カタカムナ図象:神代の謎に迫る

カタカムナ図象の特異性

皆さん、カタカムナ図象についてはご存知でしょうか。神話の発祥の地である九州にて、私は多くの磐座を目にしました。しかし、驚くことにカタカムナ図象が刻まれている磐座を一つも発見することができませんでした。これはなぜでしょう?

古代文字との比較

古代の象形文字、例えばシュメール文字や阿比留草文字は、流動的なラインが特徴です。しかし、カタカムナ図象は「○」と「+」を主体としており、明確な法則に基づいています。

大八嶋の法則とカタカムナ図象

本サイトで頻繁に取り上げている大八嶋の法則は、カタカムナ図象の制作技法として非常に密接な関係にあります。この法則は12,000年以上前のものとしては異例です。このため、ウタヒとして口伝されていたカタカムナに図象を加えたのは後世の者である可能性が高いと考えています。

弘法大使空海とカタカムナ図象

出口王仁三郎によれば、弘法大使空海はこの大八嶋の法則を基にカタカナを創出したとされています。この考えから、カタカムナ図象も同様の法則から生まれたものと推察されます。

カタカムナ図象の真実

私の結論としては、カタカムナ図象は、文字のない時代の「ウタヒ」を文字として残そうとした空海の試みではないかと考えています。

しかし、カタカムナのウタヒ自体は神の経綸として古代から伝わってきたものであることに変わりはありません。現在、多くの人々は神を崇拝の対象としていますが、カタカムナを通じて見る神はそれとは一線を画す存在であったと考えられます。

神の実在性、そしてその神からのメッセージをカタカムナというウタヒとして解明し、共有することがこのサイトの目的となっています。

真の言靈について

言靈は、言葉が形成される前から存在していました。この原始的な言靈を理解することなく、僻言として誤解されることも多いのです。出口王仁三郎の言葉にも、「文字に依存せず、布斗麻邇ノ御靈を通じて理解を深めるべきである」との教えが記されています。


皆さんも、この古代の知識や思想を探究することで、日本の文化や歴史に新たな視点を持つことができるかもしれません。次回も、さらなる情報や考察をお届けします。お楽しみに。