TENMON JITEN

「ネ」の言灵とは|一言法則・意味・水火構造|天聞解読事典

言灵50音・一言法則原文と現代解説を分離

「ネ」の言灵を、『言灵秘書』の一言法則と五十連上の位置から読みます。列挙語を一つの固定的意味へ縮約しません。

ナ行・第4位

原文・一言法則

ネ・・・火水の靈也。水火の根也、母の靈也、土也、鎮也。

出典:『言灵秘書』「五十行一言法則」(音別本文 P438)

水火分類

火水の靈。これは文献内の分類名であり、現代科学の分類ではありません。

主要語

水火の根也、母の靈也、土也、鎮也

構造的な読み方

原文に列挙された語は、この音が資料内の複数の関係で働く範囲を示します。所属行の「躰」と一音の「用」を分け、語順・前後音・呼吸を含む文脈へ戻して確認します。

証拠と確度

  • 原文引用:資料本文の文字転記
  • 水火・位置:資料本文/公開構造案内
  • 現代説明:天聞解読による解説
  • カタカムナ・古事記・密教:直接根拠未登録のため関係を生成しない

関連

言灵事典言灵秘書五十音一覧一言法則水火分類

隣接音

言霊秘書本文|ネ(NA行)

五十連位置
ネ(NA行)
水火分類
火水の灵
出典頁
P438
宣言法則数
4

原文

此子の音に、四つの法則あり。

㊀水火の根也とは、是を布斗麻邇の御灵に合すれは、五つ目の伊予の二名島にあたる。一滴母胎に宿りて、五つ目にして五躰をなす。ここが息の本となり、故に此一行は五十連の五行目に当る。これ、五躰成就の息の根定るか故に、竟に息満て、ふきひらきて生る。しかれとも、五躰成就なしても、母胎の内にあるときは、出入の息をなさす。ただ、息定るのみ。是を、息の根と云、木の根と云、枝葉花菓の本を云。枝葉花実は、木の息也。其花実の、息の根也とある。

㊁母の灵也とは、母は產出すの本と。則、いきの本也。根也。母といへはとて、吾所生の母斗(ばかり)に非。産出す物の本とは、皆母なり。天地の母は、天の御中主の神。森羅万象の中にも、又母ありて、草木の枝葉花実の母は、息の根也。草木一本の中に、又母有。茎は枝の母、枝葉は花の母、花は実の母、惣て物を生する位を母と云。是、水火の根也。故に、いきの根の音に母也とある。

㊂土也と。土は、万物を生すること、母なる明か也。弁をまたす。

㊃鎮也。シツマル。先に云如く、子(根)は息の根にして、物を生むがゆゑに、其生れたる万物、又本との根に入。是を、鎮ると云。根より芽かひを生し、其芽かひより花さきみのる。其実も又、即芽かひを生するの根となる。これ、其本に帰るを鎮ると云。シツメ。シは昇水の灵にして、昇ること。ツは渦卷下ることにして、メはシツメ、シツムと用きて省け、昇る者を本へ下すを、鎮メ、鎮ムと云。シツマルは、マルの反ムにして、マルは延したるなり。国家をシツメ(ム)ルと云も、君臣の道違ひて国乱れ、父子の中違ひ家動を、本の君臣父子忠孝の道の本へ、押下したるを云也。将軍衆兵を軍配するも、火の形につかふときは進み、水の形につかふときはかへる。今、此子の音は、水火の根にして、火の灵、水の灵にかつときは、うかみおこり、火の灵、竟に水の為に又本に返る。子より出て、又根に反ると云。出るも入も、皆根なり。故に、おこらしむるも根なり。又、シツメルも根也。今、子の音は、いきの根ゆへに、シツメルと有也。次に、ヌの灵起る。

現代日本語訳

※解説

これは「水火の根」について述べた内容です。布斗麻邇(ふとまに)の御灵に合わせて考えると、これは五番目の島である「伊予の二名島」に該当します。この「水火の根」は、母胎に宿った一滴から五つの形(五躰)を成すことを指し、これが息(生命の根源)の本となります。この段階で、五十音の五行目に相当する五つの形が完成し、命の息が満ちてふくらみ、新たな生命が生まれます。

ただし、五つの形が完成しても、母胎の中にいる間は、外の空気を吸ったり吐いたりする「出入の息」をまだ持ちません。息が整う、つまり生命の根が定まるだけであり、これを「息の根」と呼びます。これは木の根と同様で、枝や葉、花や実(生命の成長や成果)はすべて、この「息の根」から生まれます。この「息の根」が、生命の根本であると示しています。

「鎮(しずめる)」とは、物事がその本来の根源や安定した状態に戻ることを意味します。たとえば、成長したものが再びその根に帰るように、乱れたものや動揺しているものを元の落ち着いた状態に戻すことを指します。

TENMON解釈

この節では、言灵秘書の原文と現代語訳を分けて提示します。構造上の解釈は、この音が属する五十連位置と水火分類の関係として読み、原文を越える語源的断定は行いません。

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