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「ハ」の言灵とは|一言法則・意味・水火構造|天聞解読事典

言灵50音・一言法則原文と現代解説を分離

「ハ」の言灵を、『言灵秘書』の一言法則と五十連上の位置から読みます。列挙語を一つの固定的意味へ縮約しません。

ハ行・第1位

原文・一言法則

ハ・・・正火の靈也。地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也。

出典:『言灵秘書』「五十行一言法則」(音別本文 P411)

水火分類

正火の靈。これは文献内の分類名であり、現代科学の分類ではありません。

主要語

地の方(けた)を宰る也、端也、角也、実也、初也、発也、出入息の両を宰る也、土也、髪也、広也、ワに唱うる時は◯の心をなす也

構造的な読み方

原文に列挙された語は、この音が資料内の複数の関係で働く範囲を示します。所属行の「躰」と一音の「用」を分け、語順・前後音・呼吸を含む文脈へ戻して確認します。

証拠と確度

  • 原文引用:資料本文の文字転記
  • 水火・位置:資料本文/公開構造案内
  • 現代説明:天聞解読による解説
  • カタカムナ・古事記・密教:直接根拠未登録のため関係を生成しない

関連

言灵事典言灵秘書五十音一覧一言法則水火分類

隣接音

言霊秘書本文|ハ(HA行)

五十連位置
ハ(HA行)
水火分類
正火の灵
出典頁
P411
宣言法則数
11

原文

此一音に、十一の法則あり。始に、

㊀地の方を宰るとは、ハは始の義、開くの義にして、万物を開初めるものは地故に、地の方を宰る也。故に、

㊁端也。先此語を解は、ハは二の義を宰る。シは補言にして省く。上下、前後、左右に名をなす、水と火の二つの離るるを、ハと云。故に、物の上下、左右二つに放るる処を、ハシと云也。

㊂角也。顕云。スミは、スは火中の水灵にて、又澄也と有れは、水の火の為に空へ立上るの形。ミは正中を宰る。上るものは銳(スルト)き故に、其正中を宰る。故に、鋭きものの正中は、三角になる故に、スミと云。故に、左右へ二つに開く処の名也。今、ハの音は一物のゝ、ア行ワ行と水火の二つに開くの音の故に、角(スミ)也ある。

㊃実也。サ子は、サは割分ること。根にして、根を割分て、芽を出すの名也。今、このハハのゝの一滴の根か、火水と分け放るるの音のゆへに、サ子也と有。

㊄初也。ハシメは、ハは開くこと。昇水の灵にして、シはすすむこと。メは、芽かひを開くの初めゆへに、ハの音に初也と有。

㊅発也。ヒラクとは、上初めの義と同義なれとも、少し差別あるなり。ヒラクと云ときは、けぢめの方を宰る。又、初めと云ときは、けぢめに非す。進む方を宰る故に、初めの義は終りに対し、ヒラクの義はふくむに対す。先、開くの語は、ヒラキ、ヒラクと用きて、水は昇、火は降りて、一物のゝの火水となり、上下左右へ分るることを、開くと云。戸を開くと云、左右へ別るること也。器を開くと云、蓋と盆と上下に分つこと。今、此ハは、渾沌の一滴のゝ、正しくア行ワ行の胞衣にあるときは、天の氣を直に受さる故に、出入の息を備へす。胞衣を始て破り出て、自らの息と天地の息と合して定る、出入の息をなす。渾沌の一滴、左りへ開きて地となり、右へ開きて天となる。其形は、ハの音の形也。知へし。これにて、ハはイキの二つを宰也と有。故に、草木の葉と云も、芽ざし、二つに放れたるをハと云。箸と云も、橋と云も、羽と云も、皆

㊆出入のイキの二つを宰るものは、皆ハと云。其外、押て知るへし。

㊇土也。ツチは、能物を産み出し、能く開くもの故に、此ハの音に土なりとある。

㊈髮也。先、カミと云は、力は暉火の灵にして、即火也。ミは水の灵なり。惣てのもの生するは、火水の息、出入するによりて生するもの也。故に、口は更なり、惣身(そうしん)の穴よりの、火水の息の自然に出入をなす故に、眼耳鼻口、都て穴ある処、别して毛を生す。其中に、首(かし)らは水火の息の起る処也。故に、毛と云す、别してカミと号くる。又、カシラの語は、力は暉火の灵にして、火の昇る灵。シラは、反しサにして、サは昇水の灵。水の昇るなり。故に、胎内の水火の氣、昇り極る所故に、カシラと云。又、髪の毛をサ力イキと云は、総て力サの二音は、水火の昇る音の故に、高きを宰る。其例。坂、笠、重ね、力サム。皆、高きを宰る音故に、カミ也とある。水火より生る毛なれは、ハの音に髮の法則をなすことむベなり。惣て、諸々の毛は、水火の息より生して、皆力ミなれと、水火の息昇り極て生する処の故に、別してすくれたるに順ふて、カシラの毛をカミと云也。

㊉広也。天地開くることを宰て、天地開くるの音故に、是ほど広大なることなし。故に、上の語に反る。すへて広き用きある故に、辞(テニヲハ)につかふときも、上の語を受て、下の詞を起す。又、下の句の留に云ときは、上の句にかへる。此如、広き用きあるの音のゆへに、広き也とある。

⑪ワに唱るときは、○の心をなす。先、仮名にはハと書てあれとも、唱ひはワとよむときのこと也。例せは、アハレと書ときは、ワに読。此とき、仮名の儘(まま)にて、ハの心にてアハレムの語を解ときは、解けす。何故なれは、先アハレムの語は、アは空水の灵にして、ミヅガラのこと。ハは放つの義。ムは睦の義。是、自ら開き、放ち、睦と云ことになる。是を以、アハレムのときは、ワは○にして、かどたたす、まろきこと。ムは睦むことにて、おのつから△の形にならず。其ときは、ハをワに称て、ワの心を以解けは、解る也。アは自也。丸く睦むと云ことになる。是にて、アハレムの義解る。又、アハレを、アツハレの心につかふことあり。アは、自ら。ハは字の如くにて、放ち開くことにして、ハレ、ハルと用きて、アツハレの心をなす。此ハの音を、ワの音に称るときに、此二つ心得あると知可。緑(チナミ)に云。哀は、広韻に悲哀也。ア○(ワ)レム、憐は、愛也。哀矜也。ア○(ワ)レム、二義あり。憫は憂也。ア○(ワ)レム、愍は、非也。憐也。ア○(ワ)レム、二義也。然れは、ア○(ワ)レムに悲也、愛也、憂也、三義あり。今、一のア○(ワ)レムを解とも、顕は三義ありとなす。志道は、三義のこと知るや否や。余の志道に学ふ者、未た知るへからす。哀哉、鳴呼、事は布斗麻邇御灵伝に委し。又、カハルと云も、仮名の儘にしては、語の意(こころ)解けす。カは暉く火灵にして、きれきれになること。ハは放ち也。ルは助言にして省け、此ときはきれきれに開くと云義になりて、カハルの心をなさす。又、ハをワに唱ふるときは、カはきれきれのこと。○(ワ)は丸きこと。○(丸)きものをきれきれにすることにて、物の姿の変る義になる。余は淮して知るへし。故に、今ハをに○(ワ)に唱るときは、○(丸)の心をなすとある。次に、ハの左の、火中の水灵右に割別て、空水の灵たるアの灵起る。

現代日本語訳

「端」とは、物事の上下や左右など、二つに分かれた境目や端の部分を指します。

「発」とは、物事が始まる際に境界を設け、広がり分かれることを意味します。開く(ひらく)と同じく、エネルギーや要素が上昇・下降して左右や上下に分かれる様子を表しています。たとえば、戸を開けるとき左右に分かれるように、物が始まるときにその作用が広がり分かれることを「発」と言います。

**「発(ヒラク)」**は、物事が「けじめ」をつけて分かれる様子を表します。水が上昇し火が下降することで、物が上下左右に分かれることを「ヒラク」と言います。たとえば、戸を開くと左右に分かれ、器を開くと上下に分かれます。この「ヒラク」の「ハ」の音は、天地の気を受けて出入りする息を示しており、自然界の循環を象徴します。また、草木の「葉」、橋、箸、羽なども、二つに分かれる形状が「ハ」という言葉に由来しています。

「髪(カミ)」の意味と特徴について要約:

基本的な構成:

「カ」は輝く火の灵、「ミ」は水の灵を表します⁠。

発生の仕組み:

全ての物は火水の息の出入りによって生じ、特に目・耳・鼻・口など穴のある場所に毛が生えます⁠。

「カシラ」(頭)の意味:

「カ」は火の昇る灵、「シラ」(サの反し)は水の昇る灵を表し、胎内の水火の気が昇り極まる場所を指します⁠。

特徴:

全ての毛は水火の息から生じますが、特に頭髪は水火の息が昇り極まる場所にあるため、特別に「カミ」と呼ばれます⁠。

「広也」とは、天地が大きく広がることを司る音で、広がりの限りない様子を表します。この音は、上の言葉を受けて下の言葉を起こしたり、句の終わりで上の句に戻ったりするように、広く柔軟な使い方ができることを意味しています。

仮名の「ハ」と「ワ」の関係について:

– 仮名では「ハ」と書いても「ワ」と読む場合がある

– 「ワ」と唱えるときは○(まるい)の意味を表す

## 「アハレム」の例

文字通りの解釈:

– ア:空水の灵(みずから)

– ハ:放つ

– ム:睦む

「ワ」として読んだ場合の解釈:

– ワは○(まるい)意味となり、角が立たない

– 結果として「自ら丸く睦む」という意味になる

## 「アハレ」の二つの用法

– 「アワレ」として:丸く和らかな意

– 「アツハレ」として:放ち開く意

## 「アワレム」の三つの意味

– 悲しみ

– 愛

– 憂い

## 「カハル」の例

– カ:火霊(きれきれになること)

– ル:助言

「ワ」として読んだ場合:

– ○(まるい)ものをきれきれにすることを表し、物の姿が変わる意味となる

「ワ」として唱えるとき、「○」(まる)のような心を表します。もともと仮名では「ハ」と書きますが、唱えるときは「ワ」と読みます。例えば、「アハレ」と書いた場合、「ワ」と読んで、心の意味が「ワ」に変わります。

たとえば「アハレム」という言葉の意味を「ハ」のまま解釈すると、正しく理解できません。その理由は、「アハレム」の「ア」は空の水の霊(自分自身)を指し、「ハ」は「放つ」、そして「ム」は「睦む(仲良くする)」という意味です。したがって、「アハレム」とは「自ら開き、放ち、睦む」という意味になります。このように、「ワ」と唱えるときには「○」のように角がなく、丸く仲良くすることを表します。「アハレム」を解釈するためには、「ハ」を「ワ」として考えることが必要です。

さらに、「アハレ」を「アツハレ」のように使う場合もあります。「ア」は自分自身を、「ハ」は放ち開くことを表し、「ハレ」や「ハル」の意味になります。ここで「ハ」を「ワ」と唱えるときに、これらの2つの意味を理解することが重要です。

参考に、「哀」は悲しみ、「憐」は愛、「憫」は憂い、「愍」は違う(非)意味といったように、さまざまなニュアンスがあります。「アハレム」には悲しみ、愛、憂いの三つの意味があることを知っておくべきです。この三つの意味を理解することが重要です。

また、「カハル」という言葉についても、仮名のままでは正しい意味が分かりません。「カ」は火の霊の輝きで「きれぎれになる」こと、「ハ」は放つ意味で、「カハル」とは「きれぎれに開く」という意味になります。

「ハ」を「ワ」として唱えると、「○」(丸)のように丸く、きれぎれに変化することを表し、物の形が変わる意味となります。このように「ハ」を「ワ」と唱えるとき、「○」(まる)の心を表します。

TENMON解釈

この節では、言灵秘書の原文と現代語訳を分けて提示します。構造上の解釈は、この音が属する五十連位置と水火分類の関係として読み、原文を越える語源的断定は行いません。

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