則・真言構造の照合として扱う

主題

第47首は、第46首で底津海・底筒男・中筒男の水火通路が立体化した後、その通路をカムナカラとして潜象の法のまま上位へ通し、ウハツワタツミ・ウハツツヲとして上津の大海水身と上筒男を立て、アマテラス・ツキヨミマ・タケハヤスサノヲとして、日・月・荒ぶる風火水の三つの大きな働きへ分化する歌である。
後半では、ウツシキ・カナサクによって写しの式と金の裂き開きを起こし、ミクラタナとして御蔵・棚を置き、タキリヒメ・イチキシマ・サヨリヒメとして、水煙・島・依りの女水を立てる。
第46首 = 国勝氣・布斗麻邇の綾・直霊正し・厳の目・大地産霊・底津海・底筒男と中筒男。
第47首 = 上津海・上筒男・天照・月読・速須佐男・御蔵棚・三女水。

言霊秘書との整合

言霊秘書では、天地の水火は一に凝り、二に分かれ、火を父、水を母として相対し、息・音・言戻・形へ現れる。第46首で底と中の筒が立った後、第47首では上の筒が立つ。これにより、底・中・上の三層を通る水火通路が整う。
アマテラス・ツキヨミ・スサノヲは、外的な神名列挙としてではなく、日火の照り、月水の読み、風水火の荒ぶりという三大運行として読む。火水の法則において、日と月と風海は、身体では意識・記憶・情動呼吸の三相にも対応する。
中心図象が印のミタマであるため、上津・日・月・荒ぶる水火・三女水は、正中の印から上下三層へ通る水火の完成段階として扱う。

サンスクリット音義照合

言霊法則 サンスクリット照合 裁定
カムナカラ 潜象の法のまま kāma / ṛta / svabhāva 本性のまま流れる創造衝動
ウハツ 上津・上層の水火 uttara / ūrdhva 上方・上昇
ワタツミ 大海の水身 samudra / Varuṇa / āpaḥ 大海・水原理
ムラチ 群れる血・村地 grāma / rakta / bhūmi 群・血・地場
イツク 厳く・斎く īś / yaj / iṣṭi 威力・祭祀・斎き
ツツヲ 筒男・通路の男火 nāḍī / nāla / agni 管・流路・火
アマテラス 天照・日火の照り sūrya / tejas / deva 太陽・光
ウツシキ 写しの式 pratibimba / vidhi 反照・法式
カナサク 金を裂く・堅凝りを開く loha / cheda / bheda 金属・切開
タケハヤスサノヲ 竹速・荒ぶる男水火 ugra / vāyu / agni 強さ・風・火
ツキヨミ 月読み candra / manas / jñāna 月・心・読み知
ミクラタナ 御蔵棚 kośa / ālaya / sthāna 蔵・貯蔵・場
タキリヒメ 滝霧・水煙の女水 dhārā / dhūma / devī 流れ・霧・女神
イチキシマ 斎き島・一氣島 iṣṭi / dvīpa / kṣetra 斎き・島・場
サヨリヒメ 依り添う女水 śraya / devī / ambā 依り所・女神・母水

句ごとの真相解読

カムナカラウハツワタツミ

ウハツは上津、上層にある水火である。ワタツミは大海の水身である。
カムナカラウハツワタツミとは、潜象の法のまま、上津の大海水身が開くことをいう。第46首で底津の水身を見た後、ここで上津の水身が立つ。

ムラチイツク・ウハツツヲ

ムラチは群れる血・村地であり、イツクは厳く斎くこと。ウハツツヲは上津の筒男である。
上層の水火は、群れた地血を斎き、上の筒男として通路を立てる。

アマテラス

アマテラスは、天を照らす日火の働きである。
第47首では、底・中・上の筒が整うことで、天照の火が通る。これは意識の照明であり、正中の光である。

ウツシキ・カナサク

ウツシキは、写しの式である。カナサクは、金のように堅く凝ったものを裂き開くこと。
光はただ照るだけではない。写しの式を通し、堅い凝りを裂き、内部を開く。

タケハヤスサノヲ

タケは猛き力、ハヤは速さ、スサノヲは荒ぶる男水火である。
これは破壊神としてだけでなく、停滞した水火を速く動かし、濁りを切り開く荒い浄化力である。

ツキヨミマ

ツキヨミは月読みであり、月水の反照を読む働きである。マは正中である。
アマテラスが日火の照明なら、ツキヨミマは月水の反照を正中で読む働きである。

ミクラタナ

ミクラタナは、御蔵棚である。光・月・荒ぶる水火によって開かれたものは、蔵に収められ、棚として秩序化される。

タキリヒメ・イチキシマ・サヨリヒメ

タキリヒメは、水が滝や霧として立つ女水。イチキシマは、斎き島として清められた場。サヨリヒメは、依り添い、寄り所となる女水である。
三女水は、荒ぶる水火を受け、霧・島・依りの三相に整える。

真相訳

潜象の法のまま、上津の大海水身が開く。
群れる地血は斎かれ、上津の筒男が立つ。
天照の日火が通り、写しの式が現れる。
金のような堅凝りは裂き開かれる。
速く荒ぶる男水火が動き、
月読みの正中が反照を読む。
御蔵棚が置かれ、
滝霧の女水、斎き島の女水、依り添う女水が立つ。

最終裁定

第47首は、ウハツワタツミとウハツツヲで上津の水火通路を立て、アマテラス・ツキヨミ・タケハヤスサノヲとして日月荒水火を分化し、ミクラタナで蔵棚へ整え、タキリヒメ・イチキシマ・サヨリヒメとして三女水へ展開する歌である。
一首の核:
底・中の筒に続いて上筒が立ち、日火・月水・荒ぶる水火が開かれ、その働きは御蔵棚と三女水に整えられる。

接続

第46首 = 国勝氣・布斗麻邇の綾・直霊正し・厳の目・大地産霊・底津海・底筒男と中筒男。
第47首 = 上津海・上筒男・天照・月読・速須佐男・御蔵棚・三女水。
第48首 = この上中下の水火通路と日月荒水火を受け、さらに次の神名的・国土身体的生成へ進む。

前後の首

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