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カタカムナ第76首とは|天割れで言事を読む歌

KATAKAMUNA UTAHI / CANON VISUAL
カタカムナ第76首 図象符 - KATAKAMUNA V7 正典出版校正版
第76首 図象符|正典出版校正版 V7 / PDF p.203
カタカムナ第76首カタカムナ事典正典+天聞構造解読
正典確認済

PDF画像配置順に基づく正典校正済み。

原文

カム ナカラ アマ ワレマ アメノ クソムス オキ ヤホマ カム ウツシ
スヘ カエシ フナ コロシ カム ナカラ ア ナ アマ ハユ ユツ
コナ カムミ マリ アメノ コト ミチ ヨミ カム アマ

正規化

カムナカラアマワレマアメノクソムスオキヤホマカムウツシスヘカエシフナコロシカムナカラアナアマハユユツコナカムミマリアメノコトミチヨミカムアマ

中心図象

印のミタマ

解読ステータス

  • 原文確認: PDF画像配置順に基づく正順
  • 中心図象: 印のミタマ
  • 解読方式: 言霊秘書の水火・五十連・言戻法則 × サンスクリット音義照合
  • 裁定: 語源断定ではなく、音義・法則・真言構造の照合として扱う

主題

第76首は、第75首で天水を含む生命運行が、凪から新たに生まれ、多重腹へ嵌まり、八方へ写され、豊受女水に受けられ、天の八方神性と素材場へ開いた後、その素材場の水火を、カムナカラとして潜象の法のまま通し、アマワレマとして天水の割れ目・真間を開き、アメノクソムスとして天の奥底の結びを起こす歌である。
さらに、オキヤホマ・カムウツシにより奥の八方真間へカムを写し、スヘカエシで返しを統べ、フナコロシで船の転がり・凝り・運搬体を処理し、再びカムナカラの法でアナアマハユ・ユツへ入り、コナカムミマリで粉・小名・小核の神身を丸め、最後にアメノコトミチヨミ・カムアマとして天の言事の道を読み、潜象天水へ戻す。
第75首 = 凪生み・五百原腹嵌め・八方写し・隈霊分け産霊・豊受女水・奥火処睦み・常神身丸まり・天八方神・天杣。
第76首 = 天割れ真間・天奥底結び・奥八方真間・カム写し・統べ返し・船凝り処理・穴天映え・小核神身丸まり・天言事道読み・潜象天水。

言霊秘書との整合

言霊秘書では、天地の火水は一に凝り、二に分かれ、息・音・言戻・形へ現れる。生成は、割れ、結び、写し、返し、読み、また潜象へ戻る循環である。
第76首の「アマワレマ」は、第72首のワレメを受け、ここでは天水側の割れ目・真間として開く。割れ目は傷ではなく、生成の通路である。アメノクソムスは、天の奥底・糞土的な重濁すらも、ムス、すなわち産霊へ結ぶ働きとして読む。
「スヘカエシ」は第74首にも出た統合的な返しであり、第76首では船の運び、凝り、ころがりを一度返し、再び穴・天・映え・湯津へ通す。
中心図象が印のミタマであるため、この首は、天の割れ目、奥底の結び、船の凝り、穴天の映え、小さな神身を、正中で読み分け、最後にカムアマへ戻す循環として読む。

サンスクリット音義照合

言霊法則 サンスクリット照合 裁定
カムナカラ 潜象の法のまま kāma / ṛta / svabhāva 本性のまま流れる創造衝動
アマワレマ 天水の割れ真間 ambhas / bheda / madhya 天水・分裂・中間
クソムス 奥底の濁りを結ぶ mala / mūla / yuj / sambhava 濁り・根・結合・生成
オキヤホマ 奥八方真間 antara / aṣṭa / madhya 奥・八方・真間
カムウツシ 潜象の写し kāma / pratibimba 潜象・反照
スヘカエシ 統べ返し saṃgraha / nivṛtti 統合・還帰
フナコロシ 船凝り・運搬体の転換 nāvā / granthi / pariṇāma 船・凝り・変換
アナアマ 穴と天水 guhā / kha / ambhas 洞・空・天水
ハユ 映ゆ・生ゆ・栄ゆ bhā / udbhava / śrī 輝き・発生・栄え
ユツ 湯津・揺る津・液化通路 udaka / drava / yuj 水域・液化・結び
コナ 粉・小名・細かい粒 aṇu / rajas / nāma 微粒子・塵・名
カムミ 潜象の神身 garbha / kāma / deha 胎蔵・潜在身
マリ 丸まり・凝り maṇḍala / granthi 円環・結節
コトミチ 言事の道 vāc / artha / mārga 言・事・道
ヨミ 読み・黄泉読み jñāna / pāṭha / yama 知・読む・地奥
カムアマ 潜象天水 kāma / ambhas / dyu 潜象・天水

句ごとの真相解読

カムナカラアマワレマ

カムナカラは、潜象の法のままに通ること。アマワレマは、天水の割れ目・真間である。
第75首で天の素材場へ開いた水火は、第76首で天水そのものの割れ目へ入る。ここでの割れは破壊ではなく、次の言事道を開く入口である。

アメノクソムス

クソは、奥底の濁り・排出・重濁である。ムスは結び・産霊である。
アメノクソムスとは、天の側においても、奥底の重濁を排除せず、生成へ結ぶことをいう。清いものだけでなく、排出されるもの、濁るものも、水火循環の材料となる。

オキヤホマ・カムウツシ

オキは奥、ヤホは八方、マは真間である。カムウツシは潜象の写しである。
奥の八方真間に、カムが写される。これにより、潜象は多方位の真間へ反照される。

スヘカエシ・フナコロシ

スヘカエシは、返しを統べること。フナコロシは、船の凝り・転がりを処理することとして読む。
船は水火を運ぶ器であるが、運ぶ器も凝れば滞る。ここでは、その船的な運搬体の凝りを返し、次の通路へ移す。

カムナカラアナアマハユユツ

アナは穴、アマは天水、ハユは映え・生え・栄え、ユツは湯津・揺る津である。
穴と天水が通じると、水火は映え、生え、液化した津として動く。

コナカムミマリ

コナは粉・小さな粒・小名である。カムミは潜象の神身。マリは丸まりである。
コナカムミマリとは、微細な粒・小核としての神身が丸まることを示す。大きな神身だけでなく、微細な粒にもカムが宿る。

アメノコトミチヨミ・カムアマ

アメノコトミチは、天の言事の道である。ヨミは読むこと、また地奥を読むこと。カムアマは潜象天水である。
最後に、天の言事道が読まれ、その読みは潜象天水へ戻る。これは第76首が、物質的な穴や船の処理で終わらず、言事道の読みに至ることを示す。

真相訳

潜象の法のまま、天水の割れ真間が開く。
天の奥底の重濁も、産霊へ結ばれる。
奥の八方真間には、カムが写される。
返しは統べられ、船の凝りは処理される。
穴と天水は通じ、水火は映え、湯津として動く。
微細な神身は丸まり、
天の言事の道が読まれる。
その読みは、潜象天水へ戻る。

最終裁定

第76首は、アマワレマで天水の割れ真間を開き、アメノクソムスで天奥底の重濁を産霊へ結び、オキヤホマ・カムウツシで奥八方真間へ潜象を写し、スヘカエシ・フナコロシで運搬体の凝りを返し、アナアマハユユツ・コナカムミマリを経て、アメノコトミチヨミからカムアマへ戻す歌である。
一首の核:
天の素材場は、割れ真間と奥底結びを通って、微細な神身へ丸まり、天の言事道を読みながら、潜象天水へ還る。

接続

第75首 = 凪生み・五百原腹嵌め・八方写し・隈霊分け産霊・豊受女水・奥火処睦み・常神身丸まり・天八方神・天杣。
第76首 = 天割れ真間・天奥底結び・奥八方真間・カム写し・統べ返し・船凝り処理・穴天映え・小核神身丸まり・天言事道読み・潜象天水。
第77首 = この潜象天水への還りを受け、さらに心身水火・言事・現象化の次段階へ進む。

前後の首

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