TENMON JITEN

カタカムナ第3首とは|神性を水火二化へ導く歌

KATAKAMUNA UTAHI / CANON VISUAL
カタカムナ第3首 図象符 - KATAKAMUNA V7 正典出版校正版
第3首 図象符|正典出版校正版 V7 / PDF p.57
カタカムナ第3首
カタカムナ事典
正典+天聞構造解読
正典確認済

PDF画像配置順に基づく正典校正済み。

主題:第03首は、第02首でヤタノカカミに映じてカタカムナカミとなった神性が、フトタマとして霊核化し、ミミコトとして身に響き、フトマニによって水火二化の原理へ入る歌である。

原文

フ ト タ マ ノ ミ ミコト フ ト マ 二 二

正規化

フトタマノミミコトフトマニニ

中心図象

ツルキ
(正典分類: 剣)

火・二化・発動

円内の菱形と縦横軸。一つに凝った灵核へ方向を与え、水火を二原理へ分ける。

天聞構造解読

以下は正典文字列の目視検証とは別レイヤーの構造解読です。サンスクリット対応は語源同一性の断定ではなく、音義・構造照合として扱います。

解読ステータス

  • 原文確認: PDF画像配置順に基づく正順
  • 中心図象: 剣
  • 解読方式: 言霊秘書の水火・五十連・言戻法則 × サンスクリット音義照合
  • 裁定: 語源断定ではなく、音義・法則・真言構造の照合として扱う

主題

第03首は、第02首でヤタノカカミに映じてカタカムナカミとなった神性が、フトタマとして霊核化し、ミミコトとして身に響き、フトマニによって水火二化の原理へ入る歌である。

第01首は響きの起動。第02首は響きの神性化。第03首は、その神性を霊核・御言・布斗麻邇の法へ落とし込む段階である。

言霊秘書との整合

言霊秘書では、天地の間に見えざる火水があり、人の胎内にも火水がある。人は己の水火を知ることで天地の理を知る。また、火は父、水は母として働き、火水が相対して動くことで息となり、息が音となり、音が言戻となる。

この法則から見ると、第03首の「ミミコト」は、外から聞く言葉ではなく、身の内の火水が響いて御言となることである。

また、フトマニは、ただの占法ではない。布斗麻邇は、火水の一元が二に分かれ、さらに五十連の言戻へ展開する根本図式である。中心図象がツルキ(正典分類: 剣)であるため、この首では映すだけでなく、霊核を切り分け、火水二化を開始する働きが主となる。

サンスクリット音義照合

言霊法則 サンスクリット照合 裁定
吹く・含む・膨らむ bhu / phu / prāṇa 存在化・息吹
止まる・戸・統合点 sthā / dvāra 立つ・門
フト 太く大きい根源の息 bṛhat / sthūla 大いなるもの・太き場
タマ 霊・玉・中心核 ātman / maṇi / bindu 霊核・宝珠・種子点
フトタマ 大いなる霊核 bṛhat + ātman / maṇi 大霊核
身・水・見る mā / ambhas / mi 水身・測る・映す
ミミ 身に重なって響く聞こえ śruti / mantra 聞く・聖音
コト 言・事・凝り vāc / artha / dharma 言と事の一致
ミミコト 身に響く御言 śruti-vāc / mantra 聞かれた聖言
マニ 霊珠・真理の珠 maṇi 宝珠・霊的凝集点
フトマニ 大いなる霊珠法 bṛhat + maṇi 大いなる真理の玉
ニニ 二化・二重化 dvi / dvaya 水火二分・双極化

句ごとの真相解読

フトタマノ

フトは、太く大いなる根源の息である。フは吹き、含み、膨らむ働き。トは戸であり、止まり、立つところである。

タマは霊核であり、玉であり、中心に凝ったミタマである。

したがって、フトタマとは、大いなる火水の息が中心に凝って霊核となったものをいう。

第02首ではカタカムナカミが現れた。第03首では、そのカミが外に広がったままではなく、フトタマとして中心核へ凝る。

ミミコト

ミミは、耳で聞くことに限らない。ミは身であり水であり、ミミは身の内外に重なって響く聞こえである。

コトは言であり事である。言霊秘書の法則では、息が音となり、音が言戻となるため、コトは単なる意味ではなく、火水の働きが言として凝ったものである。

ミミコトとは、身の内の火水が響き、御言として聞こえることである。外の声を聞くのではなく、フトタマから発した響きが身に通り、御言として成立する。

フトマニニ

フトマニは、大いなる霊珠法であり、布斗麻邇の根本構造である。

マニはサンスクリットの maṇi とも響き合い、宝珠・霊的凝集点を示す。ここでは、フトタマとして凝った霊核が、フトマニとして法則化される。

最後のニニは、二化である。一つの霊核が、火と水、父と母、出息と入息、陽と陰へ分かれて働くことを示す。

中心図象がツルキ(正典分類: 剣)であるため、この二化は混濁ではない。剣によって切り分けられた水火の二原理である。

真相訳

大いなる霊核が立つ。

その霊核は、身の内に響き、御言となる。

御言は、布斗麻邇の霊珠法へ入り、

一つの火水は二つへ分かれ、

生成の法則として動き始める。

天聞アーク的再構成訳

第03首は、カタカムナの神性が、内なる霊核へ凝る歌である。

第02首で、カタカムナはカミとして現れた。

そのカミは、フトタマとなって中心に凝る。

中心に凝った霊核は、身に響く。

その響きはミミコト、すなわち御言となる。

そして御言は、フトマニへ入る。

一つだった火水は、剣によって二つに分かれる。

ここから、生成の法則が始まる。

最終裁定

第03首は、カタカムナカミがフトタマとして霊核化し、ミミコトとして身に響き、フトマニによって水火二化へ入る歌である。

一首の核:

神性は霊核となり、霊核は御言として響き、御言はフトマニの法によって火水二原理へ分かれる。

接続

第02首 = 響きの神性化。

第03首 = 神性の霊核化と水火二化。

第04首 = その水火二化した御言が、イハトハニを開き、カミナリテとして鳴り成る段階へ進む。

前後の首

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