TENMON JITEN

カタカムナ第24首とは|底島を地力へ定める歌

KATAKAMUNA UTAHI / CANON VISUAL
カタカムナ第24首 図象符 - KATAKAMUNA V7 正典出版校正版
第24首 図象符|正典出版校正版 V7 / PDF p.99
カタカムナ第24首カタカムナ事典正典+天聞構造解読
正典確認済

PDF画像配置順に基づく正典校正済み。

原文

ア メ クニ サ キ リ モ コ ロ シマ ア メ クニ サ ツ チ
ソ コ ソ キ シマ タケ ヒ ワケ

正規化

アメクニサキリモコロシマアメクニサツチソコソキシマタケヒワケ

中心図象

印のミタマ

解読ステータス

  • 原文確認: PDF画像配置順に基づく正順
  • 中心図象: 印のミタマ
  • 解読方式: 言霊秘書の水火・五十連・言戻法則 × サンスクリット音義照合
  • 裁定: 語源断定ではなく、音義・法則・真言構造の照合として扱う

主題

第24首は、第23首で天高原・泡千穂の沢分け・天地場・蔵戸の島相が整理された後、その島相をさらに底の場へ降ろし、ソコソキシマとして根底の島を立て、タケヒワケとして竹火・猛火の分けを起こし、アメクニサキリモコロシマとして天地の裂き分けによる諸凝りの島を成立させ、最後にアメクニサツチとして天地の幸・佐土・地力へ定着させる歌である。
第23首 = 天高原・泡千穂の沢分け・天地場・蔵戸の島相への整理。
第24首 = 底の島・竹火分け・天地裂き分け・天地幸地力への定着。

言霊秘書との整合

言霊秘書では、天地の初発に0の正中へヽが宿り、その凝りから水火が分かれる。軽澄なるものは天へ、重濁なるものは地へ降り、天地人・山海・国土の形を作る。
第24首では、この重濁の方向、すなわち「底」への凝りが重要である。ソコは底であり、ソキは底の氣、削ぎ出される根底力である。島は天高原にだけあるのではなく、底に根を持って初めて国土として成る。
タケヒワケは、竹のように節を持ち、まっすぐ伸びる火の分化である。同時に、猛き火の分けでもある。第16首でサキリとして境界分けが現れたが、第24首では、天地そのものの裂き分けが島相を作る。
中心図象が印のミタマであるため、底へ降りることは沈没ではない。中心の印から上・中・下へ柱を通し、島を底から支える働きである。

サンスクリット音義照合

言霊法則 サンスクリット照合 裁定
ソコ 底・奥底・根底 tala / adhas / mūla 底・下方・根
ソキ 底の氣・削ぎ出す力 śakti / mūla / cheda 根底力・切り出し
シマ 島・水火の凝った場 dvīpa / kṣetra 島・領域
タケ 竹・猛・縦に伸びる節 daṇḍa / vaṃśa / ugra 杖・竹・強さ
火・日・霊の発火 agni / tejas / bhā 火光・発火
ワケ 分け・識別・配分 vibhāga / viveka / bheda 分化・識別
アメクニ 天地 dyāvā-pṛthivī 天地双極
サキリ 裂き分け・境界 cheda / bheda / sīman 切開・境界化
モコロ 諸凝り・もこもこ凝る granthi / gola / piṇḍa 結節・凝集体
サツチ 幸・佐土・支える地力 bhaga / kṣiti / dhāraṇa 幸・地・保持力

句ごとの真相解読

ソコソキシマ

ソコは底であり、奥底であり、根底である。ソキは底から氣が削ぎ出されること、根底の力が立ち上がることである。
ソコソキシマとは、天上に開いた島相が、底の根を持ち、根底の氣によって支えられる島となることをいう。
第22首・第23首で島は天奥水火・天高原の側から語られたが、第24首では底の支えが入る。

タケヒワケ

タケは竹であり、節を持ってまっすぐ伸びる生命柱である。同時に、猛き力でもある。ヒは火、ワケは分けること。
タケヒワケとは、竹のように節を持って立つ火の分化であり、また猛火を方向づけて分ける働きである。
ここで火は拡散するだけではなく、節をもつ縦軸として分けられる。

アメクニサキリモコロシマ

アメクニは天地。サキリは裂き分け・境界分け。モコロは諸凝り・もこもこと凝る力。シマは島である。
アメクニサキリモコロシマとは、天と国の水火が裂き分けられ、その分かれ目に諸凝りが生じ、島としてまとまることを示す。
ここでは、島は単に浮かぶものではない。天地の分化・境界・結節から生じる。

アメクニサツチ

サツチは、幸であり、佐土であり、支え持つ地力である。
アメクニサツチとは、天地の裂き分けによって生じた島相が、天の幸と国の地力を受けて定着することをいう。
この句で、第24首の島相は根・節・境界・幸を得て、国土として安定する。

真相訳

底の底に、島の根が立つ。
根底の氣は、島を支える。
竹のように節を持つ火が分けられ、
天地の水火は裂き分けられる。
その境界に、諸凝りの島が生まれる。
最後に、天地の幸と地力が宿り、
島は国土として定着する。

最終裁定

第24首は、ソコソキシマで底の島根を立て、タケヒワケで節ある火の分化を起こし、アメクニサキリモコロシマで天地の裂き分けから島相を生み、アメクニサツチで天地の幸と地力へ定着させる歌である。
一首の核:
天高原で整理された島相は、底の根・竹火の分け・天地の裂き分けを経て、天地幸の地力を持つ国土島へ成る。

接続

第23首 = 天高原・泡千穂の沢分け・天地場・蔵戸の島相への整理。
第24首 = 底の島・竹火分け・天地裂き分け・天地幸地力への定着。
第25首 = その天地幸を受けた島国土に、三つの水波・火の鏡日子・大戸真戸・食津姫・岩楠鳥船の働きが入る。

前後の首

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