TENMON JITEN

カタカムナ第41首とは|天魂を山津へ巡らす歌

KATAKAMUNA UTAHI / CANON VISUAL
カタカムナ第41首 図象符 - KATAKAMUNA V7 正典出版校正版
第41首 図象符|正典出版校正版 V7 / PDF p.133
カタカムナ第41首カタカムナ事典正典+天聞構造解読
正典確認済

PDF画像配置順に基づく正典校正済み。

原文

カム ナカラ トヨ クラ オカミ クラ ミツハ アマ タマ マト マリ
カタ カムナ マサカ ヤマ ツミ ムカヒ マリ オト ヤマ ツミヲ メクル マリ
ワク ミハラ ナル マ カヒ クシ サリ

正規化

カムナカラトヨクラオカミクラミツハアマタママトマリカタカムナマサカヤマツミムカヒマリオトヤマツミヲメクルマリワクミハラナルマカヒクシサリ

中心図象

印のミタマ

解読ステータス

  • 原文確認: PDF画像配置順に基づく正順
  • 中心図象: 印のミタマ
  • 解読方式: 言霊秘書の水火・五十連・言戻法則 × サンスクリット音義照合
  • 裁定: 語源断定ではなく、音義・法則・真言構造の照合として扱う

主題

第41首は、第40首で雷霊的な地力・岩根裂き・豊受女水・正中根がカタカムナへ再帰した後、その力を、カムナカラとして潜象の法のまま通し、トヨクラオカミ・クラミツハとして豊かな蔵水・暗水・水分の神性へ開き、アマタママトマリとして天魂を中心的に丸め、カタカムナの法へ据える歌である。
後半では、マサカヤマツミ・オトヤマツミによって正坂山・音山の水火身を置き、それらがムカヒマリ・メクルマリとして向かい合い巡り丸まり、ワクミハラナルで水腹が分かれ成り、最後にマカヒクシサリとして大いなる火水の串が去り、貫通後の次段階へ進む。
第40首 = 猛地力・太切断産霊・岩根裂き・岩筒男火・豊受女水・厳地響き・正中根。
第41首 = 豊蔵水・天魂的丸まり・山津身の正対巡り・水腹分化・大火水串の通過。

言霊秘書との整合

言霊秘書では、天地の水火は一に凝り、二に分かれ、また相対して巡る。火水は息となり、音となり、言戻となり、身体と国土へ現れる。
第41首では、雷霊的な地力が、荒い力のままではなく、クラ、すなわち蔵・暗・内奥へ入る。トヨクラオカミは豊かな蔵の水神であり、クラミツハは蔵された水分の女水である。
また、アマタママトマリは、天魂が的の中心へ丸まることである。水火の響きは、山津身の正対と巡りを経て、ミハラ、すなわち水腹・身腹へ分化する。
中心図象が印のミタマであるため、この首は、蔵された水・天魂・山・音・水腹・串を、正中の印に通して巡らせる構造として読む。

サンスクリット音義照合

言霊法則 サンスクリット照合 裁定
カムナカラ 潜象の法のまま kāma / ṛta / svabhāva 本性のまま流れる創造衝動
トヨ 豊かに満ちる pūrṇa / bhūri 充満・豊穣
クラ 蔵・暗・内奥 guhā / kośa 洞・蔵・鞘
オカミ 水を司る神性 āpaḥ / Varuṇa / deva 水神・水原理
ミツハ 水分・水の女 āpaḥ / ambā / vibhāga 水・母水・分化
アマタマ 天魂 ātman / maṇi / bindu 霊魂・霊珠・種子点
マトマリ 的に丸まる maṇḍala / bindu / granthi 円環・的・結節
マサカ 正坂・真の境 satya / mārga / sīman 真・道・境界
ヤマツミ 山津身 parvata / kṣetra 山・地場の身
ムカヒ 向かい・正対 prati / abhimukha 対向・反照
オト 音・響き nāda / dhvani 音響・聖音
メクル 巡る・回る cakra / parivarta 輪転・巡り
ワク 分け・湧く vibhāga / utsa 分化・湧出
ミハラ 水腹・身腹・中心母胎 garbha / udara / ambhas 胎・腹・水
マカヒ 大いなる火水 mahā / agni / āpaḥ 大いなる水火
クシ 串・貫く軸 kīla / sūtra / stambha 杭・糸・柱
サリ 去る・離れ通る sar / gam / visarga 流れ去る・放出

句ごとの真相解読

カムナカラトヨクラオカミ

カムナカラは、潜象の法のままに通ること。トヨクラは豊かな蔵であり、オカミは水を司る神性である。
カムナカラトヨクラオカミとは、潜象の水火が法のまま、豊かな内奥の蔵水として満ちることをいう。

クラミツハ

クラは蔵・暗・内奥であり、ミツハは水分・水の女である。
クラミツハとは、内奥に蔵された水分の神性である。第39首で禊がれた水分が、ここで蔵された水の働きとして定まる。

アマタママトマリ

アマタマは天魂、マトマリは的に丸まることである。
天魂が散らず、中心的に丸まり、的として定まる。これは第20首以降の天鏡・天水万象の流れを受け、天魂が中心の霊核へ収束する段階である。

カタカムナ

ここでカタカムナが現れる。
蔵水・天魂・的丸まりが成立した時、その全体はカタカムナの名形化法へ再び入る。

マサカヤマツミ・ムカヒマリ

マサカは正坂・真境であり、ヤマツミは山の水火身である。
マサカヤマツミとは、正しい境に立つ山の水火身である。ムカヒマリとは、その山津身が向かい合い、丸まることを示す。

オトヤマツミヲメクルマリ

オトは音であり、ヤマツミは山の水火身である。
オトヤマツミヲメクルマリとは、音を帯びた山津身が巡り丸まることをいう。山は静物ではなく、音の水火を持ち、巡る場である。

ワクミハラナル

ワクは分ける、湧く。ミハラは水腹・身腹・母胎である。ナルは成ることである。
ワクミハラナルとは、水腹が分かれ成り、内部の母胎が次の場へ開くことをいう。

マカヒクシサリ

マカヒは大いなる火水であり、クシは串・貫く軸、サリは去り、流れ通ること。
マカヒクシサリとは、大いなる火水の串が通り抜け、役割を終えて去ることを示す。串はただ留まるのではなく、貫くことで場を整え、次段階へ移る。

真相訳

潜象の法のまま、豊かな蔵水の神性が満ちる。
内奥には水分の女水が宿る。
天魂は的へ丸まり、中心霊核となる。
その全体はカタカムナの法へ入る。
正境の山津身が向かい合って丸まり、
音を帯びた山津身が巡り丸まる。
水腹は分かれ、母胎として成る。
大いなる火水の串は貫き、通り去る。

最終裁定

第41首は、カムナカラの法で豊かな蔵水と水分を立て、天魂を的へ丸め、カタカムナに据え、正坂山津身と音山津身を向かい合わせて巡らせ、水腹を分け成らせ、大火水の串を通過させる歌である。
一首の核:
雷霊的な地力は、蔵水・天魂・山音・水腹へ精密化され、大いなる火水串によって貫かれた後、次の生成段階へ移る。

接続

第40首 = 猛地力・太切断産霊・岩根裂き・岩筒男火・豊受女水・厳地響き・正中根。
第41首 = 豊蔵水・天魂的丸まり・山津身の正対巡り・水腹分化・大火水串の通過。
第42首 = この蔵水と水腹分化を受け、さらに天地水火と身体国土の精密な運行へ進む。

前後の首

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