TENMON JITEN

カタカムナ第40首とは|岩根裂き中軸を通す歌

KATAKAMUNA UTAHI / CANON VISUAL
カタカムナ第40首 図象符 - KATAKAMUNA V7 正典出版校正版
第40首 図象符|正典出版校正版 V7 / PDF p.131
カタカムナ第40首カタカムナ事典正典+天聞構造解読
正典確認済

PDF画像配置順に基づく正典校正済み。

原文

タケ イカ ツチ タケ フツ ノ ムスヒ
イハ サク ネサク イハ ツツヲ マリ ツラ ネ ミカヒ ハヤ ヒヌ
カム ナカラ トヨ ウケ ヒメヌ イカ ツチ ヒヒキ マノ ネ カタ カムナ

正規化

タケイカツチタケフツノムスヒイハサクネサクイハツツヲマリツラネミカヒハヤヒヌカムナカラトヨウケヒメヌイカツチヒヒキマノネカタカムナ

中心図象

印のミタマ

解読ステータス

  • 原文確認: PDF画像配置順に基づく正順
  • 中心図象: 印のミタマ
  • 解読方式: 言霊秘書の水火・五十連・言戻法則 × サンスクリット音義照合
  • 裁定: 語源断定ではなく、音義・法則・真言構造の照合として扱う

主題

第40首は、第39首で水・金・土・火が深い禊ぎによって清濁を分けられ、カタカムナへ再帰した後、その清められた水火をタケイカツチとして猛く厳つい地力へ立て、タケフツノムスヒとして竹のように節ある太い切断産霊へ結び、イハサクネサクとして岩と根を裂き開く歌である。
さらに、イハツツヲマリ・ツラネミカヒ・ハヤヒヌによって、岩筒の男火が丸まり、面根の水火が反照し、速い火が貫く。後半では、カムナカラの法により、トヨウケヒメの受け女水へ入り、イカツチヒヒキとして厳つい地力の響きを起こし、マノネとして正中の根を立て、カタカムナへ戻る。
第39首 = 水分産霊・金山男女・埴安男女・火鏡日子・火隠土の禊ぎ結び。
第40首 = 猛地力・太切断産霊・岩根裂き・岩筒男火・豊受女水・厳地響き・正中根。

言霊秘書との整合

言霊秘書では、天地の水火は一に凝り、二に分かれ、軽澄は天へ、重濁は地へ降る。重濁は土・岩・金・地熱として凝り、軽澄は息・音・言戻となる。
第40首では、禊ぎを経た重濁の水火が、単なる沈殿物ではなく、タケイカツチとして力ある地力へ変わる。イカツチは雷・厳つ霊・地力の響きとして読める。火水が地に入ると雷霊的な振動となり、音としてヒヒキを生む。
タケフツノムスヒは、分け切ることで結ぶ産霊である。これは破壊ではない。第28首のイハサクネサクと同じく、岩と根を裂くことで生命通路を開く。
中心図象が印のミタマであるため、この激しい地力・雷霊・岩裂きも、乱暴な発散ではなく、正中の印へ結ばれた生成の力として読む。

サンスクリット音義照合

言霊法則 サンスクリット照合 裁定
タケ 竹・猛・節ある縦力 daṇḍa / vaṃśa / ugra 杖・竹・強力
イカツチ 厳つ地・雷霊・地力 vajra / vidyut / śakti 雷・電光・力
フツ 太く裂く・明瞭に開く sphuṭ / cheda / bheda 破開・切断・分化
ムスヒ 結び・産霊 yuj / sambhava / bandha 結合・生成
イハ 岩・堅い言場 śilā / gir / vāc 岩・堅固な言場
サク 裂く・咲く・開く cheda / vikāsa 切開・開花
ネサク 根を裂き開く mūla-bheda 根底の開き
ツツヲ 筒の男火・通路の火 nāḍī / nāla / agni 管・流路・火
マリ 丸まり・凝り maṇḍala / granthi 円環・結節
ツラネ 面根・連なる根 rekha / paṅkti / mūla 列・連鎖・根
ミカヒ 水火の反照・身の開き ambhas / pratibimba / kavaca 水・反照・膜
ハヤヒ 速い火 āśu / agni / tejas 速火・光
トヨウケヒメ 豊かに受ける女水 pūrṇa / graha / devī 充満・受容・女神
ヒヒキ 火水の響き nāda / dhvani 響き・聖音
マノネ 正中の根 madhya / mūla 中心・根
カタカムナ 潜象の名形化 nāma-rūpa / kāma 名形化する潜象原理

句ごとの真相解読

タケイカツチ

タケは竹のように節を持ち、まっすぐ立つ強い力である。イカツチは厳つい地力・雷霊である。
タケイカツチとは、地中に清められた水火が、節ある縦力を持つ雷霊的な地力として立つことをいう。

タケフツノムスヒ

タケは節ある縦力、フツは太く裂き分ける力、ムスヒは結び・産霊である。
タケフツノムスヒとは、裂き分けることで結び直す産霊である。切断は終わりではなく、閉じた凝りを開いて新たな結びを作る働きである。

イハサクネサク

イハは岩、サクは裂き開くこと、ネサクは根を裂くことである。
イハサクネサクとは、岩と根を裂き、内に閉じた水火通路を開くこと。第28首で現れた岩根裂きが、ここでは雷霊的な地力を受けて再発動する。

イハツツヲマリ

イハは岩、ツツは筒・通路、ヲは男火、マリは丸まりである。
イハツツヲマリとは、岩の中の筒状通路を男火が通り、その火が丸まり、結節を作ることをいう。

ツラネミカヒ・ハヤヒヌ

ツラネは面と根が連なること。ミカヒは水火の反照・身の開き。ハヤヒヌは、速い火が貫き抜けることを示す。
連なる根面に水火が映り、速火が通ることで、地中の通路は単なる裂け目ではなく、反照と火の流れを持つ生命通路になる。

カムナカラトヨウケヒメヌ

カムナカラは潜象の法のまま。トヨウケヒメは豊かに受ける女水である。ヌは貫き、内へ入ること。
カムナカラトヨウケヒメヌとは、潜象の法のまま、豊受の女水へ火水が入り、受けられることをいう。

イカツチヒヒキ・マノネ・カタカムナ

イカツチヒヒキは、雷霊的な地力の響きである。マノネは正中の根である。
激しい地力の響きは、正中の根へ通されることで、カタカムナの法へ戻る。

真相訳

節ある強い地力が立ち、雷霊の力が現れる。
太く裂く産霊は、切り分けて結び直す。
岩は裂かれ、根は裂かれ、内なる通路が開く。
岩の筒を男火が通り、丸まりを作る。
連なる根面には水火が映り、速火が貫く。
潜象の法のまま、豊受の女水へ入る。
雷霊の響きは、正中の根へ通り、
カタカムナへ戻る。

最終裁定

第40首は、タケイカツチで節ある雷霊地力を立て、タケフツノムスヒで裂き結ぶ産霊を起こし、イハサクネサクで岩根を開き、イハツツヲマリで岩筒男火を丸め、トヨウケヒメに受けられた後、イカツチヒヒキをマノネへ通してカタカムナへ戻す歌である。
一首の核:
禊ぎ結ばれた水金土火は、雷霊的な地力となり、岩根を裂いて通路を開き、豊受の女水に受けられ、正中の根で響いてカタカムナへ再帰する。

接続

第39首 = 水分産霊・金山男女・埴安男女・火鏡日子・火隠土の禊ぎ結び。
第40首 = 猛地力・太切断産霊・岩根裂き・岩筒男火・豊受女水・厳地響き・正中根。
第41首 = この雷霊的な地力と正中根を受け、後半四十首のさらに精密な水火・身体・言事生成へ進む。

前後の首

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